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【ドレインゾーン】

Last-modified: 2020-03-16 (月) 00:13:39

トルネコ3 Edit

【異世界の迷宮】(及び【異世界の試練】)の36~40Fの俗称。
特に【げんじゅつし】が厄介で印象に残る事から、彼が仲間になった時の名前を用いて「ゲーツゾーン」と呼ばれる場合もあるが、こちらの方の俗称で呼ばれる場合が多い。
 
中層で最初のゾーンに位置するが、今までの様に力押し一辺倒で進める程に甘くは無いのが特徴。
28F以降から引き続き視界も狭いので、見えない位置からの攻撃も厄介なので慎重な行動を心掛け、アイテムを惜しみ無く使わなければ確実に洗礼を受ける事になるだろう。
ステータスは低いが厄介な特殊能力を持っているモンスターが多数闊歩する恐怖の5階層。状況によって【階段】を発見したら【即降り】する事も検討しよう。
 
出現モンスターは【ベビーサタン】【はねせんにん】Lv6、【まどうし】【テンツク】Lv3、【どろにんぎょう】【ミステリドール】【げんじゅつし】Lv3、【さまようよろい】Lv3。
上述した通り厄介な特殊能力を持ったモンスターが多く、それも状態異常を付与するモンスターが大半を占めており、GBA版における【テーマ別モンスターハウス】の「ドレインハウス」を髣髴とさせる。
操作キャラクターの【トルネコ】【ポポロ】を含め【仲間モンスター】の行動を制限したり、基礎能力やアイテムを奪ったり弱化させる特技を持つモンスターで構成されている。
ただ、出現するモンスターの【レベル】にばらつきが目立つのも特徴。ベビーサタンやまどうし辺りはシナリオだと【海底山地 ふもと】【海底山地 山頂部】で出現するモンスターなので倒しやすいかもしれない。
それより直前のフロアで【ゴーレム】Lv2や【キラーマシン】等と出現フロアと比較して場違いな攻撃力を持ったモンスターと対峙しているのだから、さまようよろいLv3辺りの攻撃力位ならば耐えられる筈だ。
 
ただ、やはり何より怖いのはその特殊能力に限るだろう。
ベビーサタンに【保存の壺】または【ふつうの壺】を盗まれて壺の中のアイテムが飛散してしまったり、
まどうしに【ラリホー】を唱えられて眠らされている間に他のモンスターが別の部屋から群集でやってきたり、
はねせんにんに【瀕死】状態にも関わらず【変な呪文】の効果で自然回復できなかったり……なんて事が頻りに起こる。
また、見通しの悪い通路では、テンツクに出合い頭で【誘う踊り】【踊り】状態にされたり、
ミステリドールに出合い頭で吸収光線を受けるなんて事もしばしばで、階段部屋を見つける事に難儀するのは確実だろう。
 
最上述の通り「ゲーツゾーン」の異称も持つ如く、特筆すべき……というかこのフロアで最も注意すべきモンスターはげんじゅつし。
彼の視界内に入れば超高確率【げんじゅつしの杖】を振り、強制的にワープされたのちに【かなしばり】状態にされるのが何よりも恐ろしい所。
特に集団行動が大前提のポポロでは、げんじゅつしの杖の効果でパーティから離脱すると確実に単独行動を余儀無くされる。
その上にかなしばり状態中は行動できないので、強くした仲間モンスターに何も援護できず倒されてしまったり、仮に助かったとしても大幅に弱っている場合もある。
更にげんじゅつしとの組み合わせで、ミステリドールの吸収光線とどろにんぎょうの【不思議な踊り】はかなしばり状態を解かない仕様なので、何の手立ても無くちからHPの能力値を奪われたりレベルを下げられたりすれば敗勢濃厚になる。
その他の危険性として、げんじゅつしの杖の効果で盥回しにされ、行動が取れずに無意味に【ターン】を消費して【大風】地上へ強制送還されるという危険性が常につきまとう。
それ以外にも、上述に加えて無駄に【パン】を消費されて【満腹度】の管理も大変になる可能性も高い。それらを上手くクリアできなければ冒険は破綻する可能性があるだろう。
 
ポポロで挑戦する場合も確かにげんじゅつしが怖いが、仲間モンスターがしっかり揃っていれば、トルネコで挑戦する時よりも意外とすんなり攻略できる。
このフロアのモンスターは全体的に攻撃力が低めで、眠った状態で出現するモンスターも多い。
【ひょうがまじん】が仲間モンスター内に存在する場合は【ここでまってて】で待機させておけばまず負けないだろう。
勿論、長居すればする程に不慮の事故は発生しやすくなるので、アイテムが足りていない限りは即降りが望ましい。
 
