ノマレウマレルモノ
- できるだけキャラ紹介
サラ……冷静沈着でしっかり者のお姉さんタイプ(25歳)
サワ……いつも明るいやんちゃな騎士(18歳)
ちなみにこの二人は姉妹という設定です。
- 突如、ジーケ国のはずれの村に突如謎の魔物が現れたと聞いて、ジーケ国の精鋭の騎士のサワがその村に駆けつけていた。
サワはパープルの髪をツインテールにしていて、鎧はブルーでデザインは彼女の活発な性格を表現する物だ。
そして、彼女がその村で目撃した魔物の名前はデラーズ
大きさはジーケ国の城くらいの大きさである。
デラーズはかつて悪しき錬金術師が現在は封印されている錬金術によって作られた存在である。
完成はしたが、素材となる魔物を無理矢理合成したために暴走、その後封印されたいわく付きの魔物だった。
本来ならば二度と目覚めないはずだったが、何者かによって封印が解かれたのである。
そして現在、村の牧場の家畜や家などを捕食、その後眠っていたが、彼女が駆けつけた途端また暴れだした。しかも、現れた時よりもさらに凶悪になって…。
- 今、サワはデラーズと戦っていたがデラーズの左手に捕まってしまっていた。
デラーズはサワを食べようと口を大きく開いた。
「うわっ もうおしまいだあ」
万事休す、その時である!
「待ちなさい!」
その叫び声と共に空から金色とオレンジ色の鎧に身を固めた金色の髪を一つにまとめた女騎士が二つの剣を振り下ろし、デラーズの左腕を切断した。
サワはデラーズの左腕と共に落っこちて、しりもちをついた。
「いてて…乱暴だなあ…サラお姉ちゃんは…」
そう、その騎士はサワの姉サラだった。彼女はジーケ国の最強騎士…
「まったく…勝手に飛び出して…あれほど言ったじゃないの!身勝手な行動はとるなって」
そう、サワはデラーズの情報を聞いて勝手に飛び出していたのである。
「でも、今はそんなこと言ってる場合じゃないわね…」
サラはデラーズをキッと睨んだ。
「こんなでかいものを…資源のムダね…」
サワは姉にしかられたために申し訳なさそうな顔をしていたが、
大変なことを伝える。
「お姉ちゃん デラーズは家畜や村の生き物を片っ端から食べて自分の養分にしているようなの!」
「なんですって!?」
その時、デラーズの左腕が突如変形し、元の姿に戻った。
デラーズは背中の触手から火炎弾を放った。
しかし、その火炎弾が地面に当たる前に飛び跳ねて避けた。
「ええい!!」 サラは二つの剣を同時に振り下ろし風の刃を放った。魔法と技の合わせ攻撃『エアスラッシュ』だ。
だが、この攻撃をデラーズは4つの腕で弾いた。
そして、デラーズは一つ目から光の弾丸のような者を放った。
「ぐっ!」
その弾丸を直に食らったサラは地面に倒れこんだ。
「お姉ちゃん!!」
爆破の衝撃を食らって吹っ飛んでいたサワではあったがその光景は直視できた。
「ううっ 体がうごかない」
デラーズはそのままサラを掴んでサワと同じように飲み込もうとした。
「無念だ…」
デラーズは口を開いて、その口の中へサラを放り込んだ。
「おねえちゃあああああああああん!!」
妹の叫びも虚しく、デラーズはさっきより少し大きくなっていた。
- デラーズに飲み込まれたサラの体は、人間で言うところの子宮あたりで触手に揉まれていた。
鎧と服は胴の口の酸で溶け、体は体液でベトベトになっており、さらにデラーズ体内から発するニオイにサラは心まで犯され、人外の快感の真っ只中にいた…
はあ…気持ちいい…この中にいると気持ちいいなぁ…なんだかお母さんに抱かれてる気分…暖かくてそれで気持ちよくて…幸せ
かつて、妹とこの国を守ろうと誓いもサラは忘れていった…
それを象徴するかのように彼女の体も変わっていく…
背中からは蝙蝠のようなオレンジ色の翼が、額には一対の金色の角が、
尻の辺りには悪魔のような細い白い尻尾が、それぞれ小さく生えていった。
サラは身体の変化を快感に変えてひざを抱えて丸くなっていった。
まるで生まれる前に戻るかのように…
- デラーズと戦っているサワは、デラーズの異変に気づき始めた。
デラーズの背中から一つの卵が産み落とされた。
「あれって一体…」
卵にヒビが入っていき、外殻を突き破った卵から角と尻尾の映えた人影が…
「んああああああああああああああああん!!」
その人影は産声を上げるや否や、小さな翼を大きく広げた
「その声…まさか…お姉ちゃん!?」
そう、その正体は先程デラーズに食べられたサラだったのだ。
サラの角と尻尾は少しずつ伸びていった。
それだけではない、サラの瞳は金色に、耳は長く尖り、開いた口からは牙が伸びている。
もはやサラは一匹の魔物と化した。
