目覚め
ついにお目覚めです。
「ラウゼス陛下、火急の連絡がございます」
「許す」
「ヴァユの離宮の姫君がお目覚めになりました」
その言葉に、ざわりと周囲の雰囲気は一変する。
国王と重鎮が一堂に揃う会議であった。錚々たる顔ぶれがその場にいた。
グレイルが死んでから、問題は山積していた。やや強引さもあるほど冷徹に仕事を捌いていた重鎮の中の重鎮が消え、徐々に処理が追い付かなくなっていた。他の貴族を宛がおうにも、席争いと能力を考えると穴埋めはできない。
遠征前にグレイルが引きずり出したゼファール。ぎりぎり動いてくれるが、決済の名が公爵と伯爵では不満の出方も違う。そして歩く恐怖のようなグレイルと、柔和なゼファールでは相手の出方も変わる。結果、ゼファールは余計なところまで手を回して調和をとらなくてはいけないのだ。
ゼファールは非常に優秀な魔法使いであり、数少ない聖魔法の使い手。今回の魔物の研究にもあたっている。魔法にも魔道具にも造詣が深い。また、医術の心得もあり、アルベルティーナともかなり血が近いこともあり、数少ない接見の許せる立場でもある。
これにより、ゼファール越しにアルベルティーナとの接触を試みるものが後を絶たず、さらにゼファールに面倒ごとが増えるという悪夢であった。
ゼファールはそれをわかっていて、診察はヴァニアともともといたラティッチェの主治医に優先的に譲っている。そして、交流はなるべく文通にとどめていた。
彼は激務とともに中立を上手く保っている。
彼にこれ以上の仕事は回せない。
できれば、交渉の上手い彼にはが外務官役を頼みたい。
グレイルの死に国内だけでなく、周辺国もざわついている。中にはきな臭い動きが出てくるのも時間の問題だ。
当然、議論も暗い内容ばかり。
誰もが俄かに活気づき歓喜が湧いた。そして安堵の表情を浮かべる。国王たるラウゼスもまた、目じりを緩ませて笑みを浮かべた。
詳しく話を聞こうと、会議を退席する――もはや、あの会議場にいた面子もそれどころでないはずだ。
「……ですが、ラティッチェ公爵の死をお伝えしたところ、ずいぶんと気落ちされてしまい。現在、義弟のキシュタリア様が御慰めになっております」
「もう伝えたのか」
「はい、真っ先にそれを聞かれたそうで……」
ラウゼスは痛ましげに目を伏せる。
謁見の間で見せたアルベルティーナの様子からも察していたが、やはり随分と仲の良い親子だったのだろう。
グレイルの一方的な溺愛ではなく、アルベルティーナもその愛情を受け入れていた。
グレイルの心のよりどころであり、アルベルティーナにとってもグレイルは絶対的な父親だったのは容易に想像がつく。
魔王の傀儡と揶揄されてきたラウゼス。だが、ラウゼスは自分が王の器ではないと思っている。だが、そんなラウゼスを支えてくれた一人であるグレイル。その唯一を権力争いに放り込みたくはない。だが、アルベルティーナの姿が露見してしまった今では難しい。
深窓の令嬢が政できるはずもない――王族として生まれたラウゼスであるが、もとは王妃であるオフィールの実家オルコット伯爵家に婿入りする予定だった。
転がりに転がってやってきた王冠を被ることになった。
王族で男児であるラウゼスですらその力なさを痛感している。魔王の鳥籠で手厚く守られていた令嬢など権力を振るうどころではないだろう。王族として名を使われながら、宮殿に閉じ込められ子を産むだけの腹に使われる。
王家の瞳を持つ子供が一人産まれて解放されればいい方だろう。あの美貌に入れあげた男が彼女をさらに求めるのは容易に想像がつく。システィーナやクリスティーナもそうであったが、結婚しても熱狂的な恋慕を拗らせた男が多くいた。夫たるガンダルフもグレイルも容赦なく叩き潰していったから大事に至らなかっただけだ。
アルベルティーナが姿を現すたびに色めき立つ人間が増えた。
王家の証を宿すその瞳と、稀代の美姫の面影、生まれながらに傅かれることが決められた存在。その仕草、所作、あらゆるもの優美で気品があった。
見惚れるならまだいい方だ。敗れた憧憬を再燃させるものもいれば、婚約者が居ながら、または伴侶が居ながら感情を燃え上がらせた者も多くいた。
荒れる。間違いなく荒れる。
そうだ。システィーナやクリスティーナもそうだった。
あちこちで勝手に熱を上げた連中が初恋にのぼせ上がるティーンエイジャーのように、無謀無策の行動力を発揮した男たちは様々な修羅場を作り出した。
