出典:『直撃!シンソウ坂上【新型コロナ生放送SP大阪吉村知事&神奈川黒岩知事と生激論】』の番組情報(EPGから引用)
直撃!シンソウ坂上【新型コロナ生放送SP大阪吉村知事&神奈川黒岩知事と生激論】[字]
「大阪モデル」「神奈川モデル」独自の対策を講じる2人の知事が緊急生提言!経済は?医療崩壊は?▽学校が抱える問題…公立・私立・超有名進学校それぞれの対策
ご案内
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番組内容
今夜の『直撃!シンソウ坂上』では、生放送で「新型コロナウイルス」を特集する。
ゲストには、現在首長として最前線で新型コロナウイルスの対策にあたっている、吉村洋文大阪府知事、黒岩祐治神奈川県知事がリモートで生出演。スタジオゲストとして、元三重県知事の北川正恭、昭和大学客員教授の二木芳人が出演する。東京と日本各地を中継で結び、現職の知事と知事経験者が、日本の明日を徹底討論する。
番組内容2
自粛解除の独自基準「大阪モデル」、医療の独自体制「神奈川モデル」など、大阪府・神奈川県は独自に積極的な対策を講じている。新型コロナウイルスの最新情報を交えながら、要請と補償の問題、ひっ迫する医療現場など、さまざまな問題に国・自治体・国民はどう向き合うべきか、MCの坂上忍が知事に質問をぶつけていく。
世間を騒がせた「人・事件」などの“今”を、坂上忍が追跡&直撃し、真相を突き止めていく
番組内容3
“ジャーナリズムバラエティー”『直撃!シンソウ坂上』に乞うご期待。
出演者
【MC】
坂上忍
【スタジオゲスト】
北川正恭(元三重県知事)、二木芳人(昭和大学客員教授)
【リモート出演】
吉村洋文(大阪府知事)、黒岩祐治(神奈川県知事)
【進行】
伊藤利尋(フジテレビアナウンサー)
スタッフ
【制作統括】
石塚大志
【チーフプロデューサー】
大川友也
【総合演出】
島本亮
【プロデューサー】
五十嵐剛
【演出】
山﨑貴博
【制作】
フジテレビ 第二制作室
『直撃!シンソウ坂上【新型コロナ生放送SP大阪吉村知事&神奈川黒岩知事と生激論】』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)
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- 意見
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- 日本
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- カ月
- 延長
- 緊急事態宣言
- 児童
- 神奈川県
- 大阪モデル
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≫今夜の直撃!シンソウ坂上
ですが
いまだ感染拡大の瀬戸際が続く
新
型コロナウイルスについて
緊急生放送でお届けします。
本日は新型コロナウイルス対策の
最前線で指揮を
執っていらっしゃる
現役知事のお二人と中継を結び
じっ
くりとお話を
伺っていきたいと思います。
吉村知事、黒岩知事
今日はお忙しい中
ありがとうございます。
後ほどよろしくお願いします。
まずは最新ニュースから
お伝えいたします。
こちらをご覧ください。
≫緊急事態宣言延長の初日
けさのJR品川駅には
多くの通勤客の姿が。
≫感染者がいまだ
ゼロの岩手県では
県立の高校や各地の小中学校が
今日から再開。
≫こちらの
栃木県宇都宮のギョーザ店も。
昨日までは
テークアウトのみの営業だったが
感染防止策を講じ
通常営業を再開した。
各地でそれぞれの
自粛延長がスタートした日本。
今日の感染者数は、全国で94人
東京では23人となった。
そして今
注目が集まっているのが
緊急事態宣言の解除基準。
昨日、安倍総理は。
≫そしてこの解除基準を
めぐって
西村経済再生担当大臣と
大阪府の吉村知事が
火花を散らした。
≫吉村知事は
休業要請などの解除に向けた
独自基準、大阪モデルを
発表する際
政府が明確な基準を
