パールの屈服

0.
「魔獣族に…でございますか?」
魔界の暗闇にそびえ建つ漆黒の王宮。その最も奥まった部分にある王の間。
少女は、背中から生えた黒い翼をバサ…と軽く動かして聞いた。
最近、背中にようやく生えたばかりの黒い翼。均整の取れた美しい身体に付加された
新しい機能は、自分がこの魔族の牝になりきっていく証だ。
そう思うと、少女の心は真っ赤な悦びに満ちる。
少女は、暗闇の玉座に座る魔族の王の前に、全裸で傅いていた。
「やつら魔獣族も…我ら魔神族と同じ様に人間の女を、エンジェルズの力を求めているか

らな。だが…我らに比べれば、野蛮で下等な種族よ」
王は言った。
「…ご主人様ともあろうお方が…そんな魔獣族に獲物を攫われるなんて…うふふ、油断
なされました?」
足を大きく開いた魔神族の王。狼のようにその身体は長い毛に覆われている。
その股間には、同じく、毛むくじゃらの逞しいペニスが屹立していた。
少女は、その性器にゆっくり細い指を絡ませると、愛しそうに、しごき始めた。
その瞳はうっとりと潤み、少女が魔神族の王に心から服従していることを窺わせる。
「まあ、一人くらいヤツらの手に堕ちたところで、大勢は変わらぬ」
王はそう嘯いた。
「思えば長い、我ら魔神族と、下等の魔獣族、そして人間族…3つ巴の争いよ」
「…でも、最後に勝つのは、我ら魔族…そうでございましょう?」
女はそう言うと、屹立した王のペニスに、口を寄せた。
先端にチュッ…と、口づけると、唾液をたっぷり乗せた舌でペニスを愛しそうに
舐め始める。静かな王の間に、女の舌の音が、ぴちゃ、ぴちゃ…と淫らに響く。
「…魔獣族に攫われたのが誰か、気にならんのか?ふふ…もとはお前の仲間だろうに」

ピュアエンジェル。鹿島雪菜は、ちらり、と詰るような目でダークスカルを見上げる。
今更、もう忘れた人間の時代のことを…と言うように。
そして、抗議するように背中の黒い翼を、バサッ…と一度、羽ばたかせた。
「…パールエンジェル。あの程度の戦士なら、魔獣族にくれてやろうぞ」
ダークスカルは笑い、魔族の牝に堕ちたピュアエンジェルの頭を撫でた。
(…パールエンジェル。)
雪菜は思う。そういえば、そんな名前の可愛い子がいたっけ。
私のことを良く慕ってくれて…本名は…高濱…
そこでピュアエンジェルは考えるのをやめる。考えない方がいいのだ。
「…ご主人様に囚われれば、幸せだったのに」
小さく鹿島雪菜は呟いてから、慎ましい唇を開き、熱心に主の性器を舐め始めた。