なお、このゾーンに出現するミステリドールは異世界限定種の1体。げんじゅつしは怖いが、仲間モンスターコンプリートの為に持ち帰りたければ積極的に勧誘を狙っていこう。
持っている特技は強力だが成長が遅く、初期能力も【バレイナのほら穴】辺りのモンスターと同等で控えめなので、即戦力としては期待できない。その為、このフロアよりも更に先に潜入する場合は無理に狙う必要は無い。
 
このフロアのモンスターは【ミニデーモンの指輪】【人形よけの指輪】で殆ど防備できるのが救い。しかもこの2つの指輪、のちの【爆ゾーン】でも大活躍するので是非とも入手しておきたい。ただ、双方の指輪も識別は難しい部類に入る。
「人形よけの指輪」は16~20Fに出現する【さそりかまきり】Lv3、21~25Fに出現する【キラーマシン】2回連続攻撃が1回攻撃に減るかどうか程度でしか識別できない。
加えてさそりかまきりは「巻物を切り刻む」特技を使用する可能性があり、強引に識別しようとして貴重なアイテムを切り刻まれるとそのアイテムを逸失する場合もある。
「ミニデーモンの指輪」は【ガーゴイルの店】【へんげの壺】の中からしか入手できないセミレアアイテムで、拾って入手できない点が何よりも識別を難しくしている。
ただ、この指輪はベビーサタン系のみならず【マドハンド】【ブラッドハンド】【アイテム投げ】をも無効化する極めて強い効果を持つので、運良く持っていればメインの指輪筆頭。
たまたま【合成の壺】の中に入れて【合成】した時に識別された指輪が上述の指輪だった場合、売却したり捨てたりせずになるべくならばそのまま持ち歩いておきたい。
仮に合成の準備が整っていれば、【ミニデーモンの指輪】「盗」+【人形よけの指輪】「人形」+【ハラモチの指輪】「腹持」の指輪を作れているのが理想だろう。
それでも上述の指輪が揃っていない場合の方が多いが、ミステリドール対策として最低でも【ちからの指輪】「力」と【ハラモチの指輪】「腹持」だけでも揃えておきたい。
 
さまようよろいは唯一厄介な特殊能力を持っていないモンスターで、他の連中に比べれば大幅にマシ。
その代わり能力値は高く設定されていて(HP60、攻撃力25、防御力34、経験値98)、防御力だけならば次のゾーン次々のゾーンのモンスターを含め最高値を誇る。
一歩開けて待機する性質なので放置して追跡されると退路が断たれてしまう。トルネコならば【木の矢】等のアイテムがあればこちらから一方的に攻撃したい所だが、防御力が高いので消耗してしまいがち。
ポポロの場合は純粋に強い仲間モンスターを差し向けて倒すのが対処が早いだろう。呉々もげんじゅつしには注意。
 
40Fは必ず【開幕大部屋モンスターハウス】になっている。
20Fの【低層の壁】と対処方法に差異は無いが、今回はげんじゅつしによって【聖域の巻物】【白紙の巻物】含む)は無効化されるので使用できない。
【草の神の壺】【かなしばりのたね】の組み合わせが一番便利だが、その「草の神の壺」の空き容量が少ない場合はなるべく使わずに【ダイバクハツの巻物】【まものしばりの巻物】【とびつきの杖】等のアイテムを駆使して突破したい。
賭けになるがモンスターに四方八方を囲まれた場合は【爆発の指輪】を装備して爆風で薙ぎ倒すのも一考だが、装備する際は必ず【回復の壺】の携帯を忘れずに。
20Fと異なり経験値の低いモンスターが多く、経験値稼ぎのメリットは殆ど皆無なので即降りが推奨される。
慣れたプレイヤーならさまようよろいをにして他のモンスターをげんじゅつしが杖で飛ばすのを待つ、という荒業を用いた戦法も取れるが、自分もげんじゅつしに盥回しにされて階段に辿り着けずに大風で地上に戻される……という可能性もあるので、過信は禁物。
 
ここを越えれば【浮遊ゾーン】であり、トルネコにとっては中層で唯一の休憩所になるだろう。ポポロだとそうでもないが。