示さなかったと指摘。
すると。
≫すると吉村知事はツイッターで
今後は気を付けます
と、すかさず謝罪。
しかし今日の会見では
強気に。
≫すると、4時間後
今度は西村大臣が反応。
≫と、語った上で
今回の騒動に関しては。
≫この出口戦略をめぐる
バトルの行方は。
注目の吉村知事が
生出演で思いを語る。
≫いち早く神奈川モデルを唱え
医療崩壊を防ぐための
体制を整えた
神奈川県
黒岩祐治知事も生出演。
延長されることが決定した
緊急事態宣言。
休業要請に対する
補償は。
医療崩壊をどう防ぐのか。
新型コロナウイルスとの闘いの
鍵を握る2人の知事は
一体何を語るのか。
そして。
休校措置からおよそ2カ月
教育現場で
試行錯誤する教師たちを
独自取材。
≫さらに今年
東大合格者数40人
都内屈指の進学校
日比谷高校は。
≫浮上した
9月新学期案の行方は。
元知事と専門家を交え
日本の今後を徹底討論。
≫聞きたいこと
たくさんあります。
早速行きます。
≫まずは国内の感染者の数です。
今日、確認されたのが
94人
そのうち東京は23人
ゴールデンウイーク明け
というのもあると思いますが
ぐっと下がってきた印象を
持ちます。
≫減少傾向であるのは
間違いないと
思いますが
二木さん
ゴールデンウイークということで
PCR検査じゅうぶんでない
ということもありますし
逆に
気を付けなければいけないのは
気の緩みなのかなという
気がしますが、どうですか。
≫ここまで下げてこられたのは
皆さんの
ご協力のおかげだと思います。
ここからが正念場です。
ここから、さらに
この数字を
キープすることによって
後にも出てくる、医療提供体制を
整えて
おそらく、第2波がある
可能性が高いですから
それに備えるということが
大事です。
≫そうした中で
緊急事態宣言は5月末まで
延長になったわけです。
じゃあ、いつ、どういう形で
解除されるのか。
大阪府は、こちら
独自に大阪モデル。
解除基準を発表しました。
感染経路不明の新規患者
陽性率、そして重症患者を
受け入れる病床の使用率
この3つの指標。
7日間連続でこの基準を
クリアできれば
段階的に休業要請を
解除するという話です。
吉村知事はトンネルの出口の
指標をきっちり示すのが
政治の役割。
国では示されないならば
大阪モデルを
決定したいという説明です。
≫この大阪モデルですが
北川さん
率直にどうですか。
≫具体的にきちんと示したのは
非常によかったです。
残念なことは
吉村さんが
大人の判断といいますか
賢い判断というか
けんかしようと思えば
いくらでもできたが
もうちょっと頑張って
知事、ここにありぐらいは
示さないと残念だなと
ちょっと
賢過ぎると思います。
≫僕は賢いというか
いい意味で
したたかだと思います。
≫その部分こちら。
西村担当大臣が
吉村知事の国が示さないので
大阪モデルを、ということに
対して不快感
を示しました。
ご自身で休業要請をされて
ご自身で解除されるわけだから
ご自身で
その説明責任を果たすのは当然。
≫ソフトな西村さんがちょっと
むっとしていらっしゃいました。
≫安倍総理もインターネットの
生放送の番組で
大阪は大阪で、それは
ご判断いただいてという
趣旨の発言があった。
そして今日、吉村知事の発言。
≫こう述べたわけですが
詳しくうかがいます。
≫吉村さん、実際どうですか。
≫いつも僕は橋下さんに
腹
黒いと言われています。
ただ、僕も性格は
良くないと思いますが
コロナに対して
一生懸命やっていこう。
知事である限り、一生懸命
やっていこうと思います。
僕が思うのは
この1カ月間、緊急事態宣言
というのを国が定めてやろうと
これは自治体もそうですし
国民の皆さんも
市民、府民の皆さんも
本当に協力していただいて
この1カ月を過ごしました。
ここには
感染爆発を
抑えることはできたと思いますが
一方で
たくさんの血が流れています。
小規模事業者、小売り事業者の方
さまざまな方
経済を押し込みながら
日々の生活もままならない状態で
この1カ月を過ごした。
中には倒産する方や
失業する方もいて
これはあってはならないですが
