外国人技能実習生の”コロナ入国制限”で逮捕者…不法滞在ベトナム人ら3人男 北海道名寄市で御用
ベトナム人ら3人を逮捕した北海道警名寄署
滞在期限が切れているにもかかわらず不法に残留していたとして、ベトナム国籍とインドネシア国籍の男あわせて3人が逮捕されました。
出入国管理法及び難民認定法違反の疑いで逮捕されたのは、ベトナム国籍のヴォ・コン・ズオン容疑者(29)とチャン・ハイ・ニン容疑者(28)、インドネシア国籍のファットフロジ容疑者(32)の男3人です。
ヴォ容疑者らは、日本への滞在期間が過ぎているにも関わらず在留期間の更新手続きなどをせず、半年から1年以上にかけて不法に北海道名寄市に滞在していた疑いが持たれています。
4月下旬、北海道外の人材派遣会社が名寄市の農協に容疑者らを紹介。
農協から連絡を受けた警察が容疑者らを調べたところ期限切れが発覚しました。
ヴォ容疑者らは「期限が切れていたのに間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は3人の行動歴について詳しく調べています。
名寄市の農協では、新型コロナウイルスの影響で外国からの技能実習生が入国制限を受け働き手を探していた中で今回の事件が発覚しました。コロナウイルスの影響が北海道の1次産業にも広がりを見せています。