基本講座:レベル順に学びます
【BRMTレベル1:BRMTと原始反射】
ハーラルド医師が自身のクリニックでリズミックムーブメントを行った所、その恩恵を著しく感じたのは、統合失調症の患者とADHDの子ども達だったと言います。
その経験から、特にレベル1では、原始反射をADHD/ADDとの関係でも見ていきます。
レベル1では、原始反射の中でも以下のものを扱います。
講座で学ぶ原始反射
Tonic Labyrinthine Reflex (TLR) 緊張性迷路反射
The Landau Reflex ランドー反射
The Symmetrical Tonic Neck Reflex (STNR) 対称性緊張性頸反射
The Spinal Galant Reflex ガラント反射
The Amphibian Reflex 両生類反射
The Babinski Reflex バビンスキー反射
【BRMTレベル2:リズミックムーブメント、情動と内なるリーダーシップ、辺縁系】
この講座を受講には、事前にレベル1の受講をすませている必要があります。
感情をテーマにした講座です。新たに、恐怖麻痺反射、モロー反射
腱防御反射、ペレーズ反射を取り上げます。
辺縁系と記憶に関しても扱い、姿勢や首/肩の筋肉のバランスなども見ていきます。
【BRMTレベル3:BRMTと読み書きの困難に関わる反射】
読むことや書くことの困難さ(ディスレクシアなど)に働きかけるための講座で下記の反射を扱います。
The Asymmetrical Tonic Neck Reflex (ATNR) 非対称性緊張性頸反射
Clutching and Expanding the Fingers and Toes
手足の指を広げたり、縮めたりすること
The Babkin Reflex バブキン反射
The Grasp Reflex 把握反射
The Hands Pulling Reflex 引き起こし反射
The Tonic Labyrinthine Reflex (TLR) 緊張性迷路反射
The Symmetrical Tonic Neck Reflex (STNR) 対称性緊張性頸反射
The Moro Reflex モロー反射
一般講座:どなたでも受講できます
【就学前児童のためのBRMT】 この講座では、就学前児童のためにどのような働きかけができるのかをみていきます。赤ちゃんが自然に起こす動きをもとにエクササイズを組み
立てたBRMTは、幼児期の発達によりそい、からだと脳の発達を助けます。発達・発育に関わる指導者の方々におすすめの講座です。
勉学のためには、子ども達の心と体は、集中して学習するための準備を整えている事が理想的でしょう。乳幼児は、原始反射により体の動きを習得していきますが、就学前の幼児期には、健康的な発達を育む「遊び」が、とても重要な役割を担います。
この講座では、ブロムベリ・リズミックムーブメントトレーニングで扱う原始反射の中から、就学前の準備のために特定の役割を担う反射を取り上げ、その反射の統合を助ける「遊び」を紹介します。
【自閉症、ADHD、その他の困難さを持つ子ども達の食事とBRMT】旧「BRMTと自閉症」
*どなたでも参加できます。ただ、レベル1やレベル2の内容や筋チェックの経験が役立つ講座ですので、事前の受講をお勧めいたします。
この2日間の講座では、リズミックムーブメントで働きかけをするときに、食事やサプリメントを考慮することが如何に大切であるかを扱います。これは、自閉症のみに関わらず、ADHDやディスレクシア、運動の問題がある子ども達、全てに当てはまります。
食物不耐性は、益々、よく見られるようになり、リズミックムーブメントトレーニングに影響を与えかねません。
講座では、食物不耐性のテストやサプリメントをテストする方法を学びます。また、自閉症に見られる原始反射を紹介し、自閉症やADHDにおけるトレーニングのやり方を学びます。
【講座内容】
食物不耐性との関係
栄養補給(サプリメント)の重要性
ワクチン接種との関係
残存する原始反射への働きかけ
恐怖麻痺反射
バブキン反射
把握反射
引き起こし反射
アメリカでは、自閉症の発生が増えていると言われています。カルフォルニア州で州の保健福祉局発達サービス部門が把握している1987年と1998年のデーターを比較すると、自閉症は210.43%の増加を示しています。
日本では、厚生労働省が自閉症は約500人に1人。しかし症状が軽い人たちまで含めると、約100人に1人いると発表しています。また、平成18年度研究報告書(2006年)では、軽度発達障害児の発生頻度が8.2~9.3%であると推定しています。文部科学省特別支援教育課が2002年度に小中学校を基盤として行った調査では、軽度発達障害児の発生頻度は6.3%と推計されました。(軽度精神遅滞は含まず)
この増加の背景には、何が考えられるのでしょうか?
【この素晴らしき子ども達】前半 英語名:BRMT for Exceptional Children
この講座は、BRMTの様々な講座の内容を再編成した講座です。クライアントを観察して、状況を理解することに主眼を置き、リズミックエクササイズと共に遊びを通じて働きかけることも学びます。筋チェックというテクニックを使うことなしにセッションを進めたいと思っている方には、大変役立つでしょう。
また、後半のクラスでは、日本未開催の「脳性麻痺のためのBRMT」や「BRMTと自閉症」講座からの部分的な情報が含まれています。
◎前半で扱う原始反射:
TLR(緊張性迷路反射) ランドー反射 両生類反射 ガラント反射 STNR(対称性緊張性頚反射)
バビンスキー反射 ATNR(非対称性緊張性頚反射)
【「痛みに働きかけるBRMT」】
2つの講座は、筋肉の緊張を扱います。筋肉が緊張すると、首、脊椎、関節に過剰な負担をかけ、筋肉の炎症、変形性関節症、腰のゆがみや骨の変形が起こります。脊柱側彎症や猫背などです。
【痛みに働きかけるBRMT(前半)】
前半は、初めてリズミックムーブメントトレーニング講座に参加する方を対象にしています。この講座ではBRMTの基本を学びます。
感情的なストレスや活性化している反射により起こる筋肉の緊張と、それらにどのように対処するかを扱います。
また、原始反射に関しても取り上げます。原始反射の活性化は、筋肉の緊張、骨や関節の変形や変形性関節症の原因となる可能性があります。いくつかの原始反射のテスト方法や統合のやり方、腰のゆがみや猫背に働きかけるリズミックエクササイズや各反射のためのエクササイズを学びます。
予定される講座内容
原始反射とは?
