2019年08月12日

2019/08/10 C96 2日目 サークル参加報告

コミケット96 2日目にサークル参加してきました。
当スペースに来てくださった方、当方の本を手にとってくださった方、
当方の本をご購入してくださった方、本当にありがとうございました!

今回がコミケットの一般・サークル共に初参加なので、
以前にオンリー等の参加経験があるとはいえ、
規模があまりにも違うのでかなり戦々恐々としていました。
結果としては、今後の創作活動の励みになるほど
得るものがとても多いイベントでした。
今後もどんどん漫画を描いて公に出していこうと思ってます。

2019_0812_185700_sketch-1565394281772.jpg2019_0812_185700_resized_DSC_0578.jpg

ただ、今回かなり手痛い失敗をしてしまいまして……。
実は本等の搬入で、宅配便で荷物を入れる予定だったのですが、
いざ荷物を送ろうとしたときにはとっくに宅配搬入の受付期間を過ぎてしまいまして……。
それもこれもコミケットアピールをよく読んでなかったための自業自得なのですが……。
ともかく、なんとしても荷物を入れなきゃいかん!
と奮起してなんとか当日の直接搬入でダンボール2箱入れましたが……。
もう二度とやりたくないです!
労力もお金も余計にかかりましたし……。
こんなことのないようにアピールが送られてきたら、ただちに読もう!

それはさておき。
今回上京してきてやろうと思ってたことは前々から決めていまして。
それが
「日高屋ミッション」
「神田神保町書店ミッション」
の二本。
日高屋は、もうご承知のとおり、足立さんの『日高屋アライさん』に範をとりまして……。
とりあえず、作中で初心者におすすめされていたメニューをひととおり完食しようと。
それは前のイベント(6月)から始めていたミッションなのですが、
今回ようやく完了、『日高屋脱ノービス』実績解除しました。
そのメニューがこれ。
_20190628_193115.JPG ラ・餃・チャ
_20190629_180843.JPG バクダン炒め定食
_20190629_161820.JPG 汁なしラーメン(油そば)
2019_0812_185700_resized_DSC_0575.jpg 野菜たっぷりタンメン
2019_0812_185700_resized_DSC_0582.jpg 中華そば(やきとり丼セット)
ここまでが基本メニューで、期間限定として独自に……
2019_0812_185700_resized_DSC_0580.jpg ガパオ汁なし麺
2019_0812_185700_resized_DSC_0581.jpg 辛め 大宮担々麺
もう一つ、食べてみたかったものとして
2019_0812_185700_resized_DSC_0579.jpg カタヤキソバ(ライス大盛り付き)
もちろんおおよそモリモリ大盛りサービス券きかしています。
いやあ、お手頃価格なのにがっつりおいしいものが食べられるっていいですね!
広島……というか関東以西にも来てほしい。
お気に入りなのが辛め大宮担々麺。
実は福岡には、大明担々麺というガチの中国の人がやっている中華料理屋があるんですが、
そこで出る担々麺や麻婆豆腐は本場らしくめっちゃ辛いんです!
その辛さがたまらなく好きで、福岡に住んでいたときにはいつも通っていて、
今でも福岡に行くときは必ず駅中の店に入るんです。
大宮担々麺を食べたときは、このときの辛さを思い出しまして、
いやあ、やはり辛いっていいなあ……
としみじみ懐しい気持ちで汗がだくだく流れていました。

日高屋ミッションにつけ加えてもうひとつ。神保町の日乃屋カレー。
2019_0812_185700_resized_DSC_0576.jpg チーズカレー

神保町ミッションは、とにかく書店を巡る、巡る、巡る……。
広島には書店があまりないので、東京、とりわけこの町の書店の多さには激しく興奮いたしました。
英仏辞典なんて置いてある店、広島にあるだろうか……?
みすず書房の本が棚一面にズラーっと並べられている光景には圧倒されました。
あと岩波専門の店とか……。
えっ日本歴史大系の全巻揃ってそこまで高くないの? とか……。