ちなみに、Wティーナ母娘はいつだって夫一筋タイプなのであしらっていた。死に物狂いでガンダルフやグレイルの隙をついたとしても、思い人から一刀両断。そんなこともあり内心がどうであれ、貴族としての体面を保っていた。
そもそもシスティーナの男性のタイプは貴族でもてはやされる優雅で典雅な伊達男はない。荒波にもまれる猟師や武骨な騎士のような人間――つまりガンダルフだ。少々年齢差があったが、どうしても結婚したいとガンダルフを泣き落とした猛者があの姉である。
あの巌のようなガンダルフもシスティーナには弱かった。あの美しい顔を悲愴に歪め、時に子供のように泣きじゃくり、時には烈火のごとく怒り、時に大輪の花のような笑みを湛え、押しに押されて場外まで投げ飛ばすような情熱で押し切ったのだ。
一方、クリスティーナはふわふわのお姫様に見えて結構豪胆だった。
無邪気な性格で突拍子のないことよくする令嬢で、その怖いもの知らずの性格でグレイルにちょっかいを掛けたのだ。
既に魔王の片鱗があったグレイルだが、どういうわけかクリスティーナを気に入った。本人は一目ぼれだと思っているが、あれは珍妙な動物を珍しがる感じで興味を持っていた。美貌は二の次で、無邪気で愛嬌のある性格を気に入って惚れ込んだ。
今思えば、人から遠巻きにされがちなグレイルに真っ向からぶつかってきた数少ない、それこそ他人の女性では初めてだったのではなかろうか。
容姿もさることながら能力も凄まじく、だが一般とは感覚がずれていたグレイル。そんな苛烈なグレイルを「不器用で可愛い人よ」と受け入れていたのは後にも先にもクリスティーナだけだろう。
ちなみに夫を「不器用で可愛い人」と評すのは、システィーナもそうだった。
そして、余りにも早い別れに酷く落ち込んだグレイルは目を背けたいほどだった。仕事は相変わらずできるのに、目は深淵を覗き込んだような暗さを持っていた。本当に魔王になってしまったように、感情を凝らせていた。
本当にグレイルが傷ついていたとき、ラウゼスは何もできなかった。幾度となくサンディスを、ラウゼスの危機を救った友人であり臣下である男の悲しみ。それに対し何もできなった。
ならば、残された愛娘にできる限りのことをしてやりたい。
せめてもの償いと感謝を、少しでも返せるように。
だが、それは同時に国の為となる。
元老会には軽く見られ、貴族の足並みはそろわず、実質的に従わせているのは魔王のカリスマと畏怖――それがラウゼスという王である男への評価。
しかし、彼は冷静で忍耐強い男だった。温和で視野が広かった。だからこそ、このままではサンディスという王国は腐敗し、瓦解する。
グレイルという国の番人が居なくなった今、好き放題に振舞うことに腐心する貴族が王の力を振るうなど忌避すべき事態だ。幸い、アルベルティーナは名誉や栄光を求めない。宝石やドレスを買いあさるような令嬢でもない。まともな――ゼファールのような男を摂政に充てれば善政となるだろう。ラティッチェ公爵家とは仲が悪くとも、ガンダルフもゼファールであれば激しい反発はしない。だが、現時点では無理だ。ゼファールはグレイルが抜けた穴をぎりぎり埋めることに奔走している。今まで抑えていたグレイルが居なくなり、好き放題するものがさっそく出始めたのだ。軍部ではガンダルフが目を光らせている。クリストフはアルベルティーナに強引に接触しようとする人間を捌きながら、余計な人間が周囲に配置されないように日夜化かし合いのような会合をしていると聞く。ラティッチェ公爵夫人と子息は、次期公爵としての立場を狙う狐狸たちと水面下で激しく攻防をしていると聞く。
ここにきて、アルベルティーナが目覚めた。否応なくさらに事態は大きく動くだろう。ちらりと宰相のダレンを見る。騒ぐ周囲に眉間に僅かにしわを寄せている。
遠いな、とため息を飲み込んだ。
腹心だったはずの大臣に裏切られた。諸刃のような懐刀が死んだ。隣にいる宰相はいつから自分に背き腹に物を抱えるようになったのだろう。
頼れるものは少ない。だが、たゆまず前を向かねばならぬ。
それが王なのだから。
嘘だ、嘘だ、嘘だ。
あのお強いお父様がそう簡単にお亡くなりになるなんて。
あれは悪い夢だったの。あんなことあっていいはずがない。あれ怖い夢だったの。
そう思いたいのに、キシュタリアは酷いことばかり言う。
どうしてそんな意地悪を言うの?
お父様はまだ迎えに来てはくださらないの?
わたくしは、お家にまだ帰れないの?
