【悲報】引きこもりのワイ、里から追い出される。誰か助けて。【所持金0】   作:ケンブリッジ明夫

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前回のナドラとのほにゃほにゃという強化イベントによって割とそこそこ孝太郎が強くなりました。
今回でママは対魔忍編は結構佳境に近づきました。



裏切りの末路

朝早く。

日もまだ完全には昇り切っていないにも関わらず、民家の家の前でスタンバイしている金髪の女・・・いや、女の恰好をしている男が一人。

桂孝太郎である。

現在、吉沢の家の前でじっと対象が出てくるのを待っている。

なぜ女の恰好をしているか。

それはもし夏鈴が居ても、自分だと分からないようにする為である。

ナドラに手伝ってもらったため、割と遠目から見たら普通に女の子である。

息を潜めて待機していると、吉沢の家の扉が開く。

あのガキと吉沢が朝早くにも関わらず、一緒に公園に出向いていく。

吉沢はなぜか対魔忍のようなピチピチのスーツを身に着けている。

昔着ていた物だろうか?

でも対魔忍じゃないくせになんでそんなものを着ているんだ。

こいつ、コスプレして外出てますよ、やっぱ好きなんすねぇ・・・。

心の中でそう揶揄しつつ、後ろを気づかれないように付いて行った。

 

 

行為が終わった後、加奈に言われて朝早くに散歩に出る。

加奈にこんな趣味があったなんてな・・・・・。

少年は吉沢と行為を重ねていくにつれてまるであこがれの彼女が自分の物になったかのような征服感を抱いている。

この人はもう僕の物なんだ。

そんな風に考えていたのだ。

「公園・・・行こうか。」

「は、はい・・・!」

彼女がこちらを振り返り、そう言う。

その時の加奈さんからは謎の色気を感じて、胸が高鳴った。

 

公園に着く。

公園には朝早くであるので、人がいない。

何故こんなところに加奈さんが来たんだろう。

そう思っていると、

「よく来たな・・・対魔忍カナ。待ちわびたぞ・・・・。」

「っあれは・・・・!!」

前にも公園で出くわした魔族だ。

奴から攻撃されて僕のチ○コがおかしくなってから加奈との関係が始まった。

複雑な気持ちだが、あれは魔族だ。

今もきっと攻撃しようとしているに違いない。

でもこちらには対魔忍の加奈がいる。

だから大丈夫だ!

加奈は一歩踏み出して、魔族に向かって歩いていく。

いいぞ!そのままやっつけちゃえ!