1.
「あなたは・・誰? くっ・・・」
四肢に力を込めるが、動こうとしても動かない。
自分を捕らえた敵を見つめ、ホーリー・エンジェルズの一員である
少女戦士・パールエンジェルは悔しそうに言った。
戦いの中で、この豚にそっくりの醜い顔と、ぶよぶよに肥満した身体を持った魔獣族に
不覚にも捕らえられてしまったのだ。
捕らえられてしまった自分を、仲間たちが心配しているとだろうと気が気でない。
どうやらここは石牢のような部屋らしい。石で出来た大きな舞台に、
両手と両足を広げた大の字で、パールは完全に拘束されていた。
魔獣族の牡は、その醜い顔を歪めて笑う。
「うふふふ…ようやくパールちゃんを捕らえる事が出来たよ。ボクの名前は
ペルギス…ご存知のとおり、魔獣族だよ。」
「ペルギス・・・ ようやく、って・・どういうこと?!」
「うふふう…ボクはさぁ~、君くらいの“幼い女の子”が大好きなんだ。人間の
世界では、ロリ趣味って言うのかなぁ~?小さな女の子を凌辱してボクのモノに
したくなるんだよ…うふふふぅ…」
まだ12歳の少女であるパールには、ペルギスの言葉の意味がすぐには分からない。
(…りょうじょく?…りょうじょく、って何?)
「でもね…逃がしてあげてもいいんだよ?」
ニヤニヤと厭らしい笑み浮かべたペルギスは、さらに続ける。
「…君の仲間たちの正体を教えてくれればね。エンジェルたちのフルネームと…
住んでいるところをね。苦労してるんだよ。君たちエンジェルズの正体がなかなか
分からなくてさぁ…ねえ、教えてくれるかな?」
魔獣の意図を悟り、パールの表情が険しくなった。
「・・そんな事出来るわけ無い。みんなを裏切るなんて。エンジェルズを
バカにしないことね! 教えるわけにはいかないわ」
力強く言い放つ。
「…あ~あ…せっかく最後のチャンスをあげたっていうのに…これで、和姦に
なっちゃうよ?…パールちゃんが選んだんだからね…くふふふぅ…」
「仲間を裏切るようなチャンスなんていらないっ」
愛する仲間たちの顔を思い浮かべながら、パールはきっぱりと拒絶する。
すると、ペルギスはその歪んだ口の端から、悪臭のする涎を垂らしながら
パールの短いスカートを無造作にめくりあげ、真っ白なパンティを露出させた。
「え・・あ・・きゃあああっ・・・」
「可愛いのを穿いてるんだねぇ…パールちゃん…くふふふふ……」


2.
スカートを捲られ可愛いデザインの白いパンティを見られると、さすがに
パールは慌てて叫んだ。まだ12歳の少女なのだ。
「こ、こんなの私のパワ-で・・ええええいっ・・・・」
だが、力を込めようとしてもエンジェルとしてのパワーは発動しない。
「この石舞台には呪文がかけてあるからね…パールちゃんの力は使えないよ。」
ペルギスの嘲るような声が響いた。
「じゅ・呪文・・ひ・・卑怯よっ」
「戦いに卑怯もクソもないんだよ、パールちゃん…うふふぅ、恥ずかしくても、
ほら、お股を閉じることもできないねぇ?
「うあああっ んんっ」
エンジェルのパワーを封じられては、普通の女の子よりも少し弱い自分の力だけで
戦うしかない。必死にその身をよじらせるが、石舞台に拘束された身体はびくとも
動かなかった。
「…パールちゃんは、見たところ、まだ12~3歳だよねぇ…」
「くっ…そ、それが何っ・・」
「もう性教育は受けてるのかな?…」
「…っ?」
「だからさぁ…オスとメスの“セックス”のやり方については習ったかなぁ~?…」
ニヤニヤ笑いながら、ペルギスはパールのふとももを、いやらしい手で
撫で回しはじめた。
「・え?・・な・・なっ・・・・」
セックスという言葉に、女の子だけで受けた性教育の授業を思い出し、
パールの頬が赤く染まった。
「し、しらないっ・・・ん・ああっ・」
太ももを撫でられるパールの可愛い唇から、思わずくすぐったそうな声が漏れた。
「くふふふ…ねえ、パールちゃんも、もう生理はあるよねえ…つまり、ここから…
…毎月、血を流してるんだよねぇ」
ペルギスは、毛の生えたいやらしい指で、パールの恥ずかしい部分を
ショーツの上からなぞりはじめていた。
その両目が、ギラギラとした劣情の光を帯び始める。
「な、なに?そ、そんなところ・・触らない・・でっ・・ひゃううっ」
あまりの恥ずかしさに、パールは顔から首筋まで真っ赤に染めながら目を背ける。
ペルギスは豚のような醜い顔を、パールの顔の間近にまで、息がかかるほど
近づけていった。
「やぁっ・・近づかないで・気持ち悪いっ・んんっ」

3.
「ボクたち魔獣族でもね…人間の女の子を妊娠させることが出来るんだよ…くふふ…
ボクの長くて大きなオチンチンを…パールちゃんのここに…ずぶりと突き刺してねぇ…ど

