安倍晋三首相は、「黒い貴族」の仲間として、「原発利権」、「ODA利権」「郵政利権」「文教利権」「農業・畜産利権」「IR・カジノ利権」などを独占、悪行の限りを尽くしている

2019/10/05 ブログ
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世界潮流は、上皇陛下を戴く世界支配層「ゴールドマン・ファミリーズ・グ
ループ」〔上皇陛下を頂点とする「真の王侯貴族」(このなかに小沢一郎衆院
議員を含む)128人、財閥など200人計328人〕の下で、米共和党重鎮
キッシンジャー博士とロシアのプーチン大統領が2016年2月3日にモスク
ワ市で世界恒久の平和と?栄を築くために合意した「新機軸」(第3次世界大戦
の回避、世界の原発443基の廃炉、地球環境の改善、AIの産業化)の実現
を目指している。これにトランプ大統領と習近平国家主席が参加している。
 上皇陛下と小沢一郎衆院議員に委ねられている「MSA資金」運用益が、
「新機軸」実現に向けて、シェアされている。だが、残念ながら、安倍晋三首
相は、「新機軸」の蚊帳の外に置かれて、戦争を志向するいわゆる「黒い貴
族」(金融マフィア、麻薬マフィア、武器シンジケート)の仲間として、「原
発利権」、「ODA利権」「郵政利権」「文教利権」「農業・畜産利権」「I
R・カジノ利権」など諸々の利権を独占して、悪行の限りを尽くしている。


 そのうえ、安倍晋三首相は10月4日召集された臨時国会で所信表明演説を行
い、このなかで、「今を生きる私たちもまた、令和の新しい時代、その先の未
来を見据えながら、この国の目指す形、その理想をしっかりと掲げるべき時で
す。現状に甘んずることなく、未来を見据えながら、教育、働き方、社会保
障、我が国の社会システム全般を改革していく。令和の時代の新しい国創り
を、皆さん、共に、進めていこうではありませんか。その道しるべは、憲法で
す。令和の時代に、日本がどのような国を目指すのか。その理想を議論すべき
場こそ、憲法審査会ではないでしょうか。私たち国会議員が二百回に及ぶその
歴史の上に、しっかりと議論していく。皆さん、国民への責任を果たそうでは
ありませんか」と力説した。
 しかし、これは、「新機軸」を全く理解せず、「自衛隊明記」により、戦前
回帰を目的とする日本国憲法の改悪を企んでいるものと見られている。


安倍晋三首相は、経済産業省・資源エネルギー庁の「原発利権」を基盤にし
て政権を維持してきている。だが、福島第1原発大事故にもかかわらず、「新
機軸」の「世界の原発443基の廃炉」を実現しようとせず、原発再稼動政策
を堅持している。
 このなかで、関西電力の役員らが、高浜原発のある福井県高浜町の元助役
で、2019年3月に亡くなった森山栄治氏らから約3億2000万円の金品を受け取っ
ていた事件がクローズアップされており、監督官庁である経済産業省・資源エ
ネルギー庁、さらには、「原発利権」を基盤にして政権を維持している安倍晋
三首相の「政治責任」が問われている。
 森山栄治元助役が、取締役を務めていた警備会社「オーイング」(本社・福
井県高浜町)と、その関連会社の「アイビックス」(本社・福井市)が、自民
党の稲田朋美元防衛相(衆院福井1区選出、清和会「細田派」所属)に献金し
ていたことも浮上してきている。アイビックスの吉田敏貢会長は稲田朋美元防
衛相の後援会長を務めていた。

「外交の安倍」をアピールしてきた安倍晋三首相は、極東アジア外交では、
歴史に残るレガシーを築いていない。口先ばかりであった。
 「現下の北朝鮮情勢については、米国と緊密に連携し、国際社会と協力しな
がら、国民の安全確保に万全を期します。何よりも重要な拉致問題の解決に向
けて、私自身が、条件を付けずに、金正恩委員長と向き合う決意です。冷静な
分析の上に、あらゆるチャンスを逃すことなく、果断に行動してまいります」
 つまり、金正恩党委員長にテンで相手にされていない。「私自身が、条件を
付けずに、金正恩委員長と向き合う決意です」と言いつつ、日本国内の朝鮮学
校に財政援助せず、差別しているばかりか、万景峰号の日本の港への入港を禁
止し続けている。これでは、「条件を付けたまま」なので、言行不一致もいい
ところである。
 「日中新時代を切り拓きます。来年の桜の咲く頃に、習近平国家主席を国賓
としてお迎えし、首脳間の往来だけでなく、経済交流、青少年交流など、あら
ゆるレベルでの交流を拡大し、日中関係を新たな段階へ押し上げてまいりま
す」
 習近平国家主席を国賓として迎えたところで、安倍晋三首相と習近平国家主
席との関係が深まるわけがない。小沢一郎衆院議員との深い関係を乗り越える
ことは不可能である。
 「北方四島での共同経済活動が動き始めました。航空機によるお墓参りは三
年連続で実現し、長門合意は着実に前進しています。領土問題を解決して、平
和条約を締結する。一九五六年宣言を基礎として、交渉を次の次元へと進め、
日露関係の大きな可能性を開花させてまいります」
 安倍晋三首相とプーチン大統領との関係も、実は、極めて薄い。だから、北
方領土返還は、絶望的である。
 「韓国は、重要な隣国であります。国際法に基づき、国と国との約束を遵守
することを求めたいと思います」
 たったこれだけで、木で鼻を括ったような、無愛想な、素っ気無い、冷淡な
態度の安倍晋三首相は、文在寅大統領から完全に不信を買っている。その陰
で、小沢一郎衆院議員が、文在寅大統領と、ガッチリ手を組んでいるという話
もある。