そう思った矢先に、加奈と魔族の距離が鼻先まで近くなり、そして・・・・・

「んちゅぅぅ〜〜〜〜、ぶちゅ♡ズチュ♡レロォォン♡・・・はぁ・・はぁ・・・連れてきましたぁご主人様ぁ♡」

「ん、フフ・・・・ご苦労だ加奈。」

なんと加奈さんがまるで愛しい人を見るような蕩けた目で魔族と濃厚なキスをし始めた。

「は、・・・な、何やってんだよ・・・・おばさん。」

呆気にとられる少年、そんな彼を加奈は振り返り見つめる。

「ごめんね。健也君・・・」

「なんで・・・なんで謝るの!?なんでソイツとキスしてるの!?おばさん対魔忍だったんでしょ!?だったらソイツを倒してよっ!!」

健也はそう叫ぶも、加奈は動く素振りすら見せない。

すると魔族の男はにやりと下卑た笑みを浮かべる。

「まだ分からないか?この女はなぁ・・・俺の女なんだよ!!」

魔族が勝ち誇ったような顔でそう叫ぶ。

健也は信じられない気持ちになるが、そう叫ぶ魔族にうっとりした表情で寄り添う加奈がそれが事実であると如実に物語っていた。

「そんな・・・・嘘だ!嘘だァ!!」

認めない健也を憐れみの籠った目で見つめる魔族。

「可哀そうになぁ・・・だが良い夢を見れただろう?憧れの女と交わることが出来たのだから。」

「ど、どういうことだ!?」

魔族の男は高笑いを上げる。

「お前がこの女とやれるようになったのは私のおかげだということだ。偶然加奈と魔族の邂逅に巻き込まれ、魔族の攻撃を受けることで股間に毒が回り、それを治すために交わった対魔忍と段々と男と女の関係になっていく。・・・・そんな都合のいい話があると思っていたのか?貴様は私に利用されたのだよ。わざわざこの女に憧れている貴様とこの女が二人きりの瞬間を狙って襲撃したに決まっているだろう。お前はよくやったよ。調子に乗ってこの女とどんどん関係を結んでくれたことでこの女の貞操感覚や快楽に対する抵抗感を著しく下げてくれたのだからな。こうやって・・・気持ちよくしてやるとすぐ堕ちた。本当にありがとう。」

「あっ♡だ、ダメですこんなところで・・・あっ♡イクッ♡」

魔族は健也に感謝すると、おもむろに加奈の股間に手を当てがって荒々しく動かしていく。

それに伴い加奈は魔族の腕にしがみつき、あへあへと快楽に流された顔を見せて、嬌声を上げる。

「そ、そんな・・・・僕のチ〇コ好きだって・・・・僕の物になってくれるって・・・・昨日言ったじゃないか!?」

健也が悲痛にそう叫ぶも、加奈は健也を見ることはない。

「ごめんね健也君、あれ嘘・・・・確かに旦那よりも気持ちいいし健也君は好きよ?・・・・・でもご主人様よりも気持ちよくないの。」

遠慮なしに告げられる残酷な本音。

その言葉を聞くと健也は膝を地面につけて俯くと、泣き出した。

加奈との関係が仕組まれたものだったこと、そして男としての敗北感と愛しの人を手に入れたにも関わらず奪われたことへの悲しみ。

辛い現実に打ちひしがれる少年を眺めて、魔族の男は愉悦に浸った笑みを浮かべて口を開く。

「だがこの女を手に入れることが出来たのもお前の貢献のおかげだ。・・・・だからこそ最後に夢を見させてやろう。捕らえろ加奈。」

「仰せのままに、ご主人様。」

そう言うと加奈はゆっくりとするどい殺気を見せて健也に歩み寄る。

「ひっ!・・・・や、やめて!!殺さないで・・!!!」

尻もちを付き、怯えて後ずさる。

そんな少年を見て、加奈は微笑む。

「大丈夫よ、殺しはしないわ。ただあるところに連れていくのに少し眠ってもらうだけよ。」

そう言って加奈が踏み込み、駆け出そうとした瞬間・・・

「ちょっと待ったぁぁぁぁぁあああああ!!!!」

男の叫び声と共に一人の男が健也と加奈の間に飛び込んでいき、加奈を殴り飛ばす。

「な、き、貴様・・・・何者だ!!」

「お、お兄さん・・・・誰?」

前方に居る魔族の男と後方の少年が目の前の状況を打破した乱入者に何者かを問う。

孝太郎からすれば昔テレビで見たある場面を思い浮かべさせる。

だからこそ自然と口が動いたのだ。

「俺の名前は桂孝太郎。通りすがりの対魔忍?・・だ。覚えておけ。」

言っている途中でそういえば任務は受けてるけど家の中で見ていただけだし、俺はいっぱしの対魔忍といえるのか?と一瞬自分の中で疑問が浮かんできたためにキメ台詞を吐いたにも関わらずなんか締まらない。