ばっとボクのドロドロの精液を注入したら…パールはボクの赤ちゃんの
お母さんになっちゃうんだよぉ…」
ニタニタとした笑いを浮かべ、言い放つペルギス。
顔を近づけられその息使いを感じるとパールは、嫌悪感に顔を振りながら
逃れようとしていたが、「妊娠」という言葉を聞き、目を大きく見開いた。
その顔に、怯えの色が走る。
「あ、あなた・・が私を・・妊娠・させる?・・・いやああああっ・・そんなの
いやあっ・・離して離してぇぇ そんなの・・そんなの・・なりたくない・・
よぉ・・ああっ ・・」
正義の戦士とは言え、やはり中身はまだ、少女だった。
まだ子供の身体の自分が、敵の子供を生まされると聞けば大きな恐怖が広がる。
「いやなの?くふふ…じゃあねえ…パールちゃんのフルネームを教えてくれたら…
考えてあげてもいいよ?…せっかくだから名前で呼んであげたいからさ。
……パールちゃんのお名前は、なんて言うのかなぁ?…」
ペルギスは卑劣な言葉で、幼い少女の精神をじょじょに追い詰めていく。
「え・・・っ・・・・・」
名前を教えれば止めてくれる、とパールの心に僅かな思いが走った。
しかし、そうすると双子の妹の双葉が、そしてそこから他の仲間たちのことが
バレてしまうかも知れない。
恥ずかしい行為をされている恐怖から逃れたい気持ちとの間で、パールは悩み、
口ごもる。だが、なおもペルギスを睨みつけながら、恐怖に挫けそうになる心を
パールは奮い立たせた。
「わ・・私は・・・・言わない・・教えるわけ無いっ。何をされたって私の名前も・・
仲間のことも教えないっ」
「おやおや…強情だねえ…くふふふ…でも、そういうところが魅力なんだよなぁ…」
ペルギスは冷たい笑みを浮かべた。
そして、パールの開かれた股間に顔を近づけていく。
口をあけて、舌を出すと、獣族特有のざらりとした、異様に長い舌が伸びた。
しかも舌先が、蛇のようにふたつに割れていた。
その舌先で、ペルギスは、パールのショーツの上から、その恥ずかしい少女の部分を
チロチロチロチロ…と小刻みに舐め、刺激しはじめた。
「あっ・・ひゃうんんっ・・・」
パールの腰が、びくん、と石舞台の上で跳ね上がった。

4.
暗い洞穴の中に、魔獣の荒い息遣いと、少女の秘めやかな息遣いが響いていた。
もう10分以上、ペルギスの淫らな舌が、ジャスパーの股間を舐め続けている。
パールのパンティは唾液にぐっしょりと濡れ、幼い膣の形がくっきりと
浮かび上がって来ていた。
「…くふふふ…もうすぐ、自分から言いたくなるようにしてあげるからね~」
「あっ・・くぅんんっ・・な、何をされても・・ああんっ・・言わない・・・・
きゃううっ・・・はあはああっ・・」
パンティの上から、誰にも見せたことのない場所を舐められて、腰を引くことも
脚で隠すことも出来ずに見られている。
そう思うと、少女の羞恥心は燃え盛り、身体はじんわりと熱くなってきている。
「わ、悪い人には何も・・教え・・ひゃうううんっ・・んあああっ・・・」
舌で敏感な所を刺激されるたびに、その小さな身体を揺らしながら悶える少女戦士。
レロレロレロレロ、と舌の動きはいやらしく小刻みに、パールの秘裂を
刺激し続ける。
「パールちゃん…“オナニー”って知ってるかな?…自分の指でココを弄って
気持ちよくなることだよぉ…女の子は年頃になると、みんなこれをやるんだよ…。
パールちゃんの仲間のお姉さんたちも、こっそり自分のベッドでこういうことを
しているんだよ?…」
レロレロレロ…つんつんっ…レロレロレロ……
「う・・うそよ・・こんないやらしいことみんながするわけないっ・・ひゃああっ・・
あああっ・・」
“オナニー“に関する知識はあった。だが、自分はしたことがないし、
憧れて尊敬している他のエンジェル戦士たちが、こんな事をするはずはない。
いちばん慕っていたピュアエンジェル…鹿島雪菜の顔が頭に浮かんだ。
ダークスカルに囚われて、今頃、どうしているのか。
憧れのお姉さん戦士を、パールは心ひそかに、自分が救うのだ、と思っていたのに。
「はああっ・・あああっ・・だ・ダメ・・・負けない・・負けない・・」
哀しいかな、12歳とはいえ、女の最も敏感な部分を舌で舐められているうちに
性感は高められ、パールの息は、じょじょに荒くなってきていた。
「はあはあっ・・はあっ・・」
「くふふふぅ…パンツの上からは我慢できても…これはどうかなぁ?…
パールちゃん…刺激が強すぎるかなぁ…」
ぬるりとした舌がパンティの裾から、中に潜り込んだ。
「はう?!」
とうとう、パールの誰も触れたことのない清らかな膣口を、汚れた唾液に
まみれたペルギスの舌が蹂躙した。れろおっ…れろおっ…と音を立て、舐め始める。
「あ~~美味しい~~これが、パールちゃんのオマンコの味かぁ~~」

