大阪府の吉村洋文知事が5日、自身のツイッターを更新した。
吉村氏は、新型コロナウイルス対策本部会議で、特措法に基づく府民への外出自粛要請や休業要請を段階的に解除するための独自基準を決めた。
PCR検査で判明した陽性者の割合や、感染者向けの病床使用率など3項目で目標値を設定し、1週間連続で達成することを条件とする。
今回の大阪モデルについて吉村氏はツイッターで「大阪モデル、詳しく言えばこういうことです。報道では出口戦略ばかりですが、第二、第三の波が来ることも想定する必要があり、それに備えた、出口戦略と逆の入口戦略も策定しました。入口戦略は重症病床使用率ではなく、感染源不明の新規陽性者前週増加比率を採用してます」とつづった。
さらに「大阪・吉村知事独自の「大阪モデル」基準周知に通天閣などへの協力提案」と題したネット記事を貼り付け「大阪モデルの該当数値を毎日府のHPで公表し、どの位の危険度にあるか、オープンにする。さらに、基準内なら緑色、警戒レベルになれば黄色、危険レベルは赤色で、大阪城公園や万博公園(太陽の塔)、通天閣(依頼予定)をライトアップし、府民が危険度を一目で分かるようにする」と記していた。