自衛隊では、神奈川・横浜港のクルーズ船をはじめ、各地で災害派遣にあたった、延べ1万人以上の隊員に感染者は出ていない。
こうした感染防護のノウハウを、自治体職員や医療関係者などに伝えている。
熊本県庁で、自衛隊員が防護服やマスクなどの着脱を指導している映像。
特に、脱ぐときにウイルスが体に付着しないよう、注意が必要だと説明している。
また自衛隊は、3月から成田空港などで、帰国者の検疫やホテルへの輸送を支援した。
そして、その輸送のノウハウを民間のバス会社に引き継いだ。
自衛隊は、25の道府県から要請を受け、自治体職員や医療関係者、ホテルやバス事業者などに、感染防護について指導している。
さらに、一般向けに動画を公開し、手洗いなどを呼びかけている。