経済が死ねば
人の命が奪われます。
あってはならないですが
事実です。
それぐらいの痛みを
この1カ月やってきた。
感染を抑える中で
延長となった
専門家の意見を聞いて
延長するのは致し方ない。
ですが、それをするのであれば
どういうときに解除されるので
あろうかということを
明確に示すのは
セットでやるべきだと
ずっと思っていました。
もちろん国の
緊急事態宣言の解除は
権限です。
一方でわれわれ知事が
やっているのも休業の
解除していくのは
知事の権限です。
何らかの、きちんとした
出口の見える化をしないと
この1カ月やってきた
本当に死に物狂いで
やってきた人とっては
死活問題です。
僕は見える化をやっていこう
と決めました。
僕のような政治家は
専門家もそうですが
収入は減りません。
1円も減らない。
このわれわれが
このルールを決めていく中で
毎日毎日が
死活問題という気持ちを考えて
やはり延長なのか、圧倒的な
補償なのか、とや
らないと
単純な延長というのは、僕は
違うんじゃないかなというので
意見したところです。
僕も言うだけで
終わってはいけませんので
やるならば大阪で
見える化をして
トンネルの先を
示してい
こうというので
大阪モデルを出しました。
ちなみに西村大臣とは
あの後電話をしましたので
連携していくことに
なっていますので、大丈夫です。
≫ただ僕はもう率直に
先日の安倍総理の
会見の時に
解除の話にまで踏み込まれたので
ある程度のきちんとした
目安というか数値化されたものは
出てくるのかと思っていましたが
出てこなかったので
疑問に思ったときに
この大阪モデルというのを
拝見して
やはりとても
分かりやすいというか
われわれにとっても
一つの目標になりますし
当然、賛否はあると思いますが
そんな中で気になるのが
大阪のPCR検査の状況です。
吉村さん
じゅうぶんになされている
と考えていいんです
か。
≫PCR検査については
じゅうぶんにしっかり
やってるという認識です。
諸外国と比べれば日本は
少ないというのはあります。
日本の中で
今の仕組みの中で考えると
大阪はかなり
きっちりやっていると思います。
その一つが陽性率です。
陽性率というのは
検査件数に対する
陽性者の割合です。
ですので50人の
陽性者がいたとしても
60件検査して50人なのか。
600人検査して
50人なのかというので
意味がまったく違います。
そうした意味で、市中に
どれぐらい広がっているのか
検査をきっちり
出さなければいけませんし
それによってどのぐらいの
陽性者がいるのか明確にする。
私は7%と設定しました。
何で7%かというと
7%の陽性率が
高い地域に
関しては
死亡者も増える。
7%以下に
抑えていかないといけないという
これはコロナの専門家の
意見としても出ています。
陽性率は市中でどのぐらい
いるのかを確認すると同時に
PCR検査の体制を
ちゃんとやっていますという
確認にもなります。
陽性率が40%、50%となると
PCR検査が少なすぎて
ちゃんと陽性者を
確認できていない。
つまり陽性率7%というのは
それが基準になっています。
僕らの大きな目標としては
医療崩壊を防ぐということを
目標にしています。
これが大阪基準です。
出口としては
ここです。
1つは、先ほど申し上げた
陽性率が7%未満。
もう一つ大事なのが
ICU、重症者なベッド。
それがいったい幾つ
あるんですかという。
その中にどのぐらいの方に
ベッドを使用されているのか
ということです。
最後、生きるか死ぬかの瀬戸際の
時は
ICUのベッドが
重要になります。
それをきちんと数を確認して
大阪は188ありますが
入院しているのが61名の方。
ここは一定のICUのベッドが
ちゃんと
確保できている余裕があるのが
一つの解除要件です。
もう一つは感染元不明の方が
10人以内に
収められていること。
この3つの指標を持って
これが認められれば
医療の基準の範囲内だから
徐々にだ
けれど
怯えながらも感染症対策を
とりながら
社会経済を戻しましょう。
この数字は今日から毎日
公表しています。
