抗寄生虫薬「イベルメクチン」新型コロナに効果か 米で報告 大村智さん発見の細菌由来
4月7日、豪州モナッシュ大学の研究グループが今月3日、既存の寄生虫治療薬「イベルメクチン」を1回投与した結果、試験管内のウイルスが48時間以内に増殖しなくなったという報道があったばかりですが、4月24日、米国から、イベルメクチンを使った患者の死亡率は、使わなかった患者と比べて約6分の1にまで抑えられたという報道が届きました。
アビガンも大変有力な抗ウイルス薬ですが、イベルメクチンはもしかしたら、それ以上に強力な抗ウイルス薬になるかもしれません。
すでに国内の様々な研究機関で計画、実施されていると思いますが、日本でもイベルメクチンについての臨床研究が進展することを期待します。
以下、毎日新聞(4/24)からの引用になります。
新型コロナウイルス感染症の治療薬を巡り、抗寄生虫薬の「イベルメクチン」に死亡率を下げる効果があるとする報告を、米国のチームがまとめた。イベルメクチンを使った患者の死亡率は、使わなかった患者と比べて約6分の1にまで抑えられたという。
イベルメクチンは、2015年にノーベル医学生理学賞を受賞した、大村智・北里大特別栄誉教授が発見した細菌が生成する物質を基に作られている。寄生虫によって失明するオンコセルカ症や、皮膚が硬くなるリンパ系フィラリア症などに使われてきた。豪州のチームは、新型コロナウイルスを減少させる効果を細胞実験で確認したと報告。1回の投与で、1~2日以内に、ウイルスの増殖を抑制できたという。
米国のチームは20年1~3月に新型コロナウイルスに感染し、治療を受けた人のデータを収集。アジアと欧州、北米にある169医療機関からイベルメクチンを使った704例と、使わなかった704例とを比べ、統計分析した。
最近のニュース・トピックス
- 投稿欄では、科学、医療、産業等の分野で、これから世界と日本を牽引し、ひいては東久留米市の未来を切り開いていく上でのヒントや参考になる革新的な技術や発明、発見、知見等を中心に、話題となるような事柄を継続的に取り上げていきます。
- アビガン投与「福岡県方式」検討 現場の医師判断で、全国でも珍しく 県医師会
- コロナ薬候補「レムデシビル」、米中で治験結果分かれる
- 大村氏のイベルメクチン、新型コロナに効果 米ユタ大が報告
- 抗寄生虫薬「イベルメクチン」新型コロナに効果か 米で報告 大村智さん発見の細菌由来
- アビガン、県内コロナ患者に投与 症状改善を確認 4指定医療機関
- アビガン増産、富山県が支援 中間体生産を促進
- 新型コロナ「1回投与で48時間でウイルス99%減少」豪研究
- 東京都が自治体ごとの感染者数を初公表 世田谷区最多
- 「アビガン」新型コロナ治験開始を発表 富士フイルム
- 【識者の眼】「COVID-19流行は緊急事態─今こそ、ファビピラビル(アビガン®)の使用を解禁すべき」菅谷憲夫
- 豪 BCGワクチン 新型コロナウイルスに有効か臨床試験へ
- 小金井公園 3月26日 満開の桜
- 緊急寄稿(2)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療候補薬アビガンの特徴(白木公康)
- 新型コロナ 国内最大規模、自衛隊中央病院が症例公開
- 新型コロナに「アビガン」 軽症者7割、7日以内に回復 中国・武漢大など
- 中国政府 臨床試験でアビガンに治療効果 治療薬として使用へ
- エボラ治療薬、新型コロナの国内患者に投与 一定の効果か
- Twitter レポート 続き
- アビガン 臨床研究へ 新型コロナウイルスで群馬大など3病院
- 新型コロナ患者、日米欧の数百人がギリアドのレムデシビル投与受ける
カテゴリー
アーカイブ
後援会の代表者
社会保険労務士・行政書士・ファイナンシャル・アドバイザー
徳田 賢一
- 後援会会員募集のお知らせ
政策への賛同者が一体になることで大きなうねりを引き起こし、党派にとらわれない新しい大きな波を市政に伝えることができるようになることを期待します。
入会は無料です。多くの市民の皆さまに、徳田けんいち後援会に、大きな力を与えていただければ幸いです。 - 後援会への入会申込ページ
- 入会申込書(PDF)ダウンロード