5.
「・・ひゃうううっ・・ああああっ・・くうううっ・・・んっ・」
自慰の経験のない身体を、直接舌で愛撫されると強い刺激に意識が飛びそうになった。
未知の強い感覚がパールの身体を貫き、思わず少女は仰け反る。
「な・・舐めないでぇ・・き・・・汚いぃぃっ・・ああああああああっ・・・」
直接、愛撫を受ける場所から強い疼きが走る。
(ああ・・・・な、なに、これぇ・・・・)
パールの膣口は、ペルギスの舌の愛撫に負け、処女蜜を滲ませてしまっていた。
「おやおやぁ…?やっぱり、もう濡れるんだ…」
牝の匂いのする膣汁が滲み出てくるのをペルギスは舌先で感じる。
「パールちゃんも、所詮は、女、メスなんだねぇ~可愛い顔をして…くふふぅ…
ようし、そうと分かれば……もっと、こうしてやるぞぉ…」
割れた舌先が、まだ皮に包まれてひっそりとしていたクリトリスを刺激した。
もう片方の舌先は、にゅるっ…と膣内に侵入して、小刻みにクチュクチュクチュ
ッ…と膣壁を削り始める。
「ぬ・・濡れて・・?・・んんっ・くうう・・ふああああああっ・・」
意味もわからないものの、蜜はとめどなく溢れ、その度に掬い取るように蠢く舌の
刺激にパールは身体を震わせる。その仕草は、もう女のそれであった。
「わ、私が・・女の子・・だから・・って・・なに・・よ・・・ひいいいっ・・
・・そんなっ・・そんな所舐めないでえええっ・・あああっ・・」
やがて、強引に引きずり出される快感に、頭の中が靄のかかったようにぼうっと
してくるのを感じる。
「ほれ、ほれ、ほれ…パールちゃん…身体が熱いだろ?…オマンコが熱いだろ?…
初めての経験かな?…くふふふ、怖がらなくていいんだよ、頭の中が真っ白になって
きただろう?」
クチュクチュクチュクチュ……淫靡な音が響く。
やがて、ずるううううっ…と長い舌が膣の奥深く侵入し、処女の膣肉を掻き混ぜ始めた。
……ぐちょ、ぐちょ、ぐちょ、ぐちょ……
「ああ~~パールちゃんの、男を知らない膣肉の味は、最高だよぉ~~」
「ひゃううっ・・はああっ・・あああっ・・・どうして・・こうなっちゃうの・・
私・・のカラダ、おかしくなっちゃった・・・あああああっ・・・」