≫せっかくなので
もう1つのフリップ
そのグラフがすごく
分かりやすか
ったです。
これは出口と、再入り口
のよ
うなものなんですか。
≫これが非常に肝の部分です。
よく報道で
出口ばかり報道されますが
大事なのは再入り口を
どう探るかです。
ぐっと増えて
感染拡大しましたが
皆さんの協力で
下がってきている状況です。
今、ここらへんにいます。
今下がり局面です。
どこで基準を解除するのか
そこを見える化するのが
大きなポイント。
大事なのは、コロナはワクチンや
治療薬が出てこない限りは
いつ第2、第3の波が
来るか分かりません。
夏かもしれませんし
専門家の意見では
冬が多いといわれています。
そのときに、上がってくる数字を
きちんと
キャッチしなければいけません。
出口と入り口は
ある意味セットです。
これが急拡大すると
止められなくなります。
それが怖い状況です。
その再入り口をキャッチする。
下がり局面にある人数と
上
がり局面にある人数は
まったく違います。
上がるときに大事なのは
どのぐらいの角度で
上がっているのかが大事。
そこで、先ほどの
再入り口の基準です。
ここが病床使用率を
問題にしていません。
なんでかというと
幾ら病床があっても
一気に上がったら
感染爆発したら
どうしようもないです。
だから病床が
幾ら余っているかというよりは
どのぐらいの角度で上に
上がっているかということです。
ここにある、リンク不明の数も
解除の時は10人未満。
下がり局面なら10人でも
いいですが
上がり局面のときはもう少し
厳しくみようということで
5人からとなっています。
下がり局面では見ていないですが
こちらは感染経路不明な人が
どういう割合で前週と比べて
増加しているか。
という数字です。
≫大阪吉村知事の
出口そして
再入り口のご説明がありました。
神奈川県はこの出口
あるいはその先を
どう考えていらっしゃいますか。
黒岩さんいかがですか。
≫吉村知事の話を聞いて
絶妙のタイミングで
みんなが求めていることを
仰った。
素晴らしいと思いました。
神奈川は
医療の提供体制を
充実させるために
頑張っていました。
そこから話します。
神奈川モデルといったものです。
これは重症、中等症、無症状
軽症
3種類に分けます。
中等症の方
こちらを
集中的に入院していただく
重点医療機関を作ることが
一番のポイントです。
これはダイヤモンド・
プリンセス号の教訓によって
これを作りました。
このビジョンを掲げて
いち早く、重点医療機関を
指定してまいりました。
1カ月以上前のことです。
これはうまく
今、機能しています。
重点医療機関
最初、決める時は大変でした。
いわゆるコロナ専用病棟
のようなものですから。
医療スタッフは
辞めてしまうのではないかと。
地元の方が反対したら
どうしようというのを乗り越えて
今だいたい
1000ベッドぐらい
こちらが見えています。
この流れがありますと
奇麗に流れていきます。
昨日、加藤厚労大臣が
この重点医療機関を
視察に来ていただきました。
その中で
まだまだベッドに余裕があって
スタッフも誇り高く
働いている姿を
見ていただきました。
奇麗に流れている
といったことがありました。
その中で、これのいわゆる
進化形というのを考えています。
例えば
これは実際ありましたが
精神科の
重症の方が
コロナにかかったらどこで誰が
どう対応するのか。
こうした問題が起きました。
これで、われわれは
精神医療における
コロナ対策といったもの
これも作りました。
これは県立の精神医療センター
これと
湘南鎌倉総合病院
これが連携をして
精神疾患で、かなり重篤な方
この方をコロナの専門家
なかなか見られません。
これを連携すると
うまくいくだろうということで
これを今
始めているところです。
こういうことから含めて
これから
さまざまな分野で
神奈川モデルというものを
進化させていく必要が
あるなと思っています。
≫二木さん、これ
中等症を分けるとい
うのは
当初から
理想論ではありましたよね。
≫おそらく大阪の方も
確か、フォローアップセンター