実はこのミッション中にちょっと嫌な思いをしまして……。
以前から欲しかった本がありまして、それが今回この町に来て一番目に入った店にちょうどありまして。
よろこびいさんでゲットしたのはいいんですが、それを紛失してしまいまして……。
ちょうどそれがサークル参加日の前日だったので、ますますイヤーな気分になりまして……。
この気分を晴らすには、また本を買わねば!
と再びいさんで書店巡りをしていたのですが、幸運にも別の店にありまして!
このときばかりは本当嫌な気分も晴れて爽快な気分になりました。
その問題の本がこれ。
_20190812_193755.JPG
パーリ語というのはサンスクリット語から派生したもので、仏典に用いられているものですね。
ラテン・ギリシア語よりも音韻や活用が多かったりして、めっちゃ楽しい気分になれますよ!
活用覚えるだけでいつまでかかるんだって感じですが……。
そもそもラテン語すらろくに覚えてないのに……。

それはともあれ。
今度参加するイベントは9月のフレチ10ですね。
で、11月にジャパ騒があるんでしたっけ?
ジャパケとか、もしかしたらフレチも突然予定入れてきたりして……。
それにつけても、もう冬コミの支度をしないと!
あと4ヶ月! 早い!!
実は申込は既に終えております。
あとは当選を祈るのみ!
ブックマークボタン
posted by アウグスト at 19:06| 報告

2019年08月04日

2019/08/10 C96おしながき/新刊『ペンギンコンプレックス』

2日目土曜日南ス30b「Maiden Tribology」
おしながき
2019_0803_021200_c96_oshinagaki.jpg

新刊『ペンギンコンプレックス』
B5/一般/36P
ヒゲッペ×イワビー本
メロンブックス委託
2019_0716_103500_higepenguin_001.jpg2019_0716_103500_higepenguin_003.jpg2019_0716_103500_higepenguin_004.jpg2019_0716_103500_higepenguin_005.jpg2019_0716_103500_higepenguin_015.jpg2019_0716_103500_higepenguin_016.jpg2019_0716_103500_higepenguin_020.jpg
ブックマークボタン
posted by アウグスト at 09:02| 報告

2019年07月19日

いわゆる「たつき信者」についての所感

まあいまさらもう隠す必要なんてないんですけどね。
先の記事ではそれでもボカして書きましたが、そろそろ限界なので。

たつき信者(たつ信)の言動を書きだすときりがないので、
いくつか特筆の点を列挙します。



ひたすら詭弁・妄想・不誠実な言動を繰り返すために全く話が通じない。
詭弁はもちろん、個人の妄想を既成の事実であるとして論難してくるため、
全くまっとうな議論が行なえない。
ほぼ全ての場合で、他人から言われたこと、KFPが公表した情報を
自己の都合に合わせて文脈を無視して曲解し、
ときには捏造まで加えた言説を吹聴する。
そのためたつき信者の主張を逐一吟味することが必要であるが、
それには到底個人では負担しきれないコストがかかる。
それに対してたつき信者が自己の妄想の言説を創作し公然とばらまくためのコストは
非常に安いため、この非対称性がたつき信者の増長を加速している。
そのようなデマ・ガセの情報を収集・拡散する『けものフレンズちゃんねる』というまとめサイトがあるが、
このようなあからさまに『けものフレンズ』とその制(製)作者とキャスト、けものフレンズファンに対する
誹謗中傷・名誉毀損を公然と行なっているサイトを平然と擁護する。
また、その記事を事実として論拠に常用する。

例:ニコニコ動画への中傷動画を制作・アップロードし続けている通称「ワイトキング」

投稿動画の例:



たつき信者は自己を「けものフレンズのファン」と称し、
自己に都合の悪い言動を行なう者をその「ファン」をおとしめるとして
「真フレ」「工作員」などといった蔑称で呼ぶ。
これは、自己の言動は『けものフレンズ』にとって「本来あるべき姿」になるような
有益な活動であると確信しているためである。
無論その「本来あるべき姿」とは、
単に自己にとって都合のよい存在であるという意味以上のものではない。
さらに言えば、自分たちと同種の主張をなす同類の者が、
自分たちにとって都合の悪い言動をなすと、その者を
「対立煽り」「イナゴ」などと称してあたかも自分たちとは全く関係がないと分断を図り、
さも自分たちは当初から清廉な言動をしているかのごとく主張する