6.
未知の感覚に弄ばれる自分の身体と心が怖くなってきて、涙を潤ませるパール。
それでも、刺激を受ける度に吐息を漏らしながら腰をうねらせて悶える。
「ひいぐうっ・・ふうううっ・・ひいいいっ・・」
掻き混ぜられ、蜜をとめどなく溢れさせる場所が、自分の身体だとは思えないほど
熱く疼き始める。
「はあはああっ・・・」
「何かがはじけそうだろう?…いいんだよ、身を任せてごらん…そらそらそら…」
頭の靄がさらに濃くなり、ペルギスの「身を任せろ」という言葉が呪文のように
頭の中で大きく響きはじめる。
「いいんだよ、パールちゃん、恥ずかしいことじゃないんだ…女の子は、
みんな男にこうされて、女になっていくんだよ…パールちゃんも、そうなるんだ…
さあ、身を任せて!心も任せて!キモチいい、と素直に言ってごらん…くふふふ!」
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ…
「こ・・こうやって・・?大人に・・?」
思考を失った頭脳は、抗う言葉を思いつかない。
逆にその言葉に、こうすれば仲間のように、凛々しいお姉さん戦士たちに近づけると
いうような錯覚に犯されて行く。
「はああっ・・あああああっ・・んんっ・・おかしいの身体、私の身体っ・・熱い・・
熱いのぉぉぉ・・そこ触られると体が変になっちゃうのぉぉ・・」
膣内のと膣口を自在に弄ぶ愛撫に、少女戦士は昂ぶり、絶頂へと追い詰められていく。
「変になって頭が真っ白になる瞬間、「イク」って女の子は言って男に教えるんだよ。
さあ、パールちゃん、言うんだ、「イク」と!さあっ!」
敏感なクリトリスを、つんつんつんっ…と突いて。びくびく痙攣するパールの
絶頂を感じて。潜り込んだ舌はトドメを刺すように、ずるっ、ずるっ、ずるっ!と
ピストン運動を繰り返す。
「う・・うんっ・・くううっ・・・ああああああっ・・・・」
クリトリスと膣内を同時に責められては、耐え切れずに仰け反りながらもがいて。
「い・・・い・・イクウウウウウ・・・・ひゃああああああっ・・・・」

7.
遂に、憎むべき敵に教え込まれて女としての絶頂を告げ、ビクンビクンと
全身を痙攣させながら、果てたパールエンジェル。
意志の強さに輝いていた瞳は、いまやとろんと潤み、慎ましやかだった口は
だらしなく開き、唇の端から、涎が流れ落ちている。
「くふふ!!…それでいいんだよ~よく言えたねぇ~パールちゃん…」
魔獣は、少女に「イク」という言葉を教え込んだことに満足して、冷たく笑う。
「くふふふぅ…ねえ、キモチよかったんだろ?…獣族のボクに身体をいたずらされて、
キモチよかったんだ?ね?…認めるよね?」
「はあはああっ・・・う・・うんっ・・・」
快感に曇った思考の中、もはや抗うことも忘れ、パールはコクっと頷くと、
力なく頭を項垂れ視線だけペルギスに向けて、言った。
「キモチいい・・キモチちよかったのぉ・・・はあはあっ・・・」
「ようやく可愛くなったねぇ…うふふふぅ……素直なイイ子になれば、もっとも~っと
キモチよくしてあげるよぉ~~、さあ、もう言えるよね。パールちゃんのお名前は?…仲

間たちのことは言わなくていいんだよ、自分のことだから、言えるよね~。
ほら、教えてごらん…パールちゃん……」
「素直に・・なればもっと気持ちよくなれる・の?」
パールは首をやや傾げ、救いを求めるような頼りない瞳を、憎むべき敵に向けた。
ペルギスは自信に満ちた表情を作り、少女に向って一度だけ、頷いた。
信じろ、と命じるように。
ペルギスの自信に満ちた態度に、ついに、パールエンジェルは屈服した。
「わ・・私は高濱一葉。12歳・・みんなからは・・“いちは”って呼ばれてるの・・・」
力なく項垂れ、遂に、パールは途切れがちに自分の正体を告白した。
自分の名を、敵である魔獣族に告白して心を預けた瞬間、パールを守護していた
正義のエネルギーは喪われ、彼女を守る戦闘スーツも消失した。
パールエンジェルは、身を守るもの何ひとつない全裸の哀れな少女に還った。


