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この記事は昨年、左のカテゴリーのルシファーで
アップした記事です。
バラの育て方のカテゴリーにも
入れておきたく再アップしています。
今日はルシファーの咲かせ方を探求してみたいと思います。
まず、ルシファーの開花が難しいのは
ボーリングすることが原因と判断しています。
ルシファーに限らずボーリングの原因には以下のことがあります。
●その品種の特性
●雨に濡れたり、夜露、朝露、
蕾に直接する薬剤散布のような湿気です。
●多肥。
●苗の成長の面で充実していない。
●うどん粉病などの病気の影響で起こる。
●寒さによること。
●花びらの重ねがとても多い為。
我が家のルシファーは今年の春で2回目の春を迎えます。
ルシファーは迎えるにあたってバラ界で咲かない最強級の
気難しい子でしたのでひととおり情報収集しました。
そこでベテランのロザリアンの方も1番花を咲かせるのは
難しいと判断されて1番花を諦め蕾を摘み
暖かくなってからしかも1番花より花びらの重ねの少ない
2番花を咲かせていらっしゃる方のように
することにしました。
バラの家の木村さんもその方法を書いていらっしゃいます。
その方が咲きやすいですよって感じで。
そして1番花の蕾を全て摘みました。
そして2番花の蕾がつきました。
蕾も膨らみもうすぐ開花するかなと思っていても
それから全ての蕾がボーリングしたまま開花しませんでした。
あえなく敗北(笑)
それから苗を充実させようと骨粉入り堆肥を大さじ1杯分あげました。
堆肥は苗を弱らせたり最悪枯れたりしますので多く与えるのには
注意が必要ですので無難なのは玉肥でしょう。
そして10日おきに液肥アルゴフラッシュを9月末まであげました。
ルシファーが開花しないのはボーリングが原因ですので
ボーリングの原因を断てば開花するとそういう算段です。
ですので多肥はよくないので色んな情報から9月末までの
肥料やりと決めました。
この年は鉢増ししませんでした。
本当は鉢増しして苗育成に努めるべきでした。
冬の鉢替えは根の3分の1の白い細い根を土をほぐしながら
切り、太い根は切りません。
鉢のサイズは変えませんでした。
今年の冬は鉢替え時に鉢を7号鉢に大きくします。
剪定は冬だけし、枝先から5cmと弱剪定です。
バラの家の木村さんがそう書かれていました。
こういった弱くて小さい子には弱剪定がいいです。
土はバラの家の培養土のみです。
多肥はいけませんから。
そのまま液肥も与えず4月に蕾がつきました。
今度は思い切って1番花を咲かせてみようと
チャンレンジです。
それが今年の春でした。
昨年1番花を諦め2番花に挑戦しあえなく敗北したのも
そのチャレンジの要因です。
そしてこのようにだんだん蕾が膨らんできました。
これがMAXでしたが本来はもっと開きます。
でも、気難しいルシファー、これくらい開花したら
開花したということでOKでしょう。と自分の中では納得(笑)
完全な開花は↓の画像です。
バラの家さんから作出社の河本バラ園さんの
カタログ画像とどこかで?咲いた画像をお借りしました。
こうやって咲かせたいです~*
蕾の時と花が咲きかけている途中の2度
出かけている最中に予報になかった雨にやられて
風が強かったせいか軒下に置いていましたが
帰ってきたら雨に濡れていました。
それがいけなかったのかもしれません。
そして苗にまだ力がついてないのも原因かもしれません。
ボーリング対策の記事でも書きましたが
ルシファーなど地植えでは無理なくらいボーリングするバラは
湿気の他に多肥も原因のひとつになりますので
施肥を控えます。
私の場合、ルシファーの様な気難しい子には
冬の鉢の土替えから開花まで一切施肥をしません。
開花後(花をカット後)株の成長の為に施肥を始めます。
1ヶ月に1度、骨粉入り堆肥をやり(6号鉢でスプーン大1杯分を置くだけ
与えすぎると堆肥があたり苗が弱ったり枯れたりしますので注意!)