白くなるまで握りしめた手で訴えるようにキシュタリアの胸を叩く。ぽすりと気の抜けた衣擦れの音だけで、手は力なく落ちる。
キシュタリアの服は黒い上着にタイ、ベスト、トラウザーズまですべて漆黒だった。唯一シャツだけが真っ白で、浮かび上がるような明るさだった。
「もう、葬儀は終わっているよ。ラティッチェ公爵家の霊廟に、今は安置されている。
魔物の呪いはおそらく解除されているけど、父様の遺体を火葬するには特別な炎が必要なんだ。
呪いの強さと性質を考えて、かなり強力なものを用意しなくてはならないから、来年の一周忌に合わせて最後の葬送は執り行われることになっている」
お父様は、既に国葬で手厚く葬られているという。
遺体はあるべき場所に納められ、厳重な封印とともに棺に納められている――姿を再び見ることができるのは一年後。
「一年後、完全に喪が明ける。アルベル、必ず連れて行くから。父様に合わせてみせる。
必ず、必ず僕が公爵家を継ぐ。ラティッチェ家を、君を、何知らない分家や他の貴族の好きなんてさせない」
「……お父様がいないのに?」
この王宮に連れてこられて、ヴァユ宮で本を読んでいた。外に出るのは恐ろしく、少しでも何か手立てがないかと探していた。
そこで分かったのは、この国の王家がかなり強い血統主義。一時期は近親婚を重ねていた時期もあったが、それに伴い病死や変死が増えて他所から迎えざるを得なかった。
そんな基盤もあり、この国は身分が高いほど、上位貴族の年寄り程に血を重んずる。
かなりの遠縁の、それも愛人の息子。お父様という強力な後ろ盾がないキシュタリアは狙いやすいだろう。
「僕は養子でも、戸籍上は嫡男に準ずる立場だよ。能力も同年代の中でも抜きんでている」
「お父様がいない今、血で判断する可能性だって……」
キシュタリアだって分からないわけではないだろう。いや、キシュタリアこそ私なんかよりずっと分かっている。
しっかりと私に目を合わせたアクアブルーはやはり綺麗。澄んだ青に少しだけ心が落ち着く。キシュタリアは静かにうなずくと、涙でぬれた私の頬をそっと拭う。
「……あいつらがアルベルの後見人になりでもしたら、権力をいい様に使うためにもアルベルを王宮に閉じ込めるよ。只管、王家の血を増やすためにね……子供が産めなくなっても、続くかもしれない」
びくりとその言葉に体が震える。
キシュタリアはその手の話題を避けていた。それは私が怖がるからだ。そして「大丈夫だよ、そんなことないよ」と笑顔で流してくれた。
「アルベル、聞きたくないよね。でも、危ないから教えておかなくてはいけないんだ。
手っ取り早い手段として、分家の連中は……口にするのも汚らわしいことに、あわよくばと今の奥方や婚約者を捨ててでもアルベルに乗り換えるつもりだよ。アルベルと年齢さえ釣り合えば、ってかき集めている。
婚姻はそのために最も楽な手段の一つだから。
だから、会ってはダメだ。何をされるか分からない。
王家とのつながりやラティッチェ家だけでなく、中にはアルベル自身を狙っているのもいる。良く、アンナの注意を聞くんだよ? 離れないようにね」
言い聞かせるような言葉の調子は優しいが、伝えてくる内容は厳しい。
頭の奥に、断罪後のアルベルティーナの祭りがよぎる。奴隷のように鎖に繋がれ、凌辱された悪女の末路。欲しくもない子を孕み、それでもまだ男を宛がわれていた。
誰かを意図的に悪意で貶めてなくても、そのようになるのだろうか。
「どうして、わたくしは……わたくしは、いてはいけなかったのでしょうか……
生まれてこなければ、いなければ、お父様は今も生きていたの?」
「違う。そうじゃないよ、アルベル。父様は誰よりも君を愛していたよ。
僕はクリスティーナ様を知らない。でも、少なくとも僕の目ですら、父様にとってアルベルの存在は大事だったんだ。
おかしなことを考えてはダメだよ。父様の思いを、願いを無駄にしてはダメだ」
自分の存在が酷く罪深く感じた。
わたくしの精神の危うさを感じたのか、キシュタリアがきつめの口調で言い聞かせてくる。わたくしは、私は生きている価値があるのでしょうか。お父様という偉大な方を食いつぶしてまで、存在する価値があるのでしょうか。
お父様がいない。お父様の死は受け入れがたく、わたくしの心に穴をあけます。血を滴らせながら痛みを与える。
「一年は大丈夫。それまでに必ず決着をつかせる。
体面を重んじなければならないからね、王侯貴族は。慶事は出来ないよ。大っぴらに祝うなんて、不謹慎だって顰蹙を買う。
サンディス王国の慣例を照らし合わせてもラティッチェ公爵家と王族が絡む。アルベルティーナの喪は一年明けない。ましてや四大公爵家当主であり実父の死だ」
それは明確な期限だった。
恐らく、わたくしが眠っていた間もキシュタリアは色々な出来事の対応をしていた。
アクアブルーの瞳に映るわたくしは酷い顔をしている。途方に暮れて、悲嘆に暮れている。余りに頼りなかったのだろうキシュタリアは苦笑すると、こつりと額を合わせてくる。
「そんな顔しないで――これでも次期公爵として父様に扱かれてきたんだ。そう簡単にやられるつもりはないよ」
いつもなら安心する、心強い言葉。だけど今日は胸に温かさや安堵は広がらず、虚に吸い込まれてしまった。
読んでいただきありがとうございました。
キシュタリアはポンコツのフォロー歴が長いのでしっかり者です。
中身は間違いなく魔王とラティママの強さを受け継いでいます。あと図太さも。
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