8.
「くふふふふ!言っちゃった~、言っちゃった~、これで、パールエンジェルは
死んじゃったも同然。くふふふふっ!!」
「え・・あ・・・」
スーツが消え、頼るものなき全裸になった自分の姿を驚愕して見おろす一葉。
「わ・・わたし・・もう・・変身・・できない・・の?」
少女の瞳から、絶望と哀しみの涙がポタポタと零れ落ちた。
「そうだよ~、もう二度と、一葉はパールエンジェルちゃんには、なれないんだ
よ~ぉ!」
打ちひしがれた少女を目の前に、ペルギスはこれほど愉快なことはないと言うように
嬉しそうに笑うと、そのまま肥満した身体で一葉に覆い被さっていった。
すでに股間では、豚の性器そっくりの醜く赤黒く、毛の生えたペニスが勃起していた。
快楽に負けて素直に従ってしまったことを後悔し、その大きな身体に覆いかぶさられ、
怯えたようにイヤイヤと首を振る一葉。
「ああ・・いや・・・いやああっ・・・助けて助けて・・・双葉ちゃんっ」
哀れな少女に戻った一葉は、恐怖に負けて双子の妹の名を呼び、救いを求めた。
「へぇえ~、そうか! もう一人は双葉ちゃん、って言うんだぁ~くふふふ!
 聞いちゃった聞いちゃった。」
一葉に救いは来ない。凶悪な豚のペニスが、愛撫に負けてぱっくり口を開いてしまった
一葉の処女膣に、ズブウッ…と突き刺さった。
「は~い!高濱一葉12歳、処女喪失の瞬間です~ぐふふふふ!!」
ペルギスが容赦なく腰を送り込む。
「やああ!・・痛、痛い、・・痛いいいいいあっ・・・!」
とうとう処女膜を破られた激しい痛みに、一葉が頭を振って泣き叫ぶ。
「ほらほら、もっと助けを求めてもいいんだよぉ? パールちゃん…くふふふぅ!」ずん

っ、ずんっ、ずんっ、ずんっ!と容赦ない魔獣のピストンが一葉を壊していく。
「ああっ・・あああっ・・双葉ちゃん・・双葉ちゃん・・助けてっ・・ひゃああっ」
泣き叫びぶ一葉の小振りな乳房が、ペルギスの逞しい腰の律動に合わせて上下左右に、
ぷるぷると揺れた。
「一葉・・も・・もう・・ダメぇ・・・あああああっ! いやあああっ!」
最愛の双子の妹の顔を思い浮かべながら、一葉はもう二度と彼女と一緒に戦うことが
出来なくなったことを絶望的に悟り、ぼろぼろと涙を零して絶叫する。
「あぁ~~最高!やっぱ、12歳の処女膣は、よく締まるわぁ~~!くふふ!!
一葉ちゃん、悲しまなくてもいいよ、すぐに双葉ちゃんも同じ目に遭わせて、
姉妹の再会をさせてあげるからねぇ!」