「対魔忍・・・現役の!」

加奈が立ち上がりつつも懐からナイフを二本出して構える。

そんな加奈を眺めて鼻で笑う孝太郎。

「よぉ、面と向かって会うのは初めてか?不貞人妻。」

「・・・・私はあなたなんて覚えはないわ。」

加奈がにやつきづらの孝太郎と訝し気な表情で対峙する。

孝太郎にとっては何日も不貞行為を眺めさせられた挙句にもう既に魔族堕ちしているとかいう糞みたいな人物ではあるが、加奈にとっては初対面以外の何者でもない。

加奈と孝太郎が睨み合っていると、加奈の傍に夏鈴がどこからともなく現れる。

「あなたはッ!!」

加奈が対魔忍であると警戒するも、魔族は笑みを崩さずに加奈に告げる。

「夏鈴もお前と同じ俺の女だ。そんな男など放っておいて私を連れてあそこへ行くぞ加奈。ここは任せた夏鈴。」

「・・・・・了解、しました。」

夏鈴は俯きつつも、頷く。

そしてそれを見た魔族の男は加奈に担がれながらも、高笑いを上げて孝太郎に対して言葉を浴びせる。

「くっはははは!!現役対魔忍同士が争うなどなんて面白い催しだ!!貴様は、同僚であるその女を手にかけることが出来るか!!」

高笑いを上げながら、加奈に連れられてどこかへ行ってしまう魔族の男。

「・・・なんだアイツ、うるさっ。」

孝太郎は高笑いを上げてどこかへ飛び去った魔族の男を見て、ぼそりと呟く。

そして前方の夏鈴と向き合う。

「・・・・なんのつもりかしら?私から逃げ回っているものだと思っていたのだけれど。」

夏鈴が孝太郎を睨み付ける。

しかし孝太郎はどこ吹く風。

不敵な笑みを浮かべる。

「もう逃げる必要がないからな!」

「逃げる必要がない・・・・?」

孝太郎の発言に首を傾げる。

あの時は孝太郎なんて脅威にすらならず、逃げられたのもダークエルフの妨害によるものだ。

だというのに、この余裕はなんだ?

「侮るなよ・・・確かにあの時の俺は弱かった。・・・でも今日の俺は、昨日の俺を、超えていく!!」

そう言って夏鈴に対して走り寄ろうとする孝太郎。

瞬間、夏鈴は銃を構えて3発発砲する。

しかし、あろうことか孝太郎はそれを潜り抜けて、拳を振るう。

拳を受けるも、昨日とは違い威力を受け止めきれない。

(なんだ・・・・昨日とは重みが違う・・・!!それに・・・・・)

振るわれ続ける拳を受け止めるも、前蹴りを放たれる。

いなすことには成功するも、以前の彼とは違う。

そのことから飛びのいて距離を離す。

「なにを・・・・それにどうやって銃弾を捉えた!以前の君ならこんなことは出来ないハズ・・・・」

戸惑う夏鈴を見て孝太郎は笑みを深める。

「なに、驚かれるのって案外悪くないもんだな。銃弾については銃口の向きから軌道を読んだ。俺はいつもFPSでは相手の放たれる銃の軌道が見えるチートを使っていてな。それの応用さ。それに言ったろ?今の俺は昨日とは違う。本気を出したってわけだ。」

「・・・・昨日は手加減してたとでも言うの?」

「ああ、そうさ。なにか事情があって魔族に従っていると思ったが、今さっき分かった。アンタはただの裏切り者だ。もう容赦は・・・・しない!!」

そう言って夏鈴を睨み付ける。

ちなみに言っていることはすべてその場で思いついた出まかせである。

銃弾はなんかなんとなく来るかなぁ~って感じで適当に避けたら避けられただけであり、拳の威力や反応速度もただナドラに対魔粒子の詰まりを治してもらって、スムーズに巡回するようになったことで身体能力が上がっただけのことである。

昨日は手加減なんてしてないし、なんなら本気で交戦してあのザマである。

そして昨日夏鈴に攻撃されて初めて裏切りに気づいたのにただその場の雰囲気でカッコいいかなと思って口走ってしまったのだ。

ちなみにチート云々は本当の話である。

人間の屑がこの野郎・・・・・。

 

(・・・・まさか私が力量を見抜くことも出来ずに裏切りを事前に察知されていたなんて・・・・・この男は底知れない。幸いご主人様は吉沢加奈に連れられて既に逃げた。ならもうまともに戦う必要もない。)

