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量産型VST
2020年4月19日 雑記

お久しぶりです。
こんな状況ですが相も変わらずVSTプラグインを作り続けております。

外に出られずやることもないこんな状況だからこそ粛々と作っているとも言えますが、コロナがなくとも喜々として作っていた気もしますし、まあ僕はいつもと変わらないですね。

親にも言われました。「お前が一番安全だ」と。あーそうかい。

これらのプラグインがこの状況下で誰かの役に立つとは思えませんが、もしかしたら風が吹けば桶屋が儲かる有り得ない関連性で、僕がVSTを作る度にコロナが収束に向かう可能性も0%ではないと信じつつこれからも作り続けようかと思っております。全てフリーですのでお気軽にお試しください。

これまで作ったVST一覧

  • EchLair(エクレア) - エコー
  • BassBoxer(ベースボクサー) - エンハンサー
  • MewTek(ミューテック) - フィルター
  • StarCorbel(スターコーベル) - コーラス
  • FlanJet(フランジェット) - フランジャー
  • PhaseShop(フェイズショップ) - フェイザー
  • RingPark(リングパーク) - リングモジュレーター
  • CurvaTure(カーバチュア) - ディストーション
  • CombSword(コムソード) - コムフィルタ
  • PitchTribe(ピッチトライブ) - ピッチシフター
  • PitchBlade(ピッチブレード) - ハーモナイザー
  • BitDrip(ビットドリップ) - ビットクラッシャー
  • ElectMorph(エレクトモーフ) - モーフ
  • FrexMod(フレックスモッド) - フリークエンシーシフター
  • SoundHeiter(サウンドハイター) - エキサイター
  • TapeTuber(テープチューバー) - サチュレーション
  • VimRem(ビムレム) - ボコーダーシンセ
  • ClayPigeon(クレーピジョン) - サウンドジェネレータ

VSTプラグインのダウンロードページへ

VimRemリリース
2020年3月3日 雑記

ボコーダーシンセ「VimRem」を作って公開しました。

とは言えご存知のように世界は今それどころではなく、外では見えない死神が徘徊し、 誰に鎌を振り下ろそうかと虎視眈々と狙っているような状況であります。

世界が今必要としているのはボコーダーではなくマスクやワクチンであり、ボコーダーなど今最も世界に不必要な類のものと言えるでしょう。ウイルス関係なくいかなる状況でも必要ない気もしますが。

ボコーダーを作ろうと思った瞬間「VimRem」という単語がすぐに頭に浮かび、そのままプラグインの名前に採用しました。まるで僕がVimRemという名前のボコーダーを作ることが予め決まっているかのように.. そういうこと、珠にありませんか。自分がまるでボコーダーに選ばれし騎士であるかのような錯覚。

若干ウイルスっぽい名前なのもあるいはそういう状況が影響していたのかもしれませんし、ボコーダーの音は害の無いかわいいウイルスみたいなイメージが僕の中であったからかもしれません。

正直たいして面白いものにはならなかったのですが、宜しければお試しくださいまし。WindnowsのVST2/3環境で使用できますが、スタンドアローン版もありますので音楽ソフトを持っていない方でもお気軽にお試し頂けます。

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6歳の甥の歌でサンプルを作ってみましたのでお聞き下さい。
去年のクリスマスに僕の為に歌ってくれた超絶かわいい英語の歌です。

オリジナル

ボコーダー

Cabbage!
2020年1月14日 雑記

最近Cabbageというソフトウェアで遊んでいます。

CabbageはCSoundという音楽プログラミング言語用のフレームワークで、CSoundで記述したデータをVSTプラグインにいともあっさりとエクスポートできてしまう凄いソフトウェアであり、凄いキャベツなのであります。

CSoundはモジュールが豊富で、二つ三つ関数を呼び出すだけで簡単なエフェクタが完成してしまいますし、GUIはCabbageが請け負ってくれますので、VSTを作るなんざキャベツで朝飯を作るよりも簡単というわけです。