という構想があって
両知事とも
医療体制の整備というのを
当初から重視しておいででした。
先ほどの吉村知事の
一つの数字の中にも
重症病床
ICUの占有率が入っているのも
大変評価できます。
それがあって医療提供体制が
きちんと整っていてこそ
初めて、いろんな
解除というようなものも
できます。
両知事とも
先見の明が終わりになりますし
今まで打ち込んでこられたので
今の結果だと評価しています。
≫黒岩さん、神奈川県として
出口戦
略のようなものは
どのようにお考えですか。
≫吉村知事が、見事に
こ
の数字と挙げられました。
素晴らしいと思います。
われわれこういうものが
まだ作ってきた中で
出口というと
皆さん、イメージするのが
出口と言うので
ぽんとステージを
変わる
そういうものを
期待されるかもしれませんが
現実は違います。
出口が、ぱっとあるわけではなく
グラデーションで
徐々に変わっていく。
こういうことをイメージ
していただきたいです。
その出口を作るというのは
ものすごく慎重であるべきだと
思います。
基本的には赤いのが医療の関係
青色が経済の関係です。
緊急事態宣言で
経済がぐっと下がりました。
そうすると患者さんも下がる。
そこをどこで上げるのか
切り替えの問題です。
赤い線を、どういうふうにして
評価するかというのが
一番のポイントです。
吉村知事は感染経路不明者の
問題とか
陽性率というものを
挙げてこられましたが
われわれが考えているのは
医療提供体制
これがきちっと
維持できているか。
それと、医療福祉の担い手。
それがちゃんと
保護されているかどうか。
それから高齢者
障害者などの保護
これが行われているかどうか。
こうしたことも含めて
総合的な指標を
作るべきだと考えます。
今の時点では申し訳ないですが
こういう指標ができました
というのを発表できません。
われわれはこうしたものも含めて
こうしたグラフを含め
作ろうと思っています。
この中で、一番大事なことは
ただ単に経済を
復活させるだけではなく
このプロセスを通じて
新たな社会経済モデルへ
転換していくということです。
こうしたコロナを乗り越える
プロセスによって
新たな社会を作る。
具体的にどういうことかというと
ロボット、われわれ神奈川県は
ロボットの特区を
ずっとやってきました。
もっと日常の生活の中に入れる
ライフスタイルを作る
ドローン前提社会。
これもずっと1年以上かけて
われわれが提言して
実践しています。
ドローンが前提になる社会を
これを機に一気に高める。
これが、最終的に
必ず
V字回復のときがやってきます。
その時に一気に
ギアを入れると
新しい社会がもっと広がります。
そういう形で
しばらくは我慢しながら
次を狙っていきたいという
考えです。
≫これが神奈川県の未来図
ということでありますが
向かう先というのは
医療中心というのは
大阪も神奈川も
方向は
同じなんじゃないでしょうか。
≫同じだと思います。
コロナがたまたまの
きっかけですが
前からそういうことを
考えていらっしゃったときに
このピンチをチャンスに
切り替えているということで
≫今日はお二人の知事に
生出演いただいています。
続いては、休校が続く
教育の現場についてです。
学習崩壊の
懸念すらささやかれる
その実態を取材しました。
≫緊急事態宣言の延長に伴い
学校再開への道筋が
つかなくなった教育現
場。
そこで、今回
公立小学校
私立の小学校を独自取材。
≫見えてきたのは
苦境を克服するための
驚きの工夫。
さらに今年、東大に40人。
国公立大医学部に43人の
合格者を出すなど
都内屈指の進学校
日比谷高校を直撃。
≫迫る大学入試に
どう立ち向かうのか。
≫まずは、いち早く
オンライン授業を導入したという
埼玉県
私立さとえ学園小学校。
何と休校要請が
発表された4日後から
ウェブアプリZoomを活用した
授業をスタート。
すでに2カ月がたつ。
いったい、どのような授業を
行っているのか。
≫さらに
体育の授業もオンライン。
≫実演する先生と
児童をチェックする先生に
分かれて
授業を行っていた。