9.
「あぁ~~、出そう、出そう!! 一葉ちゃん、出そうだよぉ~~最高!!」
「はあはあっ・・んくうっ・・・お・・お願い・・私はどう・・どうなってもいいから
・・双葉ちゃん・・双葉ちゃんだけは・・」
一葉は必死に双葉の安全を願い、今や自分を支配している魔獣に哀願した。
「お願い・・お願い・・しますっ・・ううううっ・・・ああああっ・・・」
「うふふふ!はぁはぁ…はぁはぁ…双葉ちゃんを助けたいの?…じゃあさ、はぁはぁ、
はぁはぁ…『パールエンジェルはぺルギス様に服従を誓います』って言ってごらん!
言えたら、考えてあげるよ!はぁはぁ!はぁはぁ!」
数分前まで処女だった一葉の膣は、今や無惨に破瓜の血にまみれ、真っ赤に
腫れ上がりはじめていた。
しかし、ペルギスは容赦などせずに腰を動かし、少女の柔肉を抉り、突きまくる。
この正義の少女戦士を悪の道に堕とし、自分と言う絶対的な存在を刻み付ける為に、
これは必要な儀式だ。容赦などしてはならなかった。
もちろん、一葉が忠誠を誓っても、双葉を助けてやるつもりなどは、さらさらない。
「パ・・パールエンジェルは・・んっ・・ペルギス様に忠誠を誓い・・ますっ・・
あああああっ」
錯乱の中で、正義の少女戦士・パールエンジェル一葉は、魔獣族に忠誠を誓った。
ペルギスの興奮はいや増し、少女の身体がバラバラになるほど激しい腰の突き上げを
何度も何度も繰り返す。
破瓜の痛みに泣き叫んでいた一葉だが、ペルギスの先走り汁に含まれている麻薬成分
は、じょじょに一葉の身体を冒し始めていた。
やがて、突き上げられるたびに一葉の身体に深い愉悦が生まれてきた。
追い詰められる。一葉は、僅かに残った理性の中で屈服が近いことを悟った。
自分より遥かに強く逞しい存在。
それによって、もうすぐ自分は、屈辱の絶頂に追い上げられる。
教え込まれた言葉が口を衝いた。
「・・あああっ・・!だ・・ダメ!・・また・・イキそうなのぉぉ・・・」
「はぁはぁ…うふふふぅ!一葉ちゃんはセックスも優等生だねぇ!もうオマンコで
イクことを覚えたんだ! 忠誠も誓ってくれたし、これで契約は成立だ!はぁはぁ…
イク時は大声で「イク」と言うんだよ?ほら、ほら、ほら、ほら!!」
ペルギスの腰が淫猥にうねる。円を描くような動きで、女になったばかりの膣肉を
掻き回す。一葉の腰も、それに応えてうねり始める。
「た、・・助けて・・ぇ・・あああああっ・・・」
一葉の頭が無様なほどにガクガクと揺れ動き、屈服の瞬間が訪れた。
「い・・イク・・イクウウ!!・・・ひゃああああああああっ・・・・・」

10.
膣の奥、子宮を抉るペニスの先端の刺激に、ブルブル身体を震わせながら
絶頂を迎える一葉。その全身の筋肉が激しく突っ張り、ビクビク痙攣する。
「おおおおおおおっ!!!ボクもイクよぉ~!一葉!」
ペルギスが、今や己の奴隷とした少女戦士を呼び捨てにする。そして。
「…ううぅおおおおお!!」
ペルギスは膣内射精をせず、ペニスを引き抜いた。
魔獣族の一度の射精量は、人間などとは比べ物にならないほど膨大である。
ペルギスの趣味で、まずは新しい獲物をドロドロの精液人形にしたかった。
……どぴゅうううううううううううううっ!!
激しい射精が始まり、黄白色の魔獣族特有の悪臭を放つドロドロの精液が、
一葉の上半身にたっぷり降りかかった。
白目を剥いてビクビク痙攣する一葉には自分に何が起こったか分からない。
しかし、一葉の上半身は、あっという間に悪臭漂う黄色い精液に塗れていった。
「…おおおお!顔にもかけるよぉぉおお!!!」
どぴゅううう……!
止まらない精液が、一葉の顔に髪に、たっぷりと掛かり顔を汚していく。
「…おおおおお!!最高!!」
「げほ・・はあっ・・はああっ・・んんっ・・・」
処女のまま絶頂を教え込まれ、破瓜と共に2度目の絶頂を教え込まれた少女の
精神はすでに、壊れていた。
全身を満たすほど浴びせられた精液の感触を心地よいものに感じる。
一葉は気持ちよさそうに、うっとりと表情を弛緩させている。
「・・・はあはあっ・・く、臭い・・・でも・・暖かい・・臭いけど・・・暖かいのぉ・

