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魅魔竜伝 ‐壱‐ 作者:北原樹恒
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終章

 目の前に、二体の魔物が倒れていた

 一体は既に事切れている。朱い髪の魔物の方だ。

 いかな強靱な生命力を持つ竜族といえども、胴を真っ二つに引き裂かれては生きていられる道理もない。

 そしてもう一体。

 黄金色の髪の魔物。

 こちらも間もなく死ぬだろう。

 全身にひどい傷を負い、大量の血を流している。既に意識はない。

 竜族――

 その気になれば、一体でも街ひとつ、国ひとつを滅ぼすことのできる魔物。

 人間の天敵。

 それを、一度に二体、倒せる。

 悪い話ではない。

 普通なら、たとえ魅魔の力を持ってしても、一体を倒すことすら至難の業だろう。

 それを、一度に二体。

 このまま、放っておくだけでいい。

 あと、ほんの少しの時間。

 どうせ自分も、傷と、疲労と、イメルに犯された後遺症で、動くのも困難な状態なのだ。

 動けない。動きたくない。

 だから、回復するまでこのまま横になっていればいい。

 ただそれだけで、片が付くのだ。

 目の前で死んでいく。

 母親の、姉の、故郷の村の仇が。

 ただ、黙って見ているだけでいい。

 ……なのに。

(私は、何をしようとしている――)

 自分に問いかける。

 腕はほとんど動かない。立ち上がることもできない。それでも這うようにして、カンナの傍に移動する。

 上体を起こし、左腕をカンナの顔の上に乗せる。

 ぽたり。

 ぽたり。

 腕の傷から、血が滴り落ちる。

 カンナの顔の上に。

 カンナの唇の上に。

「……くそっ」

 なにをしようとしているのだろう。

 こんな……

 こんな、馬鹿なことを。

 ぽたり。

 ぽたり。

 血が滴り落ちる。

 カンナの顔の上に。

 カンナの唇の上に。

 魅魔の血が。

 魔物に力を与える血が。

 それでもカンナは目を開けない。

「……馬鹿が。身体中、こんな傷だらけにされて」

 もう手遅れだろうか。

 これでは、少しくらいの血では足りない。

 視線を巡らせる。地面に落ちた短剣が目にとまった。

 しかし、両手は物を握れる状態ではない。犬のように口でくわえて拾い上げる。地面に這いつくばったまま、刃を手首に押し当てて首を振った。

 血が、湧き出すように流れ出てくる。その手を再びカンナの顔の上に乗せる。

 先ほどとは比べものにならない勢いで滴る鮮血。口の中に流れ込んだ血は、しかし、飲み下されることなく溢れてくる。

 意識のないカンナには、もう、血を飲み下す力も残っていないのだ。

「……くそっ、どうした? 血が欲しかったんじゃないのかっ?」

 怒鳴りつけても埒があかない。カムィは手首の傷に唇を当て、口の中いっぱいに血を含んだ。

 そして――

 カンナと唇を重ねる。

 口の中に血を流し込み、強引に飲み込ませる。

 もう一度、二度。

 何度も、何度も繰り返す。

「……くそ」

 いらいらする。

 どうして、こんなことをしているのだろう。

 血を……貴重な魅魔の血を、こんなことに使うなんて。

 相手は、狩るべき獲物。憎むべき宿敵。

 魔物を、竜族を、救おうとしているなんて。

 それも、もう手遅れかもしれないのに。

 それなのに。

 貴重な魅魔の血を、死にかけた魔物に与えるだなんて。

 馬鹿だ。

 馬鹿だ。

 魅魔師としては、どうしようもなく馬鹿な行為かもしれない。

 だけど。

 だけど――

 許せなかった。

 どうしても許せなかった。

 母や、姉や、祖父や、故郷の村の人々のように……カンナが突然、自分の前からいなくなるだなんて。

 許せない。

 許さない。

 許さない。

 許さない。

「カンナ……」

 私は、あんたを許さない。

 私に、あんな屈辱を味わわせたあんたを――

 許さない。

 このまま消えるなんて、許さない。 だから――

 自分の血で真っ赤になった口で、カムィはつぶやいた。

「……私が許すまで、私の傍にいなさい。……いなければならないんだ!」


* * *


(……そう、思ったんだ。あの時は)

 きっと、なにかの気の迷いだ。

 疲労と出血多量とで、頭がどうかしていたに決まっている。

 そうじゃなければ、どうしてあんなことを――

「くそぅ……なんで私がこんな目に遭わなければならないんだっ」

 忌々しい。

 この二日間、数え切れないほど繰り返した台詞を吐き捨てる。

「なんで……って、そりゃあ、あれだけ血を流せば……ねぇ?」

 必要以上に明るく元気な声でカンナが笑う。

 その笑顔が癇に障る。

 おかしい。

 この魔物は、ほんの二日前には死にかけていたはずではないか。

「……なのにどうして、そんなに元気なんだ!」

「だって、竜だもん。カムィの血をたっぷりもらったし」

 二日前には全身ずたずたに切り刻まれて、生命が尽きるのも時間の問題だったはずだ。なのに今、カンナの身体にはかすり傷ひとつ残っていない。

 対してカムィの方は、両腕を包帯と添え木でがちがちに固め、身体に力が入らなくて、上体を起こして座っていることさえ億劫な状態だ。

 すべて、竜族が原因なのだ。

 イメルに犯された後遺症と、そしてなにより、カンナに血を与えすぎたせい。

 いまだに顔には血の気がなく、身体にはまるで力が入らない。起きあがっただけで息が切れる。

「……くそっ、やっぱりお前なんか見捨てておけばよかった」

 あんなの、一時の気の迷いだ。そうに決まっている。

「まぁまぁ、済んだことをいつまでも愚痴るなんて」

「やかましい! 誰のせいだと思ってるんだ!」

「だから、お礼にこうしてカムィの世話してあげてるんじゃない? ……はい」

 カンナの手が、採ってきたばかりの果実を摘みあげる。

「はい、あーん」

 よく熟した真っ赤な果実が、口の前に差し出される。

「……なんの真似だ」

 まるで、赤ん坊の世話でもしているみたいではないか。私をいくつだと思っている。

「だって、自分で食べられるの?」

 カムィは自分の両腕を見下ろした。

 包帯と添え木で固められ、動かすこともままならない腕。少し動かしただけでも激痛が走るし、そもそも腕を上げようにも力が入らない。

「……そ、そのくらいなんとかする!」

 カンナの手から食べさせてもらうくらいなら、他のどんなことでもする。

「なんとか? どうやって? 無理だって」

 くすくすと笑いながら、果実を唇に押しつけてくる。

 甘い匂い。瑞々しい、汁気たっぷりの果実。

 口中に唾液が湧いてくる。

 お腹が鳴る。

 食べないわけにはいかなかった。

 傷つき消耗した身体が、滋養を欲している。

 とはいえ、こんな、カンナに世話されるだなんて。

 しかし――

 気の迷いで、死ぬはずだった魔物を生かしてしまったのだ。

 その責任はとらなければならないだろう。

 殺せないのならば、側に置いて付き合っていくしかないのだ。

「…………」

 心の中の様々な葛藤と戦いながら、カムィは渋々と口を開いた。

 果実を一口囓る。

 新鮮な果汁が口の中いっぱいに広がる。

「……おいし?」

 カムィの顔色を窺うように訊いてくる。

「…………ああ」

 小さくうなずくと、ぱっと笑顔になる。

「甘い……な」

 カンナが手ずから食べさせてくれた果実は、今までに食べたどんなご馳走よりも、甘く美味しかった。



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