LR41/SR41/PR41の互換性や違いとは?SR41W/SR41SWとは?

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大とともに、
日々の体調管理がより重視されるようになってきていますね。

そんななか、最近では、体調管理に欠かせない体温計ともに、
体温計に使われている電池を求める人々も多くなり、
売り切れが続出しているようです。

体温計に使われる電池といえば
ボタン電池LR41が最も多いですが、
似たような電池でSR41やPR41などもありますね。

今回はLR41やSR41、PR41の互換性や違いについて
取り上げてみたいと思います。

LR41電池とは？

体温計の電池といえば、LR41が主流です。
私も体温計を２つ持っていますが、２つとも電池はLR41です。

LR41の頭文字「L」は電池の種類がアルカリ乾電池であることを示していて、
R41は国際規格の寸法を示しています。

LR41電池は、小型でもハイパワーを発揮できるため、
体温計や小型LEDライト、電卓などの小型電化製品に使用されています。

SR41電池とは？ LR41電池との違いとは？

SR41電池は主に腕時計など精密機器に使用されることの多い電池です。

SR41の頭文字「S」は電池の種類が酸化銀電池であることを示していて、
R41は国際規格の寸法を示しています。

つまり、SR41の寸法はLR41と同じですが、
電池の種類はLR41と異なるということになります。

SR41電池は、電圧が寿命直前まで安定していることが特徴として挙げられます。
そのため、安定した電圧を必要とする精密機器への適用に適しているようです。

LR41電池とSR41電池の互換性は?

LR41とSR41は互換性があるようですので、
LR41が売り切れ状態の昨今では、
代わりにSR41を用いることも可能です。

ただし、SR41はLR41に比べて、安定した電圧が得られるという点で高性能であるため、
値段もLR41に比べて高くなるようです。

LR41電池とSR41W/SR41SWの互換性は?

SR41によく似た型番として、SR41WやSR41SWというものも存在しますね。
これらの電池もLR41との互換性があるようです。

また、SR41WやSR41SWはSR41よりも上位版で高性能とのことですので、
体温計にも問題なく使用できそうですね。

ちなみに、どちらも本来は腕時計用の電池であり、
SR41Wの「W」はWatch(時計)の頭文字だそうですよ。

PR41電池とは？ LR41電池との違いとは？

PR41電池は主に補聴器に使用されることの多い電池です。

PR41の頭文字「P」は電池の種類が空気電池であることを示していて、
R41は国際規格の寸法を示しています。

つまり、PR41の寸法はLR41と同じですが、
電池の種類はLR41と異なるということになります。

LR41電池とPR41電池の互換性は?

LR41とPR41は互換性があるようです。

ただし、PR41はあくまで補聴器用の電池ですので、
LR41の代わりにPR41を購入する人が増えれば、
補聴器を必要とする耳の不自由な方が困ってしまいます。

まとめ

今回はLR41やSR41、PR41の互換性や違いについて
取り上げてみましたが、いかがでしたか。

各電池の特徴や違いを理解して、
使い分けるようにしましょう。