- 「ふはははははははは」
突如、デラーズは高笑いを始めた。さっきまで泣き声くらいしかしなかったのに…
「デラーズ!! お姉ちゃんに何をしたの!?」
「なあに、この女を飲み込んで知恵を得た礼として我がしもべにしてやったのだ」
「知恵を得る? そんなことができるはずが…」
「我は他の生物を食らうことによって力や知恵を強化できるのだ
。 しかし、その辺の生物では知恵なぞ手に入らぬから人間が必要だったのだ」
「そんな……」
サワは唖然した。 まさかあの魔物にそんな能力があったなんて…
「ふふふ…我がしもべサキュバスよ! ジーケ城を攻めるのだ!!」
「はい、デラーズ様…」
魔物と化したサラはその命令を聞くとオレンジの翼を広げ、
ジーケ城の方向へ飛んでいった。
「ああ…お姉ちゃん…」
サワはそのショックで戦意を失いつつある
「ふふふ…生まれたてのサキュバスは精をたくさん求めたがる…好きな量を取ってくるがいい……お前も姉と一緒にしてやろう」
デラーズはサワを見つめる。
「くっ…私が負けたら国が崩壊しちゃう…」
サワはそう自分に言い聞かせて戦意を取り戻した。
そして、サワはデラーズに向かった。
- そして10分後、
「きゃあああっ!」
デラーズの攻撃によって地面に叩きつけられたサワ。
「かんねんしろっ!」
デラーズはその隙を逃さず、サワを掴んだ。
「もはやこれまでなの…?」
長い戦いで体力を消耗したサワはもはや反撃などできなかった。
「サワとかいったな、ここまで楽しませた礼として面白いことを教えてやろう」
「なんですって!?」
「さっき血気盛んな闘牛が食ったから、貴様を斬新な魔物…
いやサキュバスにしてやろう!」
デラーズはサワを食らおうと手を口に持っていく…
「そんな…いやっ! 魔物なんかは嫌よ!!」
だが、デラーズはそんなことを聞きはしなかった。
「うわはははは」
「いやああああ!!」
そしてサワは、デラーズの口の中へ落ちていった。
- ああ…もうだめだぁ…ここから出られない…
しかも吹くも鎧も胃液で解かされて体は裸だし…
でも…この中からなんだかいいニオイがする…
しかも触手が気持ちいいところを触ってくる…
なんだかいっぱい吸うと気持ちいい…なんだか幸せぇ……
んん……お尻のあたりが気持ちいい…ああ…尻尾が生えてきてるんだぁ…おっぱいもムズムズしてる…ああ、膨らんでるんだ 私のおっぱい…背中に小さな翼が生えてるぅ…早く動かしたいなあ………
それから…………いっぱい気持ちイイことしよう……
こめかみから大きな角が生えてる………
あはぁ…気持ちいい…
でも…なんだか眠いや…おやすみなさい………
- その夜、ジーケ国は、デラーズに食われて魔物と化した国民によって制圧された。
何とか城へ逃げ延びた人々は、二匹のサキュバスによって犯されていった…。
「も…もうやめてくれぇ…………あがぁ………」
「もう出ないの? まったくこれだから人間はダメねぇ」
そのサキュバスの一人、サラはつながっている男を抜いた。
その男はミイラとなって果てている。
「ひぃぃぃ…やめてくれぇ!……もお出ない…」
赤い服を着た兵士もサキュバスのサワに犯されていた。
しかし、性的行為をしていても彼の顔は苦痛の表情しかしない…
「出ないじゃなくて出してよぉ! アンタの服のおかげでこんなことしてやってんのに嫌がるなんて最低!」
サワはサキュバスにバッファローの能力を組み合わせたので
性質までもバッファローと化しており、赤いものに興奮するようになっていた。
その証拠に彼女の角はサラと違って黒く牛のような形になっている。
「あっ…また出たじゃん! 嘘つき!まだ出るじゃない もっと出してよね」
そして、精を出しつくした人たちもデラーズに食われて、
魔物と化して他の人間を犯していくという後景がつづく…
その魔物も、デラーズが蛇や鳥などを食ったために女性はラミアやハーピーなどに、
男性はミノタウロスやガルーダに変貌し、人間または他の魔物と生殖行為を続けていった。
あらゆる生物を食べて成長していったデラーズは、
ジーケ城の至近距離に居座り、
その中の淫猥な後景を眺めながら決意した。
「フフフ……この世界に人間など不要…全ての人間を魔物として自由な世界を作ってやる。 そう、野獣の千年王国を作るのだ…
私はデラーズ、大暗黒帝デラーズだ!!」
そして、城から出てくるミイラと化した人間から食べていき背中から新たなる命を放っていった……。
かくして、ジーケ国は壊滅……いや魔物に占領され、この世界に新たなる脅威が迫っていった。
果たして、人間は生き延びることができるのか?………。
終