こんばんは。
父ちゃんLoveです。
我が家は分家。
しかし故人が亡くなってから数年、未だに墓が建立されていません。
当初は一般の墓地霊園にお墓を建てる為に予約してあり順番待ちなのでまだだと聞いていました。
ところが私の独断でこっそりとその予約済みの霊園に問合せても契約者名はヒットしなかったのです。どういう訳なのか定かではないまま問いただすと更に家庭崩壊となるのでずっと黙っていました。
ところが祖母が「小さな墓でもいいから建てられんのか?」と皆、親族は私に尋ねるのです。そこで嫁姑の関係性がどういうものか毎回思い知らされる訳ですが、叔母からも「ラブちゃんのお母さんに内緒のメール。お父さんのお墓の件はどうなってるのかな?」とすべて私のところに降りかかってきており正直頭を悩ませていました。一周忌も親戚を呼ばずに連絡も一切しなかった私の親。この時も私のところに「お父さんの一周忌の日程は決まってるのかな?」というメールが来て、親をさり気なく説得しましたが無理でした。私なりに考えて親戚には事後報告をしましたが、するとそれ以降三回忌も何もかも私のところに相談は来なくなりました。そう、察したのでしょうね。ほんとに申し訳ない気持ちしかありません。
そして、私はやはり祖母の願いを叶えてあげたい、勿論私自身も実の親の墓はいい加減建てて欲しいと思っていたのでやんわりと「予約の空きを待つのに時間がかかるなら、何処か別の場所に小さな墓を建てられないか?」と提案しました。
すると「墓石の値段で金額が決まる。墓の継承者が続かないので永代供養のできる墓のある処を探す」と急展開な返事が返ってきました。まったくそんな話に変わっているなど知らずにいて、いつもこうやってこちらが催促したら本音を露わにするところが私は嫌いでした。でもこれで状況は変われど、確かに墓を継ぐ人が続かない可能性は高く、核家族化によってこの選択肢も大いにある話です。だから祖母には時間はまだかかると思うけどという条件付きで、永代供養墓の話は報せました。
ところが昨日、私はお彼岸ということもあり本家の墓参りに行きましたが、本家の墓も継承者が実はもう続かない現状になっていることを分かっていました。
そして問題の分家の永代供養墓の段取りがまだまだ先だと言われるので、「なぜまだ先なのか。何か先延ばしにする理由や意向があるのか」と素朴な疑問を投げかけました。すると「永代供養とは墓を作らず寺に預けること。後継者がいないから無縁仏になるでしょう。来年お寺に聴いてみる」とまた話がすり替わっているのです。正直、寺に預けるという件については私は無知でいて、墓を建てるにも墓じまいするにもお金が掛かることは分かりますが、永代供養墓も※納骨堂(寺院)も後継者がいない方にメリットがあり安価で管理そのものも霊園や寺院が行なうものです。気になるのは寺院の場合、契約期間を終えると合祀墓になる筈なのです。合祀墓になれば遺骨は混ざるので取り出すことは不可能です。であれば最初から永代供養墓ではダメなのか?という素人の疑問は深まるばかり。
いずれにしても、ここまでの道のりの中で話が二転三転しすぎなのです。だから私は信用できかねるのですが、現在も動かない。「だから来年」と言い張る以上、身内であろうとあまり外野が口煩くしてても逆効果なので黙っておくしかありません。
更に本家とはまったく疎遠の人が「本家も墓じまいをする」と勝手な決めつけをすることが私には理解できず腹が立つのです。
祖母の願いが届いてほしいという切ない想い。
勿論、私だって家族の一員なのだから少しでも話し合いの場が持たれても良いのではと思うのですが、そういう認識の欠片ひとつない無神経な脳を持つ親と、喪主であった弟もその無神経さを引き継いだ飛んだ馬鹿野郎としか思えないので、今やもうまともに会って話す事もありません。
ですから私は前回の記事にも触れましたが、「家族」という言葉は眩しすぎて受け入れられないのです。
どこの家庭にも墓事情はあるかもしれませんが、我が家のように話が噛み合わなすぎると、故人は本当に成仏できているのかと可哀想で寂しくなりますよ。いつまでもごめんね。
出来るだけ早く煩悩や苦悩から解放してあげたい、ただその一心です。
父ちゃんLove