新会派「福岡令和会」結成 みらい、維新などの6人 福岡市議会

西日本新聞

 7日投開票の福岡市議選で当選した「みらい・無所属の会」と「日本維新の会」のメンバーら6人が10日、新会派「福岡令和会」を結成すると発表した。みらいは、これまで与党系として高島宗一郎市長を支えてきており、新会派でも基本的には高島市政を後押ししていくという。

 新会派は新議員の任期が始まる5月2日に結成。メンバーは、みらいの国分徳彦氏(61)=南区、藤本顕憲氏(74)=東区、浜崎太郎氏(52)=博多区、維新の天野浩氏(32)=西区、堀本和歌子氏(37)=博多区、無所属で自民党員の橋田和義氏(48)=中央区=の現職5人、新人1人。

 6人はそれぞれの党派での活動は続けながら、市議会では、行財政改革の推進や子どもが夢を描ける街づくりなどを政策の柱に会派で行動を共にする。地域政党「みらい・無所属の会」の名称も「福岡令和会」に変更する。

 新会派の会長には国分氏、幹事長には浜崎氏が就任する。国分氏は10日の記者会見で、会派名について「新しい時代に志を一つにして挑戦していく思いを込めた」と説明し、高島市長に対しては「何でもイエスではなく、二元代表制の一翼として意見や提言もしていく」と話した。

=2019/04/11付 西日本新聞朝刊=

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