ドライオーガズムのやり方とコツ！体験したときの感覚と前立腺刺激の方法

ドライオーガズムという言葉を一度は耳にしたことがあると思いますが、詳しく知っている人は少ないです。そこで当記事ではドライオーガズムについての基本的な解説とドライオーガズムに達するために必要な前立腺刺激のやり方とコツをまとめました！

今までにない感覚と快感を味わいたい男性は、ぜひ参考にしてください。

ドライオーガズムとは？

ドライオーガズムとは男性がペニスではなくて前立腺を刺激することで射精を伴わずにオーガズムに達することを言います。

普通のオナニーやセックスでは決して味わうことができない感覚ので、ドライオーガズムに達した体験のある男性は極一部です。ただ、その気持ちよさは射精の比ではなく、男性の何十倍もの気持ちよさと言われている女性のオーガズムと同じレベルだと言われています。また、女性のように連続で絶頂を迎えられることもできます。

前立腺とは？

ドライオーガズムのために前立腺を刺激すると言われても前立腺がどこにあるのか？どのような役割を持っているのかなどを知らない男性も多いので簡単に解説をします。

前立腺は男性だけが持つ器官で直腸の前側かつ膀胱の下側にあり、尿道を囲むように位置しています。肛門から中指を第二関節あたりまで入れると、直腸の壁越しに触れることができます。大きさはくるみ程度ですが加齢に伴い肥大することでも知られていますね。

前立腺の機能としては精液の成分である前立腺液の分泌と、射精時に精液を尿道から押し出す役割です。精子が尿道から勢いよく「ドピュッ」と飛び出すのは前立腺のおかげとなっています。

ドライオーガズムの絶頂を味わうためのやり方と手順

次は具体的にドライオーガズムの絶頂を味わう方法を解説します。やり方とコツをまとめたので順番に見ていきましょう。

リラックスできる環境を作ったりタオルを敷いたりして準備をする

ドライオーガズムを味わうためには精神面がとても重要なので、リラックスできる環境づくりからはじめましょう。肛門から指などを入れて前立腺を刺激する姿を家族や同居人に見られたら大変なことになるので、部屋の鍵を閉めることだけは忘れないように注意をしましょう。

一人暮らしでもカーテンを締め切るなどして外部の音や光などの影響をできるだけ遮って、集中できる環境を作るのが成功させるポイントです！

前立腺刺激をスムーズにするため、肛門・直腸を保護するためにローションは必須なので、シーツが汚れないようにお尻の下にタオルを敷くのを忘れないようにしてくださいね。

浣腸をして腸内を綺麗にする

肛門に指や道具を入れるので、あらかじめ浣腸をして便を出し切ってください。浣腸をしておかないと途中で便意をもよおすので集中できませんし、何よりも不衛生ですよね。ウォシュレットやシャワーを使う方法もありますが、初めのうちはイチジク浣腸などの浣腸剤を使って綺麗サッパリさせておくと安心できます。

ローションを使って肛門の入り口を愛撫する

ここから、いよいよドライオーガズムの実践編です！

まず、肛門は性的に興奮しても濡れることはないので必ず潤滑剤としてローションを使いましょう。ローションを手に取ったら肛門の入り口を優しく愛撫するように馴染ませてください。

ドライオーガズムに達するときは基本的にペニスには触りませんが、最初のうちは興奮を高めるためオナニーするように触ってもOK！ 上級者になると女性になりきって乳首を愛撫して気持ちを高める人もいるようです。

中指を少しずつ肛門に入れる

肛門の入り口にローションを馴染ませたら、体全体の力を抜いて深呼吸しながら中指を少しずつ肛門に入れていきましょう。

いきなり指を入れるというより肛門をほぐすように優しく挿入する＆直腸内にローションを注ぎ込むように意識するのがポイントです。中指が入りにくいと感じたら、人差し指や小指など細い指で愛撫しながら入れてください。無理に指を入れちゃうと肛門・直腸が傷ついて、気持ちよさよりも痛みのほうが強くなってしまいます。

ゆっくり呼吸をしながら前立腺を刺激する

中指の第二関節ぐらいまでアナルに入れることができたら、指をゆっくりとお腹側に曲げて固い部分を探してください。

固い部分が見つかったら、もう少し指を曲げて押すように刺激してください。そうすると下腹部に今まで味わったことのない感覚が押し寄せてくるはずです。その感覚こそが前立腺をきちんと刺激できている証拠なので、指と体で覚えましょう。

あとは、ゆっくり深呼吸しながら前立腺を優しく愛撫するように刺激を続けてください。強く指で押すと、痛みになって性的な興奮が一気に冷めてしまうので、必ず優しい力ですることを心がけましょう。

前立腺に意識を集中させるとドライオーガズムに達する

前立腺を指ではっきり捉えて刺激できるようになったら、乳首やペニスに触ることを辞めて前立腺に意識を集中させてドライオーガズムに達することだけを考えてください。

このとき指での刺激と合わせて肛門・直腸を締め付けるように力を入れると達しやすいです。イメージとしては前立腺に触れている指を、肛門・直腸で包み込むように圧迫する感じです。肛門をキュッと閉めるときに使うPC筋を上手に使って、内側と外側からダブルで刺激するのがコツ！

