トランプ大統領が、戦争好きな強硬派ネオコンのボルトン大統領補佐官を解任 して、環境が全部整ったので、朝鮮半島の問題は、早ければ9月末、遅くとも 10月の頭には動いていく

2019/09/14 ブログ
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何かと戦争好きな強硬派ネオコンの米ボルトン大統領補佐官(国家安全保障
問題担当)が9月10日解任されて、環境が全部整ったので、朝鮮半島の問題
は早ければ9月末、遅くとも10月の頭には動いていく。もともとそういうス
ケジュールだった。水面下では北朝鮮との交渉は再開していて、ここでボルト
ン大統領補佐官を外して北朝鮮の意向を呑んだ形になった。ボルトン大統領補
佐官は5月、イランが米軍部隊を攻撃したり核兵器開発を加速させたりした場
合に備え、最大12万人の米軍兵士を中東へ派遣する軍事計画案を示してい
た。つまり、「300兆円戦争」と言われたイラク戦争に事実上敗戦し、逃げ
るようにイラクを撤退したのを忘れて、愚かにも再び多くの兵士を犠牲にし
て、巨額戦費を投じて軍事攻撃、戦争をしようとしていた。また、米国は、経
済的に疲弊し、完全に「落ちぶれた国」に転落しているにも関わらず、ボルト
ン大統領補佐官は、北朝鮮に対しても同じことを言っており、これが直接の解
任理由だった。上皇陛下のごく近くにいる吉備太秦の説明である。


 トランプ大統領は、戦争は好まないし、しない。そういうことを言う人間
は、ホワイトハウスに居てもらっては困るので、ボルトンをクビにした。また
イスラエルのシオニストもイラン攻撃を画策していた。第三次世界大戦の火種
は、ここにあった。北朝鮮問題も、これに連動している。
 ネオコンのボルトン大統領補佐官は、戦争をしたい側の立場だった。オバマ
前大統領のときもずっとそれを主張していた。オバマ前大統領がアフガン撤退
を言っていたのに、それをずっと止めていたのはボルトン大統領補佐官だっ
た。
 トランプ政権に代わってからは、外交のディールとして、一旦はボルトン大
統領補佐官を起用することで、「いざとなったら戦争をするぞ」という姿勢を
見せておいた。しかし、北朝鮮の崔善姫第1外務次官が「再度話をする、その
代わり、米国が態度を変えてこないのであれば中断する」と正式に発表したた
め、その瞬間にボルトン大統領補佐官を解任した。
 これによって、米国から軍事攻撃をせずに平和的に話し合いで解決する意思
を明確に示して北朝鮮の言い分を聞いたので、トランプ大統領は9月13日、
「少なくとも年内には、金正恩党委員長と会って、対話する」と発表した。
 時期についてはサバを読んでいて、もっと早まるだろう。北朝鮮の事情を考
慮すると、北朝鮮は早く朝鮮戦争を終結して、平和条約を結んで経済制裁を解
除してもらわないと、困るわけだ。これから冬に向かう時期でもあり、経済解
除してもらわないと、冬の寒さを乗り切れない。その点は、同じく経済制裁を
受けているロシアやイランも同じだ。だからわざと「年内」といった。年内と
いうことをチラつかせておいて、もっと早くやりましょうという方向にもって
いく。10月末までには米朝首脳会談にこぎつけるのではないか。
 イランとの核合意については、これで話がつく目途が立ったし、北朝鮮も予
定どおり進んでいく。手続き的には、米朝首脳会談がいつになるかだが、9月
末に国連総会があるため、ここに至ってはそこに金正恩党委員長を呼ぶという
ことはもうないので、外交日程からいくと、国連総会の後、10月上旬になる
だろう。そのときは取り敢えず、米国と北朝鮮が朝鮮戦争終結宣言にサイン、
もしくはアグリーメントをするというところまでいくだろう。正式な条約文書
にサインするということではなくて、取り敢えずは合意しますというアグリー
メントにサインをし、それに韓国と中国が追随する。韓国は、文在寅大統領と
の間で話がついているので問題ないし、中国も習近平国家主席を傀儡にしたこ
とで、李克強首相、王毅外相を含めて、合意している。これにはだれも逆らえ
ないので、もう問題はない。そして、朝鮮戦争終結宣言の合意と同時に、中国
の民主化が始まるということだ。
 重ねて言えば、イランもイスラエルも、ロシアも朝鮮半島も、トランプ大統
領の意図する新しい枠組みのなかで決めていくことになるし、その基本合意
は、キッシンジャー博士、プーチン大統領と上皇陛下はじめ我々の間ではでき
ている。その基本合意の時期は2005年に遡る。つまり、その段階で、いま
進めている「新機軸」の形が、キッシンジャー博士と我々のなかでできてい
た。

