メルセデスW212 後期 ワゴンに取り付けたところ、なかなか、いい感じになりました。。
バックカメラはナンバー上部の左側の車体部分に取り付け、配線はバックドアの蛇腹の中を通し、
ウェザーストリップ裏に隠しながらフロントまで持ってきました。
電源ケーブルはボンネット内のヒューズから取り出して、車内に引き込みました。
難があったのは、・・・
・メルセデスのルームミラーが防眩対応のためか、想像以上に分厚くて挟むのに苦労することと、
・ミラーの根元に隙間が少ないため可動域が限られてしまうこと、
・レーダーセーフティー用のカメラが大きいため左側上部に黒い影が生じること、でした。
黒い影は画像の左上なのでドラレコとしては問題無いものと判断、
ミラーへの挟み込みは付属のゴムをタイラップで連結する方法もありましたが、
今回は見栄えを優先し、無理やり一つのゴムを伸ばして嵌めてしまいました。
一番の問題であった可動域(調整域の不足)の難題は、
ホームセンターで厚さ4cmぐらいの発泡ゴムシートを買ってきてカッターで楔形状に切り、
それをミラーと本体の間に挟み込むことで解決しました。
【映像:ミラーでのリアル映像】
昼間はミラー上に映る映像はフロント、バックともに色合い、白飛びも少なく良好ですが、
陽の入り方によっては映り込みが激しいため、モニターオフの状態で、
通常ミラーとして使った方がストレスにならないかと思います。
一方、夜間ですが、外部のナンバープレート上部に取り付けているためか、
ちょうど後続車のヘッドランプの光軸と合っているせいか、時折眩しく感じることがあります。
これを解決するであろう、HDR機能は次回のファームウェアアップデートで
対応するとのことなので、これに期待したいと思いますが難航しているようです。
(パソコン上での再生は後記)
【映像:ミラーでの録画再生】
これは映像が横に引き伸ばされてしまうし、上下がカットされて見えるのでいただけない状態です。
同じ映像をパソコンで見るとしっかり上下が切れずに映っているので、
ミラー上での表示上の問題と割り切りましょう。あんまり使わないと思うし。
【映像:パソコン上での再生】
昼間はとても綺麗でフロントカメラ、バックカメラともに、
かなり遠くからでもナンバープレートを読むことができますし、
別ファイルに保存して旅の想い出として、後から見直したりすることもできて楽しいです。
夜間は「ミラーでのリアル映像」が後続車のヘッドライトで、ときおり白飛びすることを書きましたが、
パソコン上では、ほとんど問題ないレベルでくっきりすっきり再生されています。(なぜだろ)
【音声コントロール】
このためだけにも買う価値があるかもしれません!!
法規制が強化され、運転中にミラーに触ることは、一発検挙に繋がるかもしれません。
音声認識率は非常に高いので、通常の使い方であれば、もう画面に触れることは無いでしょう。
余談:モニターオフにしていても、社内で大きな声で談笑していると
極々たまにモニターオンになることがあります。これはご愛嬌の範囲かなと思っています。
【バックランプ連動】
バックランプ信号の配線はあり、説明書にも連動の記載がありましたが、
当方のクルマの仕様で使えなかったことがあったため、情報共有致します。
※バックランプがLED仕様の場合は注意が必要です。
私はバックランプ信号の電圧が4Vであったため、
エーモンのリレーを使っても増幅出来ず、結果的に連動しませんでした。
ただし、これは商品の不具合では無く、低電圧用のスイッチリレーを使えば解消するものと考えられます。
【常時監視について】
私はこの機能を使っていませんが、販売元より頂いた利用方法をご紹介します。
以下は、専用降圧ケーブルの説明です。
1.エンジンを停止します。
2.ヒューズボックスを開けます。
3.検電テスターで常時電源とACC電源(非常時電源)を検出します。
※ご注意
ACC電源のアンペアは15A~25Aご利用ください。
常時電源のアンペアは30A以内をご利用ください。
4.黄線ヒューズを常時電源に接続し、赤線ヒューズをACC電源に接続し、
アース端子(黒線)を車体の金属部分に接続します。
【現在アクティブになっていない設定】
幾つかの設定がアクティブになっていません。
・バックカメラ鏡像
・画面オフ後の次回電源オン時の画面の設定(何やってもバックカメラ固定となっています)
・動作検知機能? これは私の環境では確認できていません。
【ファームウェアのアップデート】
この機種は、ファームウェアのアップデートを行うことで新機能の追加や、不具合を修正することができます。
ただし、ネット経由で自動アップデートされる訳では無いので、別途入手しなければなりません。
入手方法は、メールかLINEでサポートに聞いてみて下さい。
アップデート方法は、SDカードに入れて本体を再起動すれば勝手に読み込まれます。
ただし、途中で電源が落ちたりすると本体はアポーんしてしまいますので、自己責任にてお願いします。
5/15更新
【ファームウェアの更新】
ファームウェアですが、起動音がチャイム変更されたものと、初期のフラッシュ音のままのものと、2種類出回っているようです。どちらかというとチャイム音のものがファイル更新日が3/17ですので最新のようです。
3/17版のファームウェアでは車線逸脱警報システムが機能しており、早速使ってみましたが、反応が敏感過ぎるような気がしました。
私のクルマには元々の仕様で付いてますし。。。使っていません。
あと、自動輝度調整の項目は増えたのでしょうか。
1296pの設定ですが、開発元より以下のとおり回答がありました。
「前レンズ単体の場合は1296 pの解像度を選択できますが、
同時に前後のレンズを取り付けると自動的に1080 pに下がります。
sdカードの長期使用を保護するためです。」
なるほど、フロントカメラのみ利用する場合に選べる仕様のようです。
ちなみにカメラは前後共に、最大1296pに対応しているとのこと。
sdカードの長期使用を保護するという意味が分からなかったのですが、
私見では頭脳部分となるプロセッサーの能力の限界のような気がします。
引き続き、WDR回りの開発は行なっているようですので、期待しましょう。
今後の情報は、みんカラの「メルコネ」を検索してくださいませ。
そこでも情報発信していきたいと思います。