以上のことを踏まえて、ゆっくり呼吸しながら刺激を続けていると、体に不思議な感覚がおそってきてドライオーガズムに達することができます。女性がイクときのように、だんだんと体が痙攣・発汗するので途中で怖くなる人もいるようですが、その先に究極の快感が待っているので恐れずにチャレンジしましょう。

ドライオーガズムに達するコツと注意点

ドライオーガズムに達する方法を解説しましたが、実際問題として初挑戦でドライできる人は少ないです。ほとんどの人は数回目のチャレンジまたは専用の道具を使うことで、やっと味わうことができます。

というわけで、何回か挑戦しているけど全然ドライできる気配がない方に向けて、より実践的なコツと注意点を今から解説するので参考にしてください。

羞恥心を捨てる

ドライオーガズムは精神面によって大きく左右されるので、脳イキやメスイキと呼ばれることもあります。アナルに指や道具を入れて刺激することに少しでも照れがあると、絶対にイケないので羞恥心を捨てることからはじめましょう。

タオルを敷いたりローションを薄めたり準備をしている段階で「俺って何をしているんだろう」、「たかがオナニーで馬鹿らしい」という気持ちがあるとイくことが難しくなってしまいます。

中には女装して女になりきるなど人格を変えてする人もいるぐらいなので、自分の素や願望を思いっきり開放してチャレンジしてみてはいかがでしょうか？

エネマグラやアネロスなど道具を使う

エネマグラはもともとアメリカで古い前立腺液を絞り出すために開発された医療器具の一つですが、日本ではドライに達するためのグッズとして定着していますね。

指で上手にできないときはエネマグラを挿入した状態で、PC筋を動かして前立腺に刺激を与えてください。手を使わなくていいので集中しやすいですし、エネマグラが前立腺をピンポイントで的確に刺激してくれるので、はるかにイキやすくなります。

エネマグラのフィット感がいまいち悪かったときは、アネロスなど別の道具を試してみましょう。また、製造メーカーによって若干形状が違うので自分にあった道具を見つけるのも楽しいですよ。

ペニスはあまり触らない

ドライを目指していると興奮が抑えきれなくなりペニスをシゴいて射精したくなりますが、ペニスを触ってしまいますと通常のオナニーと変わらなくなってしまいます。

初期段階で興奮を高めるためにペニスや乳首を愛撫するのはOKですが、前立腺刺激をはじめたら触れないようにしてみましょう。我慢汁がだらだら出るので触りたくなってしまいますが、その気持ちを更なる興奮材料に変えてドライという高みを目指しましょうね。

ドライオーガズムのデメリットと危険性は？

射精の何十倍もの快感を味わえるドライオーガズムですが、あまりの気持ちよさに逆に体が心配になる人もいるようです。ただ、今のところ医学的に明らかな危険性やデメリットは確認されていないので安心して楽しんで下さい。

でも、ドライオーガズムばかりしていると普通のオナニーが物足りなくなるなどのデメリットがあります！

前立腺オナニーに慣れると普通のオナニーが物足りなくなる

前立腺オナニーでドライオーガズムばかりしていると、普通のオナニーやセックスで得られる快感じゃ物足りない体になります。ドライに比べたら射精の快感なんて、あまり大したことがないように感じてしまいます。

特にセックスで気持ちよさを感じなくなってしまうとセックスレスの原因になり、パートナーとの関係性悪影響を及ぼすこともあります。ですので、ドライに慣れたらセックスは快楽を追求するものではなくパートナーとのスキンシップに重きを置きましょう。

自分の気持ちよさだけを追求してしまうとドライが勝るので、それぞれ別物として考えてくださいね。

潤滑剤を使わないと肛門が傷つきやすい

前立腺を刺激するときは必ず潤滑剤・ローションを使うことを忘れないようにしましょう。たっぷり潤滑剤を使って優しく挿入していけば肛門が傷つくことはありませんが、唾液で代用したりローションの量が十分でない場合、肛門が傷ついて痔になることもあります。

経験豊富になると肛門がゆるくなってするすると指が入るようになりますが、潤滑剤を使って安心安全にドライオーガズムを楽しんでくださいね。

ドライオーガズムのまとめ

ドライオーガズムに達する方法を紹介しましたが初挑戦でイケる人は少ないので、1ヶ月ぐらいは根気強く続けましょう。繰り返している内に前立腺を刺激するコツを掴むことができますし、指・エネマグラ・アネロスなど自分にあった道具も分かるはず。

普通のオナニーだと10分もあれば余裕でイくことができる人は多いですが、ドライは慣れている人でも10分以上は掛かると言われています。ですので、初めてチャレンジするときは30分ぐらい時間をかけるつもりで望みましょう！

全くイケる気がしないと途中で辞めたくなりますが、ドライに達すると今までに味わったことのない快感を得ることができて、新しい性の扉が開かれるので諦めずに頑張ってくださいね！