窪田正孝が激やせ?ヴィーガンである水川あさみの食生活が影響か
俳優で現在NHK連続テレビ小説「エール」にて主演を務める窪田正孝さんが激やせしたというニュースが話題になっていますね。窪田正孝さんは女優水川あさみさんの旦那様ですが、どうやらヴィーガン(ビーガン、完全菜食主義者)である水川あさみさんの食生活が窪田正孝さんの激やせに関係しているとのことですので、水川あさみさんの食生活について調べてみました。
ヴィーガンってなんだっけ?ベジタリアンとはこう違う
ヴィーガンは肉や魚のみならず卵や乳製品を含む動物性食品を一切食べない/含まないことで、完全菜食主義とも言われます。
食事面のみにおいて卵や乳製品を含む動物性食品を一切食べない場合は特にダイエタリー・ヴィーガン(dietary vegan)と呼ばれます。肉、魚や卵などを日常的に食べる日本人からすると特にダイエタリー・ヴィーガンという概念に共感し難い人が多いかと思いますが、ドイツを含め欧米ではダイエタリー・ヴィーガンの人を多々見かけます。また、動物の命を尊重するために食事面のみならず衣類など身の回りのものからも動物由来のものを避けようとすることはエシカル・ヴィーガン(ethical vegan)と呼ばれています。
ドイツでは昨今「ヴィーガンの服」「ヴィーガンのスニーカー」などをよく見かけます。私も初めは「ヴィーガンって、食べ物に関してだけじゃないの?服やスニーカーがヴィーガンって、それが何?」と思ったりしていました。
ヴィーガンになる主な理由としては、環境保護や動物愛護など個人の政治的な考え方に由来する場合が一般的です。
一方、ベジタリアンはヴィーガンほど制限が厳しくなく、肉や魚は食べないけれど卵や乳製品は食べたり、肉は食べないけれど魚は食べるなど「肉を食べない」というのは共通ですがそれ以外の部分は人によってばらつきが見られる傾向にあります。
以前もドイツでは食べ物の選り好みは当たり前という記事を書かせて頂いたように、ドイツを含め欧米では「私はXXとYYは食べない」といったように、自分が食べるもの・食べないものをはっきりと主張される方が大半です。「好き嫌いせず全部食べること」をよしとする昔ながらの日本の考え方とは真逆と言っても良いですね。
水川あさみはドキュメンタリー映画「DOMINION(ドミニオン)」の影響でヴィーガンになった?
さて、日本ではまだまだ少数派な印象のヴィーガン/ベジタリアンですが、水川あさみさんはなぜヴィーガンになられたのでしょうか。なんでも、Chris Delforce(クリス・デルフォース)が2018年にリリースしたオーストラリアのドキュメンタリー映画「DOMINION(ドミニオン)」が理由のようです。水川あさみさんはインスタグラムのストーリーでドミニオンを紹介されていたことがありました。
ドミニオンはドイツでもサポーターが多く、大通りに面したマンションのベランダに「Watch DOMINION on YouTube!!」と大きく書いた幕を掲げているお宅さえ見たたことがあります。
「DOMINION(ドミニオン)」とは日本語で「支配権; 主権」といった意味で、ドミニオンというタイトルには人間が動物を支配している現状に疑問を投げかけるという意味合いがあります。
オーストラリアの工場畜産の実態をありのままに伝えるドキュメンタリーで、冒頭からショッキングな内容のようです。1種類ずつ動物を取り上げ、繁殖→飼育環境→屠殺の一連の過程を追っていくストーリーとのこと。
畜産産業がどれほど動物を疎かにしているか、そして畜産産業がどれほど環境に悪影響を及ぼしているか、ということがドミニオンを観ればよく理解できるはずです。
「実態を知った上で今のこの状況の改善に自分がどう関われるか」という問いを自分自身に投げかける、という意味では見る価値のあるストーリーだと思いますが、前述の通りショッキングな内容なので18歳以上のみ視聴可という年齢制限があります。
ちなみに筆者には刺激が強すぎるため、貴重なドキュメンタリーと分かってはいますが残念ながらこれまで観ていないし今後も観ないつもりです。
ブルゾンちえみ(藤原詩織)もヴィーガン
お笑いタレントのブルゾンちえみ(藤原詩織)さんは、下記のツイターでの投稿からも明らかな通りヴィーガンのようです。
"ビーガン"とか
"ベジタリアン"とか
はいはい、そういう系ね
とカテゴライズされて
面倒くさがらることを恐れ、
肉を食べないことを言えずにいた。
でも
無理しなくていいんだ
そう思える仲間ができたこと。
それが嬉しかったこと。
ブルゾンちえみさんも仰っている通り、日本ではまだまだ「食」に関する多様性に関しても理解が低い人たちがいらっしゃるように感じます。「全部美味しく残さず食べるのが、育ちの良い証」みたいな。もちろん日本が世界的に見てもトップの長寿国だから、日本人の昔ながらの食生活が健康に良いという理由づけに説得力があるのは否めません。でも人それぞれ食に関する考え方や事情が違うのは当たり前。
食に限らず、自分と違った人を否定せず、面倒くさがらずに初めからすんなりと受け入れられるカルチャーはグローバル化がより一層進む昨今、ますます必要だと思います。
日本が、誰もが皆当たり前に「私はXXは食べません」と言うことができ、そして周囲もそれを受け入れて柔軟に対応できる社会にどんどん変わっていくと良いですよね。

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