「安倍晋三首相が、第2次安倍政権を樹立した2012年12月26日から7年の間に1兆円を蓄財した」という情報が永田町界隈に飛び交っており、「金儲け政権」なのか?

2019/12/19 ブログ
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「安倍晋三首相が、第2次安倍政権を樹立した2012年12月26日から
7年の間に1兆円を蓄財した」という情報が永田町界隈に飛び交っており、
「金儲け政権」なのか?蓄財の古典的な方法は、発展途上の諸外国に対する政
府援助金(ODA資金)から、20%をキックバックさせることである。この
目的のため、諸外国を頻繁に訪問している。次は、経済産業省所管の兵器・武
器を輸出し、あるいは米国などから輸入する場合、武器商人(死の商人)よろ
しく、その代金からやはり20%を吸い取る。最近では、センター試験に代わ
る後継テストに英語民間試験、国語・数学の記述試験を導入する際、参入する
民間業者から政治献金を集めることなどが期待されていた。だが、これは、約
50万人もの受験者の答案を採点するのに、1万人ものアルバイトを使う必要
があり、「公平・平等に短期間で採点文できるか」に疑問が全国から寄せら
れ、厳しい批判に晒されて、萩生田光一文部科学相が、あっさりと撤回してし
まった。早い話が、「マッチポンプ」を演じ、このため、安倍晋三首相の国民
的信頼は、瞬く間に、失墜したのである。


 第1次安倍内閣時に設置された教育再生会議は、2007年の安倍晋三首相
の退陣後、求心力を失った。安倍晋三首相復帰に際して設置された会議は、事
実上の「再生会議の復活」と見なされている。2013年10月には、教育再
生実行会議がセンター試験に代わる新テスト導入と外部検定試験の活用の検討
を提言。これを受けて文部科学省は、2017年7月、2020年度の共通テ
ストから民間試験を活用する正式発表した。だが、2019年10月24日、
萩生田光一文部科学相がテレビ番組で「身の丈に合わせてがんばって」と発言
したことから、英語民間試験については、住む地域や家庭の経済状況によって
不公平が生じる懸念があるなど、世間から厳しい批判を浴びることとなった。
これに安倍晋三首相が、政権の支持率低下を招き危険を感じ、衆院解散・総選
挙にマイナスとなると危惧。萩生田光一文部科学相は、慌てて、共通テストか
ら民間試験を活用することを撤回した。

 時、折しも、安倍晋三政権が「桜を見る会」の運営を巡る批判を受け、安倍
晋三首相は12月2日午後、参院本会議で与野党から姿勢を問われ、「これま
での運用を大いに反省し、私自身の責任において全般的な見直しを行う」と釈
明した。
しかし、国費を投入して、「桜を見る会」を東京・新宿御苑で開き、ここに政
財界関係者や芸能人ら1万8200人を招いて行われていながら、このなかに
安倍晋三首相の選挙区である山口4区(下関市、長門市)から850人も招待
していたので、明らかに公職選挙法違反(有権者買収)容疑・政治資金規正法
違反容疑が窺われることから、安倍晋三首相は、招待者の名簿を隠蔽するどこ
ろか、シュレッダーにかけて、隠滅していたという。
 これに疑問を抱いているのは、一般有権者ばかりではない。報道各社の世論
調査で支持率が低下するなど逆風に見舞われている。
 テレビ朝日が12月14・15日(土・日曜日)に行った世論調査(【調査方
法】電話調査(RDD方式)【対象】全国18歳以上の男女1954人【有効回答率】
53.1%)によると、安倍晋三内閣支持率は、支持する40.9% (前回比―
3.5)、支持しない40.6% (前回比+6.3)、わからない、答えない1
8.5% (前回比―2.8)だった。

 これに対して野党は、安倍晋三政権打倒を目指して攻勢を強めている。12月
14日、国民民主党は立憲民主党と合流協議に入ることで、党内は合意した。こ
こから立憲民主党の枝野幸雄代表は下りて、国民民主党の玉木雄一郎代表が新
しい党のトップになる。つまり、枝野幸雄代表が引かないと、1つの党にはな
れないので、その方向で調整している。社民党も含めてだ。それがまとまれ
ば、れいわ新選組の山本太郎代表も、共産党もそこに加わる。ということが、
結構、高い確率できていると見られている。これは、上皇陛下の側近である吉
備太秦の見方だ。
 また野党連合の動きに注目している、永田町の情報通は以下のように報告し
ている。
 自民党内は、解散があると言ってみたり、ないと言ってみたり、日替わりで
コロコロ変わっている。麻生太郎副総理が「菅官房長官潰し」をした。全部、
麻生太郎副総理が仕掛けた。安倍晋三首相を失脚させようと裏で絵を描いてい
るのは、麻生太郎副総理だ。それで、自分が棚ぼたで総理の座を狙っている。
麻生副総理にとっては、解散してほしくない。解散せずに圧倒的多数を維持し
たまま、棚ぼた総理になりたいということだ。
 そうした与党の動きに、野党は自民党が発する解散の是非に振り回され、結
局大騒動してようやくまとまり、だいたい合意したという話だ。とにかく、立
憲民主党が日を追うごとにボロボロになっていっている。むしろ立憲民主党の
ほうが、野党合流しないと、生き残れなくなっている。立憲民主党は野党第一
党に甘んじてダラダラして、枝野幸男代表は政権交代を狙うより野党第一党の
ままでいいと言い出して保身に走ったのが禍している。そもそも野党は天下取
りの野望を持っている人が多いので、保身に走ったら終わりだ。
 立憲民主党が目に見えて衰退してきたところで、枝野幸男代表もようやくそ
のことに気付き、小沢一郎衆議院議員からは「君子豹変する」「枝野を総理に
する」などと幻惑されて背中を押され、ようやく合流に舵を切った。もうこう
なってくると、枝野幸男代表はヨレヨレで、「立憲民主党に合流」というわけ
にはいかない。新党になるだろう。
 ちなみに、野田佳彦元総理大臣は、新党には政策を理由に反対するだろう。
一方、岡田克也元副総理は、もともとは小沢一郎衆議院議員の子分で、小沢一
郎衆議院議員のことをいまでも尊敬している。