(いわゆるおあしす運動……おれじゃない、あいつがやった、しらない、すんだこと



身勝手な被害者意識が激しく、
とりわけKFP関係に対する正当な理由のない他罰性が非常に強い

アニメ『けものフレンズ2』がたつき監督のアニメ『けものフレンズ』への冒涜であり、
それを破壊する悪意があるなどという徹頭徹尾完全な妄想を当然の事実だと言い張る。
さらに、自分は『けものフレンズ2』によって心身に失調をきたしたなどといい、
単なる個人の体調や精神の不具合の原因がその作品にあるなどという
常識ではありえないとしか言えない主張をするのみならず、
その責任を作品の制(製)作者がとるよう激しく強要する。



ニコニコ動画で配信されたアニメ『けものフレンズ2』のアンケートに
「『5 良くなかった』を押そう!」などと工作を平然と扇動する。
同人誌イベントでたつき信者に対して行動を起こした人のサークルスペースを盗撮する。
『けものフレンズ』コンセプトアートの展覧会である『けものフレンズわーるど』に
「たつきをかえせ」という峠三吉の原爆詩集のパロディの文書を
来場者の寄せ書きボードに貼り付けるなど、
『けものフレンズ』関係イベントに押しかける
自分たちの妄想的主張のためにKFP参加企業はもとより、
KFPや『けものフレンズ』に関わった企業、
警察や公正取引委員会などの政府機関に「お問い合わせ」と言う名の迷惑な通報を扇動する。

しかし、『けものフレンズ2』とその制(製)作者に関する通報(通称「お問い合わせ」)は
平気で集団的に行ない、かつそれを扇動するにもかかわらず、
たつき監督(irodori)と福原プロデューサー(ヤオヨロズ)の両名に
対してだけは
どれだけ確実な客観的根拠とそれに基づいた合理的な推測による二人に対する疑惑を
指摘されても絶対にお問い合わせを行なわない。
なおかつ、他人がそれを行なうことを激しく非難する。

この点がたつき信者が「たつき」の「信者」と呼ばれる一つの理由でもあり、
また彼の言動の不誠実さ、首尾一貫性のなさのあらわれでもある。



アニメ『けものフレンズ2』とその制(製)作者とキャスト、KFPを擁護する者に
対して誹謗中傷・名誉毀損
を平然と行なう。
そのことを指摘・注意されると自己の勝手な所論をふりかざして
正当化し、ときには注意者を激しく非難する。
とりわけ、
コンセプトデザイナーの吉崎観音氏、
テレビ東京のプロデューサー細谷伸之氏、
監督の木村隆一氏、
トマソンのプロデューサー沼田心之介
が標的とされている。
なおたつ信は
「クリエイターへの蔑視を是正してその権利を守る」
ことを旗印としているが、他ならぬたつ信自身がクリエイター蔑視の言動を繰り返している。

上のリンクにTwitter アカウントへのリンクを貼っておいたので、
この人たちのツイッターのリプライ欄に集まった暴言を実際に見てほしい。
『2』第9話イエイヌ回での木村監督への暴言リプライの例

さらに、吉崎氏や細谷氏らが『けものフレンズ』以外の作品に関わったときにも
その作品をからめて攻撃してくる者がいる。
例:ポケモン映画の公開に合わせたイラスト寄贈の公式ツイート

『けものフレンズ』を揶揄するために不謹慎な発言を平然と行なう。
例:京都アニメーションの放火事件




注:テレビ東京は2019年の株主総会でたつき監督のツイートした脚本料未払いの件を否定したため、
たつき信者から目の敵にされている。



『けものフレンズ2』制(製)作者に対する
誹謗中傷・名誉毀損を公然となした者(呪詛)が
『けものフレンズ2』を侮辱する目的で制作した
『けものフレンズR』とオリジナルキャラクタ『ともえ』を、
それらの事情を知っていながら
「『けものフレンズ2』を回避して『けものフレンズ』の二次創作を行なうことのできる作品」
などという脱法的弁解を弄してそれを使用する。