≫実は、この小学校では
新型コロナウイルスの
感染拡大前から
児童1人に1台
学校からタブレット端末が
貸し出されていた。
このため、休校後も
スムーズにオンライン授業に
移行できたという。
授業は、ほぼ通常の
時間割どおり
に行われ
平日は1科目40分。
6時間目まで実施されている。
今の状況について
児童の1人は。
≫一方、公立の学校では
どのように対応しているのか。
東京都港区立
本村小学校を取材すると
数々の問題に直面していた。
≫撮影機材は何と
教師の
私物の携帯電話。
予算や行政の方針もあり
オンライン用のタブレット端末が
教師に支給されていない。
さらに。
≫児童の家庭ごとに
Wi‐Fiなどの
通信環境が異なるため
全員に
リアルタイムの授業ができない。
そのため
この学校では配布した紙の教材を
補足する映像
として
5分ほどの動画を
学校のホームページにアップ。
見られる児童だけに
見てもらうしかない状況。
≫教師たちは
何とか授業を進めたいと
工夫をこらすが
そこには複雑な思いが。
≫東京の公立小学校に
児童を通わせる保護者に
話を聞くと。
≫こうした状況を受け
おととい、東京都の小池知事は
公立学校でも
オンライン教育を実現できるよう
端末の貸し出しや
通信費を
支援する補正予算案を発表した。
そして今、教育現場で
挙がっているのは
受験に対する不安の声。
そこで、都内屈指の進学校
東京都立日比谷高等学校を取材。
≫今年、東大に40人
国公立大医学部に
43人の合格者を出すなど
輝かしい実績を誇る超名門校。
そんな日比谷高校が
現在、直面しているのが。
≫そこで
授業の遅れを
カバーするため
本格的な
オンライン授業開始に向け
試験的な授業を
行っているという。
≫より良い教え方を模索しつつ
授業を進める現場の教師たち。
ゴールデンウイーク明けからは
ほぼ従来の時間割で
オンライン授業を開始。
しかし、何より心配なのは
受験生の
精神面だという。
≫授業の中で行われた
グループディスカッションには
こんな議題も。
≫都内屈指の進学校
日比谷高校で行われた
英語のオンライン授業。
≫受験生たちの反応は。
賛成61%
反対39%という結果に。
児童や生徒の今と未来のために
国や自治体が取るべき
最善策とは、いったい。
≫確かに学校によって
差が出てきているのは
間違いないです。
その中、吉村さん
大阪は6月中に
オンライン授業ができる体制を
整えることでよろしいですか。
≫大阪の府立高校は
大号令をかけました。
100%完璧にやるというと
数年かかりますから
僕のやり方というのは
お金は府が責任をもって持つ。
やり方は
それぞれの高校に任せる。
それぞれ学校のやりやすい
やり方でいい。
6月末までに、とにかく
オンライン授業ができる
環境を整える。
金は持つからやってくれという
大号令をかけました。
山がきたときに同じように
休校になったとき
そのときに
今は公立学校は
できませんでしたが
次、きたときには
オンライン授業ができるように
整えておくのが
今やるべきことだと思うので
100%完璧なタブレットを
配るのは無理ですが
まず責任を取るからやれという
自由裁量でやってくれと
いうのをやりましたから。
≫金は出すから
口を出さないというのは
一番スピード感が持てる
やり方だと思います。
黒岩さん、神奈川はどうですか。
≫神奈川県の県立高校
139ありますが
遠隔授業をやれてるところが
16校です。
≫このコロナ危機の中
にわかに浮上した感がある
9月新学期案
両知事に伺います。
吉村知事
9月入学、どうお考えですか。
≫僕はやるべきだと思います。
世界のグローバルスタンダードも
9月入学です。
G7で
4月入学は日本だけです。
G20の大阪サミットという
会議もありました
が
その中でもほとんどが
9月入学、8月入学で
日本とインドだけ、4月です。
10年後20年後の
日本の未来を考えたとき
僕は絶対に9月入学を
するべきだと思います。
≫賛成なんですが
間に合うんですか、物理的に。
≫僕はできると思います。
考え方ですが
4月の勉強がすでに
できていません。