どうやら孝太郎のでまかせは精神攻撃として思いもよらぬ効果を出したようだ。

もはや夏鈴は力量が分からない孝太郎に対する戦意を喪失し、撤退しようとしている。

そして孝太郎とにらみ合い、腰元に手をやって、スモークグレネードを掴み、地面にぶつけた。

煙は辺りに広まり、目の前の男の視界を奪うことで十分に逃げる時間を稼ぐ。

・・・・・そのはずだった。

一陣の風が吹き、スモークグレネードから出る煙を煙幕ごと彼方に吹き飛ばす。

「なに!?・・・まさか、あの女!!」

夏鈴はその風に覚えがあった。

孝太郎を追い詰めた昨日、悉く自分の邪魔をした風。

そしてその使い手を。

「孝太郎さん、帰ってこないので心配しましたわ!!」

ナドラがバイクに跨った状態で公園の前の路上に駐車していた。

「てめぇ逃がさないぞ!!」

ナドラに視線をやった瞬間、また孝太郎が距離を詰める。

もはや逃げることは不可能と考えるとクナイを振るう。

顔を引くことでクナイを避けるも、少し掠り頬に小さく切り傷が走る。

しかしそのクナイを振るった腕を掴んで、捻りあげて脇腹に蹴りを入れる。

そしてクナイを奪ったら、それを足に投げる。

しかし夏鈴は足を引っ込めてクナイを避ける。

その瞬間を狙ったかのように風に薙がれて、公園の木に叩きつけられる。

「かはっ・・・!?」

木に叩きつけられ、空気を吐く。

「ナドラ、昨日話していたアレやるぞ!!」

「え、あれって・・・本気でやるんですの!?危ないですわ!!」

孝太郎の提案を血相を変えて警告する。

しかし孝太郎はヘラヘラと笑って聞くことはない。

「頼む!あれ本当に人生で一度でいいからやってみたかったんだ!!お願い!!」

「・・・わかりましたわ。どうなっても知りませんよ!!」

頼み込む孝太郎に根負けして腕を孝太郎へ向ける。

するとつむじ風が孝太郎の足元に現れたかと思えば、その勢いが強まり、ドンドンと孝太郎は宙に浮かび上がっていく。

「なっ・・・・・!?」

夏鈴は目を見開くも、木に全身を強打したことですぐに立ち上がることができない。

腕を広げて宙に十分浮かび上がった孝太郎は楽しそうに叫ぶ。

 

「いい風が吹いてきた!!これで決まりだ!!」

そう言った瞬間、風が追い風のように後ろから吹く。

そして孝太郎が足を突き出し、飛び蹴りのような姿勢になる。

追い風は背中を押すことで推進力となり、速度が上がることで破壊力を上げた。

 

「うおおおおお!!サイクロンマキシマムドライブ!!!」

明らかにWをイメージしていた。

まぁ風を操作することのできる仲間がいるのであれば重度の仮面ライダーオタクである孝太郎が思いつくのも無理はないだろう。

風を纏った蹴りは見事夏鈴の腹に突き刺さるかのように直撃して、夏鈴は口から血を吐きだすと倒れ伏す。

背中側に木がある分、蹴られた時の衝撃の逃げ場がなく、余計に破壊力が増したのだろう。

起き上がる気配はない。

「・・・とにかく終わったな。・・・あっ、罪を数えろ言うの忘れてた・・・あっー!しくじった!!」

地面に無事着地すると、自身のやりたかったムーブが不十分だったことに気づき、悔しそうに地団駄を踏む。

そんな男を眺めていた少年ははっと助けてもらったのだということに気づき、孝太郎に駆け寄る。

「あ、あの・・・!助けてくれてありがとうございます!!」

孝太郎は少年に目を向けると、彼に声を掛けた。

「なに、お礼は良い。俺も対魔忍だからな。それよりも気になることがある。・・・ちょっとこっちに来てもらえるかな?」

言われるままに孝太郎の近くに歩み寄る。

するとその瞬間、孝太郎が胸倉を掴んでガキの顎を的確に殴り飛ばした。

「ちょ、孝太郎さん!!」

急に子供を殴り飛ばし始めた孝太郎に声をかけるが、孝太郎はもはや子供を蹴り続けて話を聞いてない。

「てめぇこの野郎、てめぇのせいで通常の3倍は監察するのがきつかったわ!!クソガキがっ!!!えぇ!まだ幼い癖に人妻垂らしこもうとしやがって、子供の時はなぁ!同年代との淡い恋とか恋人未満親友以上みたいな関係を堪能できる唯一の時期なんだぞ!!てめぇそれをドブに捨てやがって精神疑うわ!!ガキがっ!性交渉なんてっ!百年ッ!速いんじゃぼけぇ!!!」

