riverの戯言

今回は、オープンフェイスチャイニーズポーカーにおけるスクープ回避のテクニックをいくつか紹介していきます。

今回は実例とともにテクニックを紹介しますが、幾つかの例は私からの視点でこう考えて動いているのではないか、という推測の元で紹介しているので間違っている可能性がございます。ご了承ください。
 

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スクープ回避
読んで字のごとく、スクープを回避するテクニックです。
このテクニックは重要で、安定して勝てる人とそうでない人ではここで差がついてきます。

～例1～

4人戦でこの状況、初手どう置くかという所です。
HにAAKKと置くという人が多いと思われますが、このプレイヤーはというと・・・


なんとこのような形に！　この形の意図を考えてみましょう。
一言で表すと、被スクープ回避+スクープを狙う　というところでしょうか。

4人戦なので、MはKKでも十分、それによって安全にL99を狙うことも出来るという形が作れます。
さらに、LにはTやJ,Qのペアも安全に狙うことが可能となり、とても良い形と言えますね。

なかなか初手2ペアを崩すというのは考えにくいところですが、こうして紐解いてみるととても合理的な妙手ですね。

～例2～

今度は3人戦の場合の例ですね。初手ここから・・・


このような形に。
さて目を引くのはL22ですね。　3人戦の初手でこのアクションをする意図とは何でしょうかね。

狙っているのはおそらくスクープ回避+相手へのプレッシャーでしょうか？
相手がこのLに勝とうとすると33以上、もしくは22キッカー勝ちが必要となりますね。これは結構なプレッシャーとなってきます。

さて、この場合バーストが若干こわいところですが、これは3人戦。比較的役ができやすい環境というのもあってリスクは低くなっていて、Mにペアはほぼ出来ると思っていて間違いないですね。これも良いアクションであると思います。
 

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おわりに
オープンフェイスチャイニーズポーカーの基本的な講座は、今回で一段落の予定です。
これからは、所謂感想戦の記事を書いていく予定です。取り敢えずは私が参加した回についての記事を中心に、気になったハンド、動きなどを書いていこうかなと思っています。

さて、突然始まったチャイニーズポーカー講座ですが、初めたからには当然理由があります。
一番最初は自分自身の基本的な動きの見つめ直しが理由でした。私自身チャイポに関して結構スランプに陥っていて、気分転換がてらに書き始めたのがこの講座でしたｗ

第二の理由はチャイポの人気上昇が激しかったことです。人気が上がっていく中で、今までやったことが無いという方向けに、基本講座の需要が少なからずあるのではないか？と感じていました。

一連の記事が、少しでも役に立った、読み物として暇つぶしにでもなったというのなら、とても嬉しい限りでございます。

勿論、反論等もあるかと思います。大歓迎です。
いろんな考え方があると思いますし、私はその考え方を聞いてみたいです！

次回以降は、主に自分のアクションについてどのように考えたかというところを書くのですが、おそらく間違っているというアクションもあるかと思います。その点につきましては是非コメントなりなんなりで「ここはこうだよ」とか「こういう考え方でアウツが～」といった感じで教えていただけると非常にありがたいです！
 

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謝辞
講座を書くにあたり、Wakamoaiさんを始めとしたチャイポ検討会のグループの皆様には議論、検討などで非常に勉強になりました。

また、講座を初めた当初はブログ用の素材が全然足りない！と悩んでいたところ、偶然にもチャイポ放送を頻繁にして頂いたヨットさんを始めとしたディーラーの皆様、そして参加していたプレイヤーの皆様にも感謝しております。

この場を借りて御礼申し上げます。