高尾山でUFOに遭遇、長老宇宙人から告げられた戦慄の未来! 「宇宙友好協会」代表・松村雄亮の超絶エピソード

高尾山でUFOに遭遇、長老宇宙人から告げられた戦慄の未来! 「宇宙友好協会」代表・松村雄亮の超絶エピソードの画像2イメージ画像:「gettyimages」より

 じつはこの時期、CBAはある問題を抱えていた。

 この頃、松村はアメリカのコンタクティー、スタンフォード兄弟の著書『地軸は傾く』の翻訳を進めていたのだが、この本の中には、「1960年に地軸が傾く大異変が起こる」とはっきり書かれていたのだ。CBA内部では、この記述をそのまま翻訳出版してよいものかどうか意見が割れていた。

 そこで松村は長老に、この点を尋ねてみた。

 するとその返答は次のようなものだった。

「球の大変動が極めて近い将来に迫っている。そのため常時地球の観測を行っているが、その正確な期日は宇宙人にもわからない。あなたはその準備のために選ばれたのだ。

 われわれ宇宙人としては、将来の地球再建のために1人でも多くの人類を他の遊星に避難させたい。しかし、決して混乱を招かないよう慎重にやりなさい」

 

高尾山でUFOに遭遇、長老宇宙人から告げられた戦慄の未来! 「宇宙友好協会」代表・松村雄亮の超絶エピソードの画像3松村雄亮 『Brother』(CBA)創刊号より引用

■松村雄亮のカリスマ性、CBAの変貌、そして失踪

 以後も松村は、何度も宇宙人と会見し、大異変に備えた準備を進めるための指示を受けた。

 宇宙人は、「慎重に」物事を運ぶよう強調し、その後「新聞を使ってはならない」とも指示してきた。一方CBA内部には、性急に事を運ぼうとする勢力もいたようだ。こうした動きは、1960年になって「産経新聞」にすっぱ抜かれる。世に言う「CBA事件」である。

 事件の責任を負う形で、松村以下CBA執行部は総辞職した。しかし、1年も経たないうちに松村は代表に復帰し、以後CBAは松村のカリスマ的な指導の下で活発な活動を展開する。

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コメント

1:匿名 2019年1月12日 12:21 | 返信

狂騒的な顛末が非常に興味深かった。
しかし、デニケンの影響でアイヌと宇宙人のことを言い出したのかと思ったが、それより前だね。
ある程度そういう言説が世間にあったんだろうか。

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