孝太郎は今までの監察任務での鬱憤や眺めている間ずっと思っていたこと、そして成長して学校が嫌いになってしまったことでもう体験することはないまるで青春ラブコメのような日々をこんな若い歳で目の前で人妻相手にかなぐり捨てたクソガキに対してのやるせない怒りを本人にぶつけていく。

(・・・まぁあの子、孝太郎さんが戦っている間も私に劣情の籠った視線を向けてきたエロガキですし、いいお灸になるでしょう。)

ナドラは今までの下賤な男たちとエロガキを重ねて、孝太郎を制止しようとするのをやめた。

人妻との交わりはまだ小学生くらいの子供ですら雄にしてしまうということなのだろう。

 

夏鈴の持っている物を全部取り上げて、その辺で買ってきたガムテープで顔までぐるぐるのミイラ状態にして、気絶したガキと公園に放置して、あの魔族の男を追って歓楽街に出る。

しかし街に出た時点でなにか異変に気付いた。

「・・・・なんだこりゃ。」

歓楽街のところどころの建物から瓦礫や人が落ちていき、挙句の果てには窓が内側から割られたり、火柱が屋上から立ったりしている。

そして眺めている内に、割れた窓から対魔忍?が魔族相手に刀を振るっているのが見える。

孝太郎は一瞬、自分が送ったメールを見たアサギが寄越した援軍かと思ったが、そうであるのならばここまで大規模に、言い方を悪くすると派手に暴れまわるようなことをするだろうか?

数多ある対魔忍の襲撃を受けている建物を外から複数走り回って確認する。

すると・・・・・

「あの建物から・・監察任務で見ていた女性の感情と思しき流れを感じます。」

人が多いから定かではないが、と付け加えてナドラは孝太郎に知らせる。

「・・・いや、手がかりが少ない。とにかくここに入ってみよう。」

現在はあの魔族の男と吉沢を絶賛見失い中である。

それにナドラの魔眼の凄さは孝太郎が身をもって知っている。

本人に自信がないとはいえ、根拠としては十分だろう。

そうして二人は無数の対魔忍の襲撃を受けている建物の中の一つ、魔族の男と吉沢が逃げ込んだと思しき場所へと足を踏み入れるのだった・・・・・。




孝太郎が仮面ライダーWの真似をしようとしている時点で分かるかもしれませんが、コイツ強くなって調子に乗ってます。
まぁ今まで弱いことを気にしていたので少しでも強くなれて嬉しいんでしょうね。
ただ次の回か、次の次の回ではボコボコにしようと思います。
正直こんなクズを長らく調子に乗らせるつもりはありません。
孝太郎の強化期間は2話で終わるというわけですね。
悲しいなぁ・・・・・・。

そして夏鈴さんは武器も取られて丸腰になった挙句に、頭の先から足の先までガムテープでぐるぐる巻きになってミイラ状態にされてしまいました。
顔面までガムテープでぐるぐるにされているのでほぼ自力では解けません。
そしてエロガキをぶん殴る孝太郎。
まぁクソガキ竿役で、挙句の果てに魔族の男に吉沢を堕とすのに利用されていたので多少はね?

またコメ欄で股間に集まった対魔粒子の流れをよくしたら竿役おにいさんのようになったジョイスティックは元に戻るのでは?というコメントがあったので言いますと、一度形の変わった物がそう簡単にホイホイ戻ることはありません。
孝太郎には一生竿役お兄さんで居てもらいます。

歓楽街で襲撃している対魔忍はみんなスレ民です。
スレのイッチも居ます。

次の回は掲示板民が襲撃した時の掲示板を掲示板形式で書いて、次の次の回では孝太郎目線で建物に入って、魔族たちが既にみんなやられていると思いきや、スレにおいて有名なあの人がナドラを殺しにやってくる感じに途中でもっと良い構想が浮かばなければなると思うので、お楽しみ頂ければと思います。
これからも更新頑張っていきますので、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

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