いや本当にAudioMulchやReaktorより凄いですし、これだけモジュールが揃っていればニワトリの如く毎朝毎朝新鮮なVSTをぼこぼこ生み落とせそうな気がいたしますので、是非一生そうして生きてくださいませ。

まずは練習がてら、いくつかVSTプラグインを作ってフリーで公開してみましたので、興味のある方はお試しください。

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新春のギターアンプ
2020年1月8日 雑記

Web用のギターアンプを作りましたので公開しました。

昨年にWebエフェクタ一式を作って公開したものの、アンプだけは作れなかったので新春のチャレンジとして頑張ってみたのでした。

Webアンプを試す ※ Chrome限定

年が明けてもやることが変わらず恥ずかしい限りなので、新年の幕開けを祝うような快音をギターでかき鳴らしたくなった、というもっともらしい理由を付けておくことにしますか。

とは言え僕はギター弾きではないので、ギターアンプというもの自体実はよく分かっておらず、結果ギター好きではない人間が3時間程度でこしらえた著しく愛の欠けるアンプに仕上がってしまいましたが、そこは道を知らないタクシー運転手に当たった時の諦めの境地と同じ要領で我慢して頂ければと思います。

でもせっかく作ったのだからと久しぶりに埃まみれのギターを引っ張り出し、自分で試してみたのですが、音云々の前にブラウザに向かってギターを弾くのは存外虚しい行為であることに気付き、弾きながらどうしてWebページ上にギターアンプなんてあるのか、信用なるものかという気持ちになってしまい、よく分かりませんが大変遺憾な結果であります。

正月に親戚の家に遊びに行って自慢のギターを披露したいけど、アンプも音楽ソフトもない状況に追い込まれた時などには役に立つのでしょうが、その時はきっとギターもないというオチになるはずなので今度はギターシンセを作らなければいけませんし、やれやれ今年はとても忙しい一年になりそうな今日此頃にございます。

ドトール、のち、はれやか
2019年12月23日 雑記

年の瀬も押し迫り、寒さ一段と厳しくなるこの時節、皆様如何お過ごしでしょうか。

僕はと言えば昨日、新潟市まで足を運んで買い物に行ったのですが、お金もないので値の張る暖かそうな服を見つけては、「いいなぁ、あったかそうだなー」とマッチ売りの少女のような可愛さで眺めているだけで、何も買わずに帰ってきてしまいました。

アウトドアショップで暖かそうなノースフェイスのパーカを見つけ、自分へのクリスマスプレゼントに良さそうだとも思ったのですが、値札を見たら13,000円と書いてあり、僕へのプレゼントに13,000円なんて勿体ないしあいつにそんな価値はないと自分で思ってしまい、結局それも買わずじまいでした。

いつもいつも全身無印の薄着コーデのせいで、風邪ばかり引いている現状を打破してくれるであろう暖かいパーカに13,000円すら出せないとは思いませんでしたし、逆に言えば僕は冬中ずっと薄着で風邪ばかり引くバイトを13,000円で引き受けているとも言えるわけで、何というか全然割に合わないし、素直に買っておけば良かったと今更ながら思っております。

あまりに惨めな気分になったので、同じフロアにある楽器屋のシンセコーナーで地を這うような凶悪なベースのパッチを作ってそのフロアを後にしたのですが、全然気分は晴れずにむしろあのパッチを聞かされてトラウマになる方の心境を思ひ量って申し訳ないような居たたまれないような心持ちになってしまいました。

気分は最悪となり、一瞬万代橋から身を投ずる自分の姿が脳裏に浮かんだのですが、その前にどこかで暖かいコーヒーを飲んでもばちは当たらないだろうとドトールに立ち寄り、ココアかカフェオレか、どっチキンにしようかとチキンでもないのに悩みましたが結局ココアを選び、これが超絶美味しい代物で僕の気分は持ち直し、何事もなかったかのような晴れ晴れとした気分で無事に帰途に着きましたとさ。

めでたいね。

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