高尾山でUFOに遭遇、長老宇宙人から告げられた戦慄の未来!
高尾山でUFOに遭遇、長老宇宙人から告げられた戦慄の未来! 「宇宙友好協会」代表・松村雄亮の超絶エピソード

機関誌『空飛ぶ円盤ニュース』が上質な紙質の豪華版に刷新され、資生堂やソニーなど一流企業の広告も掲載されるにようになった。従来からの機関誌『空飛ぶ円盤ニュース』に加え、研究者向けと銘打った『空飛ぶ円盤タイジェスト』、年少者向けの『ジュニアえんばんニュース』、研究報告ともいうべき『CBA Report』や海外向けの『Brothers』などを続々と発刊。1962年には、アメリカからジョージ・ハント・ウィリアムソンを訪日招待し、講演会を開催している。
さらに大湯(秋田県)のストーンサークルや熊本のチプサン古墳など日本各地の古代遺跡と宇宙人の関係を主張し、大々的な現地調査を次々と実施。縄文時代の遮光器土偶が宇宙人を象ったものだという説や、輪になって手をつなぎ「ベントラ、ベントラ」と唱える「UFOの呼び出し方」もCBAが広めたものだ。こうした活動の頂点ともいうべきものが、北海道平取町におけるハヨピラのピラミッド建設である。
この計画は、「古代に地球を訪れた友好的な宇宙人(ブラザーズ)」とCBAが考えるアイヌ神話の文化神「オキクルミ」の聖地に土地を購入し、ピラミッドなどの記念碑を建造するというもので、1963年12月20日に発表された。建設には会員が手弁当で参加し、1966年6月24日には、太陽ピラミッドなどの完成を記念し、イギリスのUFO研究家ブリンズリー・ル・ポア・トレンチや在京の各国大使館代表等を招いた式典が開催された。工事は1971年まで続けられたが、その直後、松村の消息は途絶えてしまう。
なぜ松村が、会員にも詳しいことを告げずに姿を消したのか、現在も詳細は明らかではないし、その後の消息も不明だ。2000年頃、京都の小さなキリスト教団体に身を寄せたまま亡くなったという証言もある。他方、筆者などは「もしかしたら松村は、ブラザーズに連れられてUFOで他の天体へと運ばれ、そこで密かに人類の行く末を見守っているのではないか」とも妄想してしまうのである。
(文=羽仁礼)
※ 懐疑派だったはずの松村雄亮は、いかにして日本UFO史上最重要人物となったのか…… 衝撃の前編はコチラ!
羽仁礼(はに・れい)
一般社団法人潜在科学研究所主任研究員、ASIOS創設会員
※ 2019年1月、伝説のオカルト編集者・守屋汎氏の講演会開催決定!
詳細はコチラ → http://skagaku.com/
参考:宇宙友好協会『空飛ぶ円盤ニュース』(1958年8月号)、宇宙友好協会『宇宙友好協会(CBA)のあゆみ』、絃映社『地球ロマン』1970年10月号、天宮清『アイヌ文化神オキクルミカムイに学ぶもの』(トリトンクラブ)
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コメント
狂騒的な顛末が非常に興味深かった。
しかし、デニケンの影響でアイヌと宇宙人のことを言い出したのかと思ったが、それより前だね。
ある程度そういう言説が世間にあったんだろうか。