漫画家やアニメーターなどのクリエイター職の者や
表現規制に反対する政治活動をしている者の中にもこれらの言動をなしたり
与したりする者がいる。



結論として、たつき信者とは、
『けものフレンズ』を視聴したごく一部の者たちの間で広まった集団ヒステリー
が拡散して、これに面白半分で便乗しているものも含めて、
きわめて迷惑な言動(ときには犯罪行為)を繰り返し行なう者である。



たつき信者への対処法ですが、基本的に『けものフレンズ』に関しては
デマ・ガセしか言わないので
全く信用に値しないと無視する、
要求は全てはっきりと拒絶する、
一切の議論をしない、

(参考
不当クレーム・悪質クレーマー対応 - 多治見ききょう法律事務所
有事の対応 | 暴力団対策について | 公益財団法人 暴力団追放運動推進都民センター』)
でいいのですが、
もし相手をするときは、彼の言動の全てを一文ごとに分解して
それらを一つ一つ逐一、

1. それは客観的事実であるか。
それとも他者の主張の引用であるか。
さもなくば、発言者の主観的認識にすぎないか。

2. もしそれが客観的事実ならば、それが真正の事実であるか。
信用のおける文書・発言の記録によって証明され、
真実であると信じるに足りるものであるか。

3. もしそれが他者の主張の引用ならば、それは真正の引用であるか。
具体的に何(誰)を出典としたものであるか。
発言者の恣意的な切り抜き(文脈の無視・文意の曲解)や捏造が加えられていないか。

4. もしそれが発言者の主観的認識ならば、それは真実の事実や真正の引用
もしくは他の正当な理由によって裏付けされたものであるか。

これらを吟味しなければなりません。
はっきりいって、これを忠実に行なうのは、個人が許容できるコストを
超えてますので、やはり無視するのがいいでしょう。

要するにカルト宗教や疑似科学への反論方法に比例したものです。

ちなみに、過去記事の『FAQ』は、
このたつき信者への反論のために書かれたものです。
ただ彼の主張の量があまりにも莫大で到底筆者一人の能力ではまかなえないので
ほとんど書きさしになってしまいましたが……。



最後に。
今回の事案は、表現の自由、とりわけ批評の自由というものについて
従来の私見を再考させられるほどの衝撃でした。
というのも、
エログロなどの表現規制に反対する政治・言論活動を行なっている言論者が
上記のような虚言を弄したり、それに賛同・擁護するような言動を見た
からです。

何らかの団体・集団
──政治団体はもちろん、文芸の集団に至るまで──
が集団内の健全な紀律の粛正のために、
前記の自由を掣肘してでも敢えて禁止の命令を出すというのが不可避であること。
そして、それを自治体・国家全体に拡張して法規制で取締るべきという命題を
いかに考えるべきか。

これは自由とは何かについての、
古代ギリシア哲学の大学者田中美知太郎の言を常々想起させられるものであり、
その言をもって締めとしましょう。


「わたしの演題は、自由に価するものは何か、という題になっております。
わたしはこの題を選ぶときに、昔のギリシア人が言って、一般にもよく知られている
『諸君は諸君の持っている自由に価するような人間になれ』
という言葉をふと思い出したのです。
つまり、その言葉の意味は、わたしたちが現に持っている自由、
あるいはこれからわたしたちが持ちたいと思う自由、
そういう自由は単にそれだけを切り離して考えるべきものではなくして、
その自由を欲し、自由を持とうとするわたしたち自身をいっしょに考えなければならない。
いったいそれにわたしたち自身が価するかどうか。
またその自由に価するのは、いかなるわたしたち自身であるかという反省が、
いつもわたしたちの自由を求める努力に結びついていなければならないということです。」
(田中美知太郎『自由に価するものは何か』)
ブックマークボタン
posted by アウグスト at 02:49| たつき信者