< リコー1・オリンピック >
カメラ名 オリンピックA
(OlympicA)
製造国&メーカー 日 本・理研光学
製造年月 1934年 シャッター オプトクローム
T,B,1/25
レンズ ニューゴールド
50mm F8.0
ベークライトボディの簡易カメラ。それでも当時としては立派な標準的カメラ戦前の一般用カメラのフィルムサイズは、ブローニーとベストであった。ベスト判は6.5×4cm、4×4cm、3×4cmの3種類の画面サイズがあった。3×4cm判は一番ポピュラーな画面サイズであり、多くのカメラが作られた。 オリンピックA型は簡易型カメラではあるが、日本のカメラとしてはじめてベークライトボディを採用した。樹脂をボディに使うことは今日では常識化しているが、当時は珍しかった。 このカメラはドイツのRUBERG & RENNER 社の Baby Ruby のコピーと言われる。
カメラ名 オリンピックB
(Olympic B)
製造国&メーカー 日 本・理研光学
製造年月 1934年 シャッター オプトクローム
B,1/25~1/50
レンズ オリナースペシャル
50mm F6.3
  オリンピックA型に続いて発売されたB型では海外製品の模倣から少し離れた。レンズとシャッターは独自設計された物に変わっている。 日本のカメラが海外製品の模倣からはじまり、次第に独特の形態を得るようになるが、このオリンピックカメラもまったく同じような発展形をたどっている。 ファインダーは逆ガリレオ式に改められた。
カメラ名 オリンピックジュニアー
(Olympic Junior)
製造国&メーカー 日 本・理研光学
製造年月 1936年 シャッター オプトクローム
B,1/25
レンズ オリナー
50mm F8.0
 オリンピックのB型に続いて発売されたカメラで、ボディはB型とおなじであるが、A型やB型と違って、金属部はクローム仕上げとなっている。
カメラ名 オリンピックC・
(Olympic-C)
製造国&メーカー 日 本・理研光学
製造年月 1938年 シャッター 簡易
T、B,1/25~1/150
レンズ オリナー
50mm F4.5
 ボディは8角型となり、裏蓋はそれまで着脱式だったのが、ちょうつがいによる開閉式となった。 このためボディが多少大きくなり立派になった。 前玉回転によるフォーカスがついたのでレンズ前面の印象もカメラらしくなっている。
カメラ名 オリンピックフォア・
(Olympic-Four)
製造国&メーカー 日 本・理研光学
製造年月 1939年 シャッター オプトクローム
T,B,1/25~1/150
レンズ ウーカス
50mm F4.5
 オリンピックフォーまたはニューオリンピックとよばれていて、社名が理研光学となってから発売されたカメラで4X4判でオリンピックC型の新型として発売された。 おもな相違点はボディー前面にあった大きなヘリコイドを引き出し式に変えて、4X4判になったことで裏蓋の赤まどが3つになった。フィルム送りは下と上の窓で1.3.5.7真ん中の窓で2.4.6.8を出して12枚写すようになっていた。
カメラ名 レチックス(Lechix) 製造国&メーカー 日 本・理研光学
製造年月 1940年 シャッター オプトクローム
T,B,1/25~1/150
レンズ ウーカス
50mm F4.5
  オリンピックカメラ初期の4cmX4cm判では、ベークライトによるモールドのヘリコイド沈胴としていたが、生産性が悪かったので、板金プレスと飛び出し鏡胴に移行していった。ベークライトボディに金属光沢の鏡胴 、 ボディは同じベークライトによる裏蓋着脱式にして構造をかんたんにした。フィルム巻き取りはカウンターを付けて4cmX4cm判に対応した。
カメラ名 ゼッサン 製造国&メーカー 日 本・理研光学
製造年月 1940年 シャッター オプトクローム
T,B,1/25~1/150
レンズ ウーカス
50mm F4.5
  オリンピックカメラ初期の4cmX4cm判では、ベークライトによるモールドのヘリコイド沈胴としていたが、生産性が悪かったので、板金プレスと飛び出し鏡胴に移行していった。ベークライトボディに金属光沢の鏡胴 、 ボディは同じベークライトによる裏蓋着脱式にして構造をかんたんにした。フィルム巻き取りはカウンターを付けて4cmX4cm判に対応した。
カメラ名 ベストオリンピック 製造国&メーカー 日 本・理研光学
製造年月 1940年 シャッター オプトクローム
T,B,1/25~1/150
レンズ ウーカス
50mm F4.5
  ベスト判フィルムのオリジナル画面サイズである4×6.5cmの画面のカメラ。ベスト半裁判や4×4cm判とくらべると、レンズの焦点距離が長く、鏡胴が長く飛び出している。 鏡胴はバネの力で前に押し出されている。収納時は鏡胴の左右の掴み手をわずかにまわして、押し込んで回転をもどして止める。
カメラ名 ベストアドラー 製造国&メーカー 日 本・理研光学
製造年月 1940年 シャッター オプトクローム
T,B,1/25~1/150
レンズ ウーカス
50mm F4.5
  ベスト判フィルムのオリジナル画面サイズである4×6.5cmの画面のカメラ。ベスト半裁判や4×4cm判とくらべると、レンズの焦点距離が長く、鏡胴が長く飛び出している。 鏡胴はバネの力で前に押し出されている。収納時は鏡胴の左右の掴み手をわずかにまわして、押し込んで回転をもどして止める。