天皇陛下が「即位礼正殿の儀」に臨み、述べられたお言葉は、キッシンジャー博士とプーチン大統領が合意した「新機軸」の理念と平仄を合わせた感がある
天皇陛下は10月22日午後1時から皇居宮殿・松の間で行われた「即位礼
正殿の儀」に臨まれ、即位を内外に宣言するお言葉を述べられた。お言葉全文
は、以下の通り。
「さきに、日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより皇位を継承い
たしました。ここに『即位礼正殿の儀』を行い、即位を内外に宣明いたしま
す。上皇陛下が三十年以上にわたる御在位の間、常に国民の幸せと世界の平和
を願われ、いかなる時も国民と苦楽を共にされながら、その御(み)心を御自
身のお姿でお示しになってきたことに、改めて深く思いを致し、ここに、国民
の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日
本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います。国民の
叡智(えいち)とたゆみない努力によって、我が国が一層の発展を遂げ、国際
社会の友好と平和、人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたします」
(AbemaTV/『AbemaNews』が10月22 日午後1時19分配信
https://times.abema.tv/posts/7024915)
このなかで上皇陛下が30年以上にわたる御在位の間、願われた「国民の幸
せと世界の平和」というお言葉を2回、「平和」は3回使われて、「国際社会
の友好と平和、人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたします」と述
べられた。米共和党の重鎮、最長老のキッシンジャー博士とロシアのプーチン
大統領が2016年2月3日にモスクワ市で世界恒久の平和と?栄を築くために
合意した「新機軸」(第3次世界大戦の回避、世界の原発443基の廃炉、地
球環境の改善、AIの産業化)と平仄を合わせた感がある。日本が2016年
6月27日、「日本を100年間植民地とする」日米英3国裏協定が71年目
に破棄され、晴れて独立国になっているが故の責任感に裏打ちされている。上
皇陛下のごく近くにいる吉備太秦は、以下のように解説する。
新しい時代が9月28日から本格的に始まっている。それも、天皇陛下即位
を世界に知らせるハイライトというべき「即位礼正殿の儀」が行われた10月
22日午後1時が近づくと不思議な現象が現れた。22日の東京は、前日から
の雨が降り続き、午前中は雨脚が強まっていたのに、都内では雨が急に弱ま
り、雲の合間から明るい日差しが見え、青空が現れてきて、虹も浮かんでき
た。文字通り、「エンペラーウェザー」という現象だ。「即位礼正殿の儀」が
終わったころになると、再び曇り空に変わったのである。
さて、上皇陛下の側近A氏、F氏、吉備太秦は10月21日午前11時に集
まって午後5時まで話し合った。上皇陛下の側近F氏がフィリピンに行って帰っ
てきてから最初のミーティングで、これまでに概ね決まっていることの確認と
実務的なことを決めた。具体的なことは、これからのミーティングで固めてい
くため、個々の企業がどうなるかというところまでの話は出ていない。ただ、
全ては天の支配したシナリオどおりに順調に進んでいる。
トルコの問題も想定内であり、オスマントルコ帝国の再来は前から言ってい
た通り、世界の動きのなかで頭ひとつ抜けて進んでいる。
韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相は、天皇陛下が即位を内外に宣言される
儀式に参列するため、22日から3日間の日程で訪日した。文在寅大統領は、完
全に終わり。23日にそのことに関連した打ち合わせをすると聞いているが、
基本的な方針の確認ということになる。李洛淵首相は、北朝鮮の問題について
韓国の最長老から指令を受けている。
中国の最長老からは、中国各省のいわゆる有力者に対して「習近平は潰せ、
中国共産党は解散しろ」という命令が出ている。いずれにしても民主化の方向
で動けというものだ。習近平国家主席の最後の抵抗により、香港市であのよう
になっている。これは習近平国家主席が、最長老に面会を求めて2日間直談判
したものの、護衛している人たちが一歩も近付けさせず、全く相手にされずに
門前払いされて、面会が叶わなかったことに対する非常にレベルの低い嫌がら
せをわざとして長引かせているということだ。
朝鮮戦争終結の調印は、習近平国家主席と文在寅大統領が行うことには、変
わりはない。コリアが統一した後に、文在寅大統領はいなくなる。「いなくな
る」とは、「殺される」ということで、恐らくKCIAの手にかかるだろう。
一方の習近平国家主席は、妻の彭麗媛夫人ともども、影武者が何人もいるの
で、本人が消えたとしても影武者をコントロールして国事を行うことになるだ
ろう。ということで、コリア統一までの間は、表面的には形の上での習近平体
制は維持される。
朝鮮半島の問題ついて、トランプ大統領自身は、「2019年内には解決す
る」と公言していたので、それを期限とすれば遅れているわけではないけれ
ど、日本の「ゴールドマン・ファミリーズ・グループ」は9月~10月を目標と
していた。それから考えると遅れている。最大の要因は、トランプ大統領のト
ラブルだ。ウクライナゲートだとか、2020年の大統領選に向けて不都合な
事実が出てきてしまっていたので、そっちを優先せざるを得なくなっていたと
いうことだ。
それも、中国の最長老が、通達書より重い命令書を、米国にも韓国にも中国
にも出している。これに逆らったら、つまりこれ以上遅れると、トランプ大統
領は言うまでもなく、キッシンジャー博士といえどもアウトだ。それぐらいの
命令が出ている。いくらなんでも、それはやるでしょうということだ。
ウクライナゲートについては、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー
大統領が否定しているし、米国議会で弾劾するといっても大統領令による拒否
権があるため、なんとか乗り切って、朝鮮戦争終結とコリア統一はやるしかな
い。話はついているので、それこそ、これを失敗したらまさにアウトだ。トラ
ンプ大統領も馬鹿ではないので、そこは乗り切るだろうということだ。それ以
外のことは、いままで言ってきた通り、すべてはシナリオ通りに進んでいる。