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岐阜

小瀬鵜飼、6月1日開幕へ再延期 新しい観覧船など準備

今季の開催に向けた思いを語る足立鵜匠=関市役所で

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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、例年の十一日より遅い二十六日に予定していた関市の小瀬鵜飼の開幕は、政府の緊急事態宣言の延長を受けて六月一日に再延期された。

 鵜匠代表の足立太一さん(65)と観覧船を運航する関遊船の山田武司社長、永田千春事務長が七日、市役所を訪れて尾関健治市長に報告した。三人は再延期のほか、新たな十四人乗りの観覧船「れいわ丸」の導入や、兼業船頭五人の新規採用など、開幕に向けた準備についても説明した。

 今季は、観覧船に乗る人数を制限するなどして感染症対策を図る方針。足立さんは「過去に経験がないことで寂しい。早く終息し、鵜飼いを楽しんでもらえるよう万全の準備をする」と話した。

 (鈴木太郎)

 

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