香港と中国の問題について、香港はいまの時点で英国の独立行政区であり、
これ自体を英国は保証している。いま英国がEU離脱問題でそれどころでないけ
れども、エリザベス女王は、1つの中国は絶対に許さない。認めるわけがな
い。
 実際に、エリザベス女王から上皇陛下の側近A氏のところに、香港のことも
含め、EU離脱のことでは「ジョンソンじゃどうしようもないので、何とかし
てくれ」とお願いがきて頼まれている。これを受けて、フィリピンから700
人の特殊部隊を香港に秘密裏に送り込み、北京政府に対して、「香港は英国の
独立行政区でいくということで、英国がコミットしているのだから、香港につ
いては諦めろ。選挙も民主的な選挙にして、英国が1997年に返還した最初
の状態に戻せ」と言っている。行政長官としては、中国人がいるけれども、英
国からも人が派遣されている。
 ということで、基本的に、香港問題は、ほぼ終息している。特殊部隊が香港
に入った段階で、習近平国家主席は傀儡となり、人民解放軍が突入するという
「第2の天安門」の危機は回避されている。9月末までには落ち着くだろう。
 習近平国家主席の妻・彭麗媛夫人(人民解放軍少将)は、秘密組織「洪門
会」に守られて、実母と一緒に台湾にいる。彼女は、中国に帰る気はない。習
近平国家主席の下には、彼女のダミーがいる。表面上は、夫婦一緒にいるよう
に装っているが、本物の妻・彭麗媛夫人は、台湾から人民解放軍をコントロー
ルしている。

イランの問題も、プーチン大統領とトランプ大統領の間では話がついている
ので、収束に向かう。表面上は、すぐに円満に解決するわけではないが、ただ
新しい枠組みをつくりたいということをトランプ大統領は言っているので、そ
の方向に向かう。
 マティス元国防相が本にも書いているように、オバマ前大統領がつくったい
わゆる核合意では内容が甘いということであり、新しい枠組みをつくる必要が
ある。その枠組みをつくろうとしているときに、ボルトン大統領補佐官のよう
な軍事攻撃をしようと考えている人間が政権内にいると足枷になってしまうの
で、ボルトン大統領補佐官を解任したということだ。イランの問題は朝鮮半島
の問題でもあることを忘れてはならない。
 問題は、イスラエルが中国東北部(旧満州)の地に移転すれば、イランの問
題は解決する。新しい枠組みをつくる段階で、イスラエルの移転についてプー
チン大統領がイランに伝えることになる。
 イスラエルは、9月17日総選挙を控えている。ネタニヤフ首相が再選され
るかどうか注目されているが、ただし、イスラエル移転といったとき、現政権
を中心としたいわゆるシオニストたちは新天地「旧満州」には行けない。
 基本的には、もともとイスラエルの地に住んでいたユダヤ人たちが移住す
る。シオニスト運動によりイスラエルに移住したユダヤ人(主にハザール系ユ
ダヤ人)たちは、シオニストでなければ中国東北部(旧満州)に移住できるだ
ろうが、熱心なシオニスト運動家は中国東北部(旧満州)移住することは許さ
れない。そこは完全に線引きする。
 オスマン・トルコも復活してシオニストが残るイスラエルを包囲するときに
は、米国の後ろ盾もなく、彼らシオニストたちは、最終的にはスイスに亡命す
ることになるだろう。
 その後、エルサレムの地は国連の管理下におかれる。そうしたことを実行す
るために、米国は大使館をエルサレムに移したということだ。というのは、い
まのイスラエルの建国の父は、エドモンド・ロスチャイルドであり、彼の本拠
地はスイスで、スイスのロスチャイルドの当主だ。そのためシオニストたちは
スイスに行くしかない。他にシオニストを受け入れてくれるところなどない。
そもそも民族が違うし、ドイツ第3帝国のヒトラー総統を焚きつけて、ユダヤ
人を大量虐殺させたのはシオニストだ。それは、イスラエルを建国する理由を
つくる大義名分をつくるために、ヒトラー総統にやらせた。それが歴史の真実
だ。イルミナティにしてもドイツが発祥の地というのは、そういうことに起因
している。
 アフガニスタンは、米CIAがタリバンと調停に入っているので、全面撤退
することは決まっている。これに変わりはないけれど、タリバンが相変わらず
活動を続けるのはまずいので、米政府とタリバンが握手できるように米CIA
が調停している。
 ちなみに、これはパキスタンのU記者の話だが、トランプ大統領が米国国内
での支持率が下がっていることを気にして、アフガニスタンには駐留米軍を少
し残すと発言したのに対してタリバンは、「ならば、タリバン軍もワシントン
に置かせて下さい」と条件を出したという。どうやらタリバンは、舌戦でも米
国に負けてないようだ。