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riverの戯言

2017年5月26日 20時29分00秒 (Fri)

誰でもわかる?チャイポ講座 基本戦術編 #4

今回は、オープンフェイスチャイニーズポーカーにおける基本戦術について説明します。

と、その前にアウツという考え方が必要なのでまずはそれの説明から入りましょう。
 
アウツとは?
簡単に言うと、自分が欲しいカードの残り枚数のことです。

具体的な例を上げてみましょう
img_20170525-002542.png

このとき、ハイにフラッシュを入れようとした場合、アウツを数えてみましょう。

チャイニーズポーカーではトランプは各スート13枚づつ、合計52枚を使用します。
欲しいのは♡です。既に手札に3枚あるので♡の残りは10枚ですね。
つまりこの残り10枚がアウツというわけです。

さて、これを全体的に見てみましょう。
img_20170525-003149.png
この場合、♡のアウツは場に7枚出ているので残り6枚になります。

このように、全体を見て自分が欲しいカードがあと何枚残っているかをしっかりと把握することが重要となってきます。

それではいよいよ実践です!
基本戦術(共通)
基本的に、このゲームには絶対に正解という選択肢は存在しません。
どうしても運が絡んできます。
しかし、運だけで勝つことは難しいゲームでもあります。
その上で、勝つにはどのようにすればいいのでしょうか?

まず、第一に飛ばない=バーストしないということを最重要項目にしましょう。
バーストすると湯水の如く持ちチップが溶けていきます・・・
なので、基本的には自分のチップを如何に減らさないかということを念頭においてプレイしてみましょう。
その上で、アウツを意識してプレイする、ということが重要です。
つまり引く確率がより高い選択肢を選んで行くことが大事ということです。

また、重要なのがポジションです。後にアクションする人のほうが、場に出ているカード=情報がたくさんある。ということで有利です。
基本戦術(3人戦)
●初手の5枚をどのように配置すればよいのか?
→完成形をイメージしてみましょう。例としてボタン=1番最後にアクションする人だった場合で
img_20170525-144035.png
このようなハンドが来たとき、どう狙うか考えてみましょう。
取り敢えずバーストを回避するにはHに強いハンドを作りたいですね。
定石として、Hには2ペア以上、ロイヤリティを意識するとフラッシュ以上が目安になってきます。
5枚のうちペアがないので、フルハウスを作るのは少し難しそうですね。となると既に3枚ある♡を活かしてフラッシュを作りに行くのが得策のような気がしますね。

と、これだけの判断でフラッシュを狙いに行くのは危険です!せっかく良いポジションなので周りを見てみましょう。ここで知りたいのは、♡の残り枚数です。すると、既に自分含めて場に5枚出ていて、残りは8枚。8枚中2枚を引いてくればいいと考えた場合、3人戦では十分可能性はありますね。

では残り2枚はどう配置しましょう? のこりはKと9ですね。この時点での理想的な完成形はL9ペアMKペアでしょうか。もちろんアウツなどを考慮した上で選択してみましょう。

さて、このように初手の5枚だけでも考えることはとてもたくさんあります。それほど重要ということですね! 

●次からはバーストを回避しつつ役完成を目指す
先程の例だと、単純に♡が来たらHに入れていいでしょう。しかしこのような場合はどうしましょうか?
img_20170525-150232.png
♡は無いですね。一見、Lに9ペアが出来て強そうですが、この場合Mに9以上のペアを作らねければならなくなります。これもアウツを考慮した上で決定しましょう。シンプルに考えるとKが後何枚残っているかを見て、厳しそうであればL99は諦めましょう。
 
基本戦術(4人戦)
●初手の5枚をどのように配置すればよいのか?
→基本的には3人戦のときと同じ考え方でかまいません。しかし、3人戦の時と比べて役が出来づらいので、その点を考慮する必要があります。
例として、
img_20170525-151941.png
このような場合、HにKKを置くのが基本になってきます。フラッシュを狙いに行くと、もしフラッシュを引けなかった時に高確率でバーストしてしまうからです。

●基本的に欲しいカードは来ない
3人戦のときと比べて、自分が欲しいカードが来る確率はかなり下がります。よって引けなかった時のリカバリーを考えて動く必要があります。

最終的にバーストしなければなんとかなる事が多いので、引けなくても諦めない心を持ちましょう。
 
次回予告
次回からはより実践的なテクニックを紹介します。
徐々に応用の分野になってくるので、各個人で考え方が異なる場合が出てくると思います。それのどちらかが正解というわけではないので、こういう考え方もあるんだなぁという見方をしていただけると幸いです。
 

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