こんにちは、HUNTING LIFE TOKYOです。
皆さんはネット通販で食材を購入することはありますか?
最近は海の幸から山の幸まで様々な種類の食材がネットで購入できますが、ジビエももちろんその類の中に入っています。
そこで今回はジビエをお家で楽しむため、ジビエ通信販売のお店を紹介します!
- ジビエ購入可能店舗紹介
- 家でジビエを楽しむために!
- まとめ
ジビエ購入可能店舗紹介
ジビエ(gibier)とはフランス語で「狩猟によって獲った野生動物の肉」と言う意味です。
本記事ではジビエマナーに法って、日本国内に生息する野生動物を取り扱ったお店を紹介していきます。
- 北海道のエゾシカを食べるならここ!:北海道白糠町「株式会社ジビエ」
かなりストレートな名前の会社、「株式会社ジビエ」。
北海道の釧路市の西にある白糠町に位置していますが、ここに行けば人家があるエリアでも一度くらいは鹿が歩いているのを見かけるでしょう。これは白糠町に限る事ではありませんが、北海道では野生の鹿が多数生息しており、その推定生息数は現在66万頭とされています(北海道庁調べ)。ですので単純計算すると、北海道(83,450km2)の鹿口密度は、1km2 あたり7頭という事ですね!もちろん都市部にはあまり生息していないということを考えると、山間部におけるその頭数はさらに多くなるでしょう。
北海道の鹿は「エゾシカ」と一般的に呼ばれていますが、寒冷な環境で生息しているからか、本州以南に生息する鹿(ニホンジカ)よりも脂がのっています。
また個体の大きさもニホンジカと比べると大きい物が多いです。これは同じ種類の恒温動物でも寒冷な地域に生息するほど体重が重いとするベルクマンの法則が働いているそうです。
その脂肪は初めて食べる人には少し独特な風味を感じさせるとは思いますが、ハマると堪らなく美味しい味わいになる事でしょう。
特にオススメなのは、背ロースです。エゾシカは個体の大きさもあってか、精肉して出来上がるブロックの大きさも当然大きくなるので、こちらの背ロースなどはステーキ肉のような一枚肉にカットする事ができます!
またこちらの業者さんは、なかなか手に入れる事ができないハツ(心臓)やレバー(肝臓)も購入できるのも嬉しいですね。
販売所の情報はこちらからどうぞ!↓↓
株式会社ジビエ http://www.ezosika-civet.com/hanbai.html
- 広島の自然で豊かに育った猪が食べれる!:広島県福山市「備後ジビエ製作所」
続いては広島県に解体処理施設を構える「備後ジビエ製作所」。
ここは天然猪に特化した品揃えが魅力的です。
良く「丹波の猪」という言葉を聞くことがあると思いますが、西近畿、中国地方の猪肉はかなり脂のノリが良いものが多いです。
これは西日本が温暖な気候で、樫や椎などの木からなるドングリや栗、そしてみかんなどのハイカロリーな食物が多いため、それを餌にする猪が脂肪を沢山蓄えるからであるとされています。
こちらの備後ジビエ製作所でも高品質の猪肉が勢揃いです。
しかも部位ごとに購入でき、スライスした状態の商品も販売しているので、非常に便利です。
またペット用のミンチ肉も販売しているようなので、我が家で犬や猫を飼育している人も、ファミリーもれなく全員でジビエを楽しむことができます!
楽天市場にて販売しているようですね。こちらをチェック!↓↓
備後ジビエ製作所:https://www.rakuten.ne.jp/gold/bingogibier/
- エクストリームジビエが楽しめる:福岡県九州糸島「tracks」
続いてはさらに西へ行きまして、福岡県糸島にある解体処理施設、「tracks」です。
ここでも猪肉をメインにした商品を揃えていますが、中にはアライグマやアナグマなどの珍しいお肉も販売しているようです。
不定期でニホンジカも販売している様なので、エゾシカとの違いを食べ比べしてみるのも良いかもしれませんね。
また、猪の子供のウリ坊を半身で売っていたり、猪丸々一頭(4.48kg)を販売していたりと、かなり攻めたラインナップなので、おうちでエクストリームなBBQをしたい時などにはもってこいのお店ではないかと思います!
公式ウェブサイトも面白い情報沢山です。買い物は別サイトからできます!↓↓
tracks official website:https://gibiertracks.com/
shop:https://gibiertracks.base.shop/
家でジビエを楽しむために!
いざジビエを購入しても、どうやって調理したりすればいいのかわからない。。という壁に阻まれてしまうかと思います。
そんなジビエ初心者の方には、スライスで販売しているお肉を購入して焼いたりするのがオススメです。
- ジビエの焼き方
ジビエはその肉質(繊維が細かい)ゆえに焼き加減を間違えてしまうと固いお肉になって美味しくなくなってしまいますので焼き加減の調節などは繊細な技術が必要ですね。
ですがもちろん生食は危険です。ジビエの生食はE型肝炎などを引き起こす可能性があリます。
今回は鹿肉と猪肉の2種類でちょうどいい焼き加減を写真付きで解説をします!
ではまず鹿肉から焼いていきます。生肉を鉄板、もしくは網の上に置きましょう。
しばらくすると、お肉の縁取りが色付いてきます。
縁取りが色付いたらひっくりかえして、、
肉汁が表面に浮き出てきたら、もう焼き上がりです!
もう少し焼きたい場合は、この状態から一度裏返して10秒くらい炙ってください。
続いて猪肉です。
自前の猪なんて言葉普通の人は絶対使わない。
猪肉は部位によっては脂身がとても多く、あっと言う間に煙がモクモクと上がってしまいます。
煙が出ているのは脂が滴り、下の火に落ちて引火してしまうからです。
なので、煙が激しく出てきたらすかさずお肉を引っくり返しましょう、これは脂身の多いお肉全般に言えることです!
引っくり返して強火で30秒くらい焼けば、もう美味しく召し上がれます。
※鹿肉、猪肉共にお肉の厚さは3mm程度です。
- 少しグレードアップした肉焼き
スライス肉を焼くのに慣れてきたら、次は塊肉を焼いてみたいですよね!
そんな時次のステップとしてはステーキなんてオススメです!
エゾシカのステーキ
こちらの写真は上で紹介した株式会社ジビエさんのエゾシカの背ロースを焼いたものです。
この塊を1~2cmの厚さでカットして焼きます。
両面をそれぞれ1分ほど強火で焼き、アルミホイルで巻き15分ほど寝かせておきます。
たっぷりと脂の乗ったエゾシカですが、焼き上がりましたら熱々の内に召し上がって下さい!
と言うのも、鹿の脂肪の融点は55度と高いので、冷めてしまうと脂が凝固して ボソボソの食感になってしまうのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ジビエを販売している業者はここで挙げたものだけではなく沢山ありますが、衛生管理と言う点においても上記の処理場は安全基準を満たしているので、自信を持ってオススメできます。
どの処理場も、HPなどに衛生管理に関する情報を必ず載せていると思うので、心配な場合は確認してみるのが吉です!
また食べ方に関して、今回はお肉の”焼き”にフォーカスしましたが、今後はジビエ料理のレシピもドシドシと紹介していきますので、お楽しみ下さい!
それでは、皆さんも各々おうちでジビエを満喫してみて下さい!