5月いっぱいも東京、大阪では
休校が続いています。
残り6月から始めるとしても
さっき申し上げたとおり
どこか冬の段階で
コロナが来るかもしれません。
そう考えたときに
この1年間の勉強を
3月末までにやるのか。
来年の9月末までに
終えるのかを考えると
僕は1年半かけてやったほうが
子どものためになると思います。
そういう意味では来年9月からの
正式スタートでもいいですし
3月末までに詰め込むよりは
9月の方がいい。
これによって世界標準とも合う。
日本は前例が大好きな国です。
なかなか普通に動いていると
変えられません。
今、やらなかったら
一生できない
ガラパゴスになります。
それに向けた
準備を今やるべきです。
≫北川さん、どう思いますか。
≫私も9月に賛成です。
来年の9月まででも
やるということを決めた方が
先ほどのIT化とか
ああいうのを
全部解決するためには
これぐらいのことをやらないと
失われた時代は
このコロナをチャンスに
頑張って変えるべきだと
私は思います。
≫黒岩さん、確かに
やれないことを前提で
考えるよりは
こういうときだからこそ
やれることを前提に
変えることも一つの考えだと
思いますが、いかがですか。
≫私も賛成です。
神奈川県の県立高校の中で
国際化を目指すところ
たくさんあります。
ところが、学生交流を
しようと思うと
半年のずれが障害になります。
もっとグローバル化ということを
進めなければいけない。
この9月入学という話は
前からしていた。
東大の総長が
言っていたができなかった。
しかし今は
できるチャンスが到来している。
やるかどうかよりも
やることを前提に
どうすればできるかというのを
早急に考える。
障害になるものをすぐに
解決することを考えるべき。
一番最初にそう言いました。
ただ、そのときにこの9月で
間に合うというかという
思いがあります。
さまざまな意見を聞く中で
これならいける、と思ったのが
例えば今の1年生
1年間は来年3月までですか
これを1回だけ延ばしてもらう。
17カ月にするわけです。
来年の9月からスタートする
ということ。
これならばそれだけの
時間的余裕もありますから
これならできる。
そういった意味で
チャンス到来です。
≫企業との連携は
どうなってきますかね。
就職に関する企業との
連携というか。
≫それも、変えなければいけない
課題になります。
例えば新入社員が
入ってくると思ったところが
遅くなるとか
その間、どうする。
定年制を
いじらなければいけないとか
そうしたことが
出てくると思います。
来年9月導入だったら
それを整理する時間的も余裕も
あると思います。
制度の移行期はいろんなことが
ありますが、それを
乗り越えたときに
勝ち取るものが
大きいと思います。
国際化を進める中で
移ったときには
ITを使った
リモートの授業なんかも
国際的な枠組みでやっていく。
それも同時に
進めていくべきだと思います。
≫知事は
政府にお願いということを
聞くのが残念ですが
47知事が結束して
これをやるべき。
そういう流れを今作っておけば
チャンスだから
頑張ってください。
≫今の北川さんのご意見
どうですか、吉村さん。
≫全国知事会でも
話がありました。
9月入学の意見もある。
反対の意見も当然あるので
全国知事会での合意は
なく、検討すべき
という話になりました。
大きな方向性としては
目指すべき。
全国知事会も僕、思いますが
国に対してどかんと言うためには
全員の総意のやり方ではなく
多数決か何かで決めて
ぶつけるときは大きく
ぶつけなければ
結局、全国知事会の発言力が
弱まります。
ふわっとした感じで
提言みたいに
なってしまうので
僕は今回よく思いましたが
全国知事会が
もっと力を持つために
多数決で物事を決していく。
大きなものを国にぶつけていく。
システムを変えなければいけない
と思いました。
≫言い過ぎちゃったときは
素直に謝れば
いいわけですからね。
≫素直に謝ります。
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