骨粉入り堆肥よりIBが無難と思います。
私はIBをする場合もあります。
液肥はしっかり10日おきにやります。
それは9月末まで続けます。
それ以降はまた施肥を一切しません。
一番花を咲かせたらその後はすべて蕾を摘み
秋の花も見ません。
苗に力がついたら見ることができるようにするかもです。
春の花後に鉢増しして苗育成に力を入れます。
これもボーリング対策の記事で書いたことです。
ルシファーのような子の春のボーリング対策は
まだ他にもあります。
花びらの多い一番花を諦め一番花の蕾をカットし
その後6月頃に二番花の蕾が付きますので
一番花より花びらの少ない二番花を咲かせて楽しみます。
気候も暖かなので咲きやすくなるようです。
しかし、こうしても二番花も咲かずということがあります。
体験済みです(笑)
このような気難しいバラの苗育成とスムーズな開花には
苗の管理が重要です。
栽培販売業者さんがこのような気難しいバラを
鉢植え栽培するように推奨するかというと
上記のような雨、湿気の問題もありますが
病気にしないことも重要な事だからです。
病気になり葉が落ちると光合成ができなくなります。
そうすると苗育成に影響が出ます。
ですから鉢植えにして雨の日は家の中に置いたり
雨のあたらない軒下に置いたりして
病気から守らなければなりません。
ですから鉢植え栽培を推奨していると私は思います。
雨のあたらない軒下に置くと
黒点病には掛かりにくくなりますが
うどん粉病が発生しやすくなります。
そして害虫により葉を落とすことも
育成に影響します。
病気と同じく葉が少ないと光合成しにくくなるからです。
そういった理由で栽培育成販売業者さんは
こういった気難しい品種には説明書きで
薬剤散布が必要と明記される場合があります。
と言いながらしっかり薬剤散布していながら
私は今年ルシファーに黒点を罹患させてしまいました。
が軽症でしかも開花中に罹患したので
葉の光合成を優先する為
黒点の葉は花が終わるまで残したままにしました。
他のバラに移るということもありますが
他のバラはルシファーより黒点に罹患しても
しっかり咲いてくれます(笑)
光合成が苗育成で大切なので
ボーリングしやすい品種は
日当たりの良いところに地植えしたり
鉢を置くことも大切です。
我が家のルシファーはまだ苗が充実していませんので
春以降の蕾は摘みました。
10個以上は摘んだと思います。
が目を離したら今咲いています(笑)
それでは完全開花ではありませんでしたが
今年の春のルシファーのご紹介です。
我が家にいる子ではルシファーと
ティプシーインペリアルコンキューバイン
この2品種のみはこのようなボーリング対策をしています。
ただし、ティプシーインペリアルコンキューバインの
ボーリング対策の方が簡単で
ティプシーインペリアルコンキューバインの場合は
四季を通じて夏以外花を咲かせていますし
花後も10月下旬まで肥料をあげています。
鉢替えの時はバラの家の培養土しかせず
他のバラと違い肥料や堆肥を混ぜ込みません。
土替えから開花までも肥料は与えません。
ルシファーともども過酷な運命です(笑)
しかし、ルシファーが完全開花しなかったので
今年の冬の土替え時はこの間ご紹介した
秘技を投入するつもりでいます。
秘技の記事
↓
バラの植え付け方法 私の秘技を公開します!
~* 鉢植え編 バラの地植えや鉢増し・裸苗・
草花苗・宿根草植え付けにも応用できます *~
ルシファーですがまだ完全開花していないのに
偉そうに書いていますが色々情報を集めて考えてみました。
また、ボーリング対策の記事と一部、重複している部分があります。
完全開花していないのですから
何かが足りないのだと思います。
雨に濡れさせてしまったとか
苗の成熟度とか。
ですが何かお役に立てたら幸いです。
これがいいよっという方
何かお教え願えることがありましたら
教えて頂けると嬉しいです。
いつものように自己責任でお願いしますね。
バラ ルシファー
系統 HT ハイブリッドティ
作出国 日本
作出者 河本純子
作出年 2008年
花色 パールバイオレット
花形 カップ咲き→半剣弁咲き
香り 強香
咲き方 中輪
樹高 80cm
樹形 木立性
花期 四季咲き
樹勢 弱い
バラ界最高ランクでボーリングする
花持ちがいい
花びらは若干汚れやすいと感じますが
雨に当てなければ大丈夫だと思います。
薬剤散布が必要と注意書きをされている
ナーセリーさんもあります。
鉢植え管理でないと育成は厳しいと思います。
名だたるプロのナーセリーさんが鉢植え管理をしてくださいと
注意をうながしているくらいです。
追記
ルシファーのような弱い品種の剪定の仕方の記事です。
↓
弱い品種の冬剪定方法 ~* ラ マリエなど河本バラ園の
気難しい品種の冬剪定の仕方&春バラ
ルシファー、ガブリエルも同じ剪定のやり方です *~
最後まで読んでくださってありがとうございます(*^▽^*)
見てくださって嬉しいです。
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