脳幹とリズミックムーブメント
脳幹を刺激するエクササイズ
小脳とリズミックムーブメント
小脳を刺激するエクササイズ
リズミックムーブメントと大脳基底核
原始反射のテスト方法
筋反射
原始反射の統合:
緊張性迷路反射 (TLR)
ランドー反射
両生類反射
腰のゆがみのテスト
ガラント反射
対称性緊張性頚反射(STNR)
恐怖麻痺反射
モロー反射
中級講座
【夢と内なる癒し】
精神科の医師であるハラルドさんは、20年以上昔にRMTの仕事を始めたとき、エクササイズをすることによって、人が極めて活発に夢を見ることに気づいたといいます。エクササイズを始める前は、夢をほとんど、あるいは、全く覚えていなかった人が、非常に印象深い多くの夢を報告することがあったそうです。
RMTの中で現れる自分自身や患者の夢にたいへん興味をもつようになったハラルド医師は、私たちは、身体的・神経学的なプロセスだけでなく、感情的・精神的なプロセスの確認としても夢をみる、ということに気づきました。
RMTの中でみる夢の多くが首や背骨に関するものである。例えば、夢で背中を骨折したり、首を刎ねられたり、夢の中で背中の治療を医者から受けたりする。また、背骨に関連した夢でよくあるのは、蛇に手や足をかまれるなどの、蛇の夢である。蛇は背骨の象徴であるばかりでなく、背骨に沿って流れるエネルギーの精神的な象徴としても考えられる。
ハラルド医師は、仏教やヒンズー教の哲学に記せられた背骨沿いに点在するエネルギーセンターであるチャクラに注目しました。
この講座では、通常7つあると考えられているチャクラに関する夢を解説し、それぞれのチャクラのためのアファメーションを学びます。そして、チャクラのバランス調整のなかに、原始反射の統合の調整が含まれます。
ハラルド医師が深く関わったクライアントのケーススタディを通じて、RMTに置ける夢の意味を深く考察していきます。
事前に「レベル2」または「この素晴らしき子ども達」後半までの受講が必要です。
【この素晴らしき子ども達 後半】英語名:BRMT for Exceptional Children
*前半を受講済みの方対象
前半に引き続き、クライアントを観察して、状況を理解することに主眼を置き、リズミックエクササイズと共に遊びを通じて働きかけることも学びます。筋チェックというテクニックを使うことなしにセッションを進めたいと思っている方には、大変役立つでしょう。
また、後半のクラスでは、日本未開催の「脳性麻痺のためのBRMT」や「BRMTと自閉症」講座からの部分的な情報が含まれています。
◎後半で扱う原始反射:
恐怖麻痺反射 モロー反射 バブキン反射 プランター反射 把握反射
引き起こし反射
【痛みに働きかけるBRMT・後半】
*痛みに働きかけるBRMT・前半、または、レベル1の受講済みの方を対象としたクラスです。可能であれば、事前にレベル2を受講することが推奨されています。
前半に引き続き後半では、筋肉の緊張、痛み、変形性関節症や様々な箇所の変形の原因となる原始反射をテストして、統合することを学びます。
顎関節、首、胸椎、腰椎、股関節、脚、膝、足、肩、肘などです。腰のゆがみの原因となるだろう反射全てを統合することを学びます。そして、変形性股関節症を阻むために腰の痛みに働きかけます。
予定される講座内容
筋緊張、骨格の変形、変形性関節症の原因
首の痛みの原因となる反射
腰の痛みの原因となる反射
骨盤の回旋
股関節の痛みの原因となる反射
膝の痛みの原因となる反射
脚の緊張とつま先歩き
顎関節の緊張
肩と肘の痛み
活性化している原始反射と痛みとの相関関係
上級講座
【上級講座】
レベル1~3の各クラスにインデプス講座があります。
インデプス講座は、クライアントに対してのより深い観察眼と学んだエクササイズをより効果的に使うための実践的な講座ですので、BRMTのコンサルタントを目指している方には、とても役立つでしょう。また、各レベルを教えることができるインストラクターを目指す方には必須の講座となります。
BRMTのコンサルタントやインストラクターを目指す方は、インデプスの受講後、ケーススタディの提出など、トレーニングに必要な要件を満たす必要があります。
【レベル1 インデプス】
この講座を受講するには、事前にレベル1と2の受講をすませている必要があります。
BRMTレベル1のインストラクターを目指す方には、インストラクタートレーニングに必須の講座となります。
【レベル2 インデプス】
この講座を受講するには、事前にレベル2の受講をすませている必要があります。
BRMTレベル2のインストラクターを目指す方には、インストラクタートレーニングに必須の講座となります。
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