安倍晋三首相が世界中で空手形を切っていながら実行していないため、恨み骨髄に達している人たちはたくさんおり、まさに国内外ともに「詰んでいる」ので遠からず処分される

2019/12/13 ブログ
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米共和党重鎮キッシンジャー博士(ニクソン政権国務長官)が11月21日に
北京に行って、最長老と会って話し、年内に朝鮮戦争終結・朝鮮半島統一と中
国民主化をすべてやってしまおうということを合意し、いまは最後の微調整が
ほぼ終わっている。そもそも、2019年内にやれということは至上命令であ
り、中国も韓国も北朝鮮も含めてほぼ合意している。それは「must」というこ
とだ。キッシンジャー博士は北京に行ったその足で、モスクワに行き、そこで
プーチン大統領に「ウクライナとの停戦合意をまとめろ」という話をした。
プーチン大統領は指示通りやった。それが、ここにきてようやくわかってきた
事実だ。ところが、その最後の詰めを進めていたときに、安倍晋三首相がモン
ゴルの元大統領補佐官を使って北朝鮮との国交回復というチョッカイを出して
きたので、キッシンジャー博士が激怒した。また安倍晋三首相が世界中で空手
形を切っていながら実行していないため、恨み骨髄に達している国がたくさん
ある。このため、遠からず処分される。つまり、安倍晋三首相はまさに国内外
ともに「詰んでいる」(八方ふさがりで手も足も出ない状態。将棋において
「詰み」というのはどのコマを動かしても玉を取られてしまう状態のことをい
う)のだ。これは、上皇陛下の側近である吉備太秦からの報告である。以下に
続く。


 もともと、キッシンジャー博士は、安倍晋三政権が、武力攻撃事態法改正
案、周辺事態法改正案(重要影響事態法案に名称変更)、国連平和維持活動
(PKO)協力法改正案などの改正案10本を束ねた一括法案「平和安全法制
整備法案」と、国会の事前承認があれば、いつでも自衛隊を紛争地に派遣する
ことを可能にする「国際平和支援法案」を通したときに、憲法改正はしないと
いうことを約束していたにも関わらず、実際には憲法改正しようとここまでき
ている。キッシンジャー博士にとってはそれがまず気に入らない。中東に自衛
隊を派遣するのも、表向き有志連合には入っていない。そのこともキッシン
ジャー博士は気に入らない。その他いろいろ気に入らない。
 サウジアラビアで共同の軍事演習をすることも、集団的自衛権の適用からい
えば、違法でないが、本来、有志連合に入って参加することが当たり前なの
に、表面上はまだ入っていない。それも卑怯だということで、キッシンジャー
博士は激怒している。

 正式に有志連合には入るためには、閣議決定して発表しなければならない。
国内的にも国際的にもそうしなければならない。安倍晋三首相は、それをやる
つもりは一切ない。やり方が汚い。国内で自分が追い込まれているので、そこ
で有志連合に入れば、ますます野党から批判を受けることになる。それがある
ため、入らないということにして、軍事演習には参加するといった姑息な手段
を使っている。卑怯であり、国際法的に筋が通らない。
 派遣される自衛隊は、有事に実弾が撃てない。だから防衛省も相当に頭にき
ている。何かあったときに、自分の命を守る術がない。実弾を撃ったら憲法違
反になる。まさに南スーダンのときと同じだ。南スーダンでは実弾を撃ってい
る。このことの日報を稲田朋美元防衛が 隠した。それを後になって「実はあ
りました」と、現役の幹部が暴露した。今回もそれと同じパターンだ。
 だから、本来であれば、2019年8月6日に、日本の真の独立が認められ
て、憲法改正の議論をして、自衛権だけは持てるような形に憲法第9条を改正
するというのが正当なやり方だ。ところが安倍晋三首相は、これをまとめる自
信がなくて今臨時国会で先送りにしてしまった。先送りしたことで、憲法改正
の議論は何もできなかった。それどころか、「桜を見る会」で足元に火がつい
てしまった。そこで麻生太郎副総理兼財務相の「本気で憲法改正をやるなら、
総裁4選も辞さない覚悟が求められる」という発言に繋がった。

 北朝鮮は、非核化交渉の期限である「年末」を控えて、12月下旬に朝鮮労
働党総会を開いて、重大な決断をして発表するといっている。このことについ
ては、韓国、米国、中国、ロシアとも調整がついている。そこでいきなり調印
とまではいかないだろう。しかし、水面下では合意しているので、近いうちに
朝鮮戦争を終結させ、平和条約を結んで体制の保証をして、経済制裁も段階的
に解除していく。
 12月11日から、国連の安全保障理事会が始まっている。今回の議長国は
米国で、そこで決めることになる。ただ、今の段階ではまだ表には出ないけれ
ど、米国、英国、仏国、中国、ロシア、みんな合意しているので、そこで内々
で決めてまとめる。本来であれば、2019年内にはトランプ大統領と金正恩
党委員長が首脳会談をしなければならず、その可能性はまだ十分ある。これに
繋がるようなことが、北朝鮮の党大会で「重大な決断」として発表される可能
性が高い。
 北朝鮮は、まだ「老いぼれ」だとか「交渉は完全に終わった」とか言ってい
るけれど、あくまでブラフであり、交渉を辞めるつもりはない。とにかく、経
済制裁の解除の言葉を引き出したいために、駆け引きで挑発的な言葉を言って
いる。トランプも駆け引きで、「軍事攻撃の可能性もある」と、トランプ大統
領得意のディールで言葉を発している。
 しかし、実は内実、キッシンジャー博士が11月の北京訪問で全部調整済み
だということだ。さすがは、忍者外交のプロフエッショナルというか、ここへ
きて本領発揮して全てを調整した。最後はキッシンジャー博士が出て行ってま
とめるということを、ここへきて再確認させられた。
 キッシンジャー博士は、北京訪問から続いてモスクワに行き、大統領選では
ウクライナ疑惑を含めて弾劾するという懸念のなか、プーチン大統領がウクラ
イナと停戦合意をすれば、そうした懸念はなくなる。
 ところがバイデン副大統領の息子が賄賂をもらっているということは、証拠
が議会に出ているので、バイデン副大統領は不利になる。そこへブルームバー
グが出馬すると言い出したため、これでバイデン副大統領は、大統領選の目が
ない。民主党はブルームバーグが選出されるだろうが、最終的にはトランプ大
統領には勝てないだろう。つまりキッシンジャー博士を後ろ盾とするトランプ
は、大統領選挙を固めたといことだ。
 大統領選が始まる前に、戦いはすでに終わっている。勝つことが決まってか
ら始める。いわゆるこれは、戦に勝つための鉄則だ。
 だから、たぶん、北朝鮮はICBMは撃たないだろう。日本海のEEZ圏外に撃つ
ということはあるだろう。日本列島を跳び越して太平洋に撃つ、つまり米国に
届くようなICBMは撃たないだろう。
 ここまでの確認は大体、取れた。ただし、これらは、「密約レベル」の話し
であり、秘密外交の駆け引きは、表には出ない。なので、この密約レベルの話
を、表でどのように発表して、どのようなタイミングで、いつ条約を結ぶのか
というのは、また別問題だ。しかし、そんなに時期がズレ込むということでは
ないだろう。中国の最長老は2019年内にやれと言って命令を出し、キッシ
ンジャー博士も「やります」と約束している。