・・」
「まだまだ出るよぉぉぉ!一葉!…嬉しいでしょぉ?ボクのザーメン、
こんなにたっぷりぶっ掛けてもらえてぇ!!」
ペルギスの射精はまだまだ止め処なく続き、一葉の身体は文字通り、ザーメン人形と
化していった。顔、髪、腹、臍、陰毛、足…
その全てにたっぷりとザーメン化粧が施される。
もちろん、呆けたように開いた一葉の口の中にも、精液はたっぷり入り込んでいた。
「お口の中のは、まだ飲んじゃダメだよ!あとで、ボクに見せながら
飲むんだからねぇえ!嬉しいでしょっぉぉ?」
「うへ・・うへひい・・・うへひい・のぉぉ・・もっろぉ・・・ん~っ・・」
精液をなみなみと湛えた口を開き、頷きながら、一葉は、新しい主に悦びを伝える。
頬っぺたを膨らませ、口に入った精液を零さないようにいじらしく訴えてみせる。


11.
ペルギスの長い長い射精がようやく終わった。
完全に一葉を征服したことを確信し、ペルギスは、一葉の手と足の枷を外してやった。
「…すごいねぇ~ザーメンまみれで。臭いなぉ、一葉ぁ~うふふふ、ほら、正座正座。」
身体を開放されても、快感の前に膝を屈した今、逆らう事もなく一葉は主の命令に従う。
精液まみれの身体で正座し、大人しくペルギスを見上げた。
「いい子だねぇ。じゃ、はい、あ~んして、可愛いお口にいっぱい溜まった、ボクの
臭いザーメンを見せてごらん。奴隷一葉。うふふふふぅ~」
「ん・・んむん~・・・・んっ・・」
一葉は、精液でテカテカに光る唇を開けると、毀れないように口の中に満たされた
精液を主へと見せていく。
「ごぶっ、あばぁ、ああああっ・・・・」
「うんうん。臭いザーメンがいっぱい溜まってるねえ~。じゃあ、ほら、一気に全部
ゴックンしてごらん。喉に粘つくけど、頑張って飲むんだよぉ~牝犬一葉。それが
ボクへの忠誠の証なんだからね。さあ、1,2の3!」
「ごぶっ・・むんん・・んんんっ・・ううっ・んんむうっ・・」
一葉は、喉を大きく鳴らしながら、苦しそうに、しかし従順に汚辱の精液を
飲み下していく。
「んっ・・ぐんぅ・・・んぐぅ・・んぐっ・・」
喉に引っ掛かる粘液を、顔を振り、涙を流しながら一葉は一滴残さず、嚥下した。
「うふふふふぅ、飲んだ飲んだ。これで、パールエンジェル奴隷化、完了~。」
卑しい魔獣族から、奴隷と呼ばれても、もはや一葉の心に嫌悪感はない。
むしろ、自分を圧倒的な力でねじ伏せ、屈服させた牡への崇拝に似た気持ちが
湧きあがってくるのだ。
「はあはあっ・・ペルギス様の・・ザーメンすっごく臭いけど暖かいのぉ・・・頭の中
ほわぁっと・・なっちゃう・・・」
一葉は、精液にまみれた身体で正座したまま、ぼんやりとした表情で告げた。
「さあ、一葉、おいで。この部屋を出してあげるよ。ボクの奴隷小屋に移して、
これからもっとすごいセックスを教え込んで、何人もボクの子供を孕ませてあげる
からねぇ。これからはボクが一葉の主。ペルギス様、と呼ぶんだよ~。いいね?」
「はい・・・ペルギス様」

12.
「うんうん。じゃあね、これが、奴隷一葉に用意していた首輪だよ~。」
ペルギスはそう言うと、自分の奴隷に必ず付ける真っ赤な呪文首輪を取り出した。
「この呪文首輪はね、一度嵌めてしまえば、皮膚と同化する魔族の種子が首に
吸い付くんだよ~。」
ペルギスの言葉を、やはり、ぼんやりと受け容れている一葉。
「一葉に入り込んだ種子がね、一葉の身体を、魔獣族の仔を妊娠できる強い身体に
作り変えてくれるんだ…。死ぬまで外れることはない奴隷首輪だよ、嬉しいだろぉ?」
ニコニコと豚の顔を笑み崩れさせ、ペルギスは言った。
二度と外れることのない首輪。嵌めてしまえば、自分が人間ではなくなる首輪。
考える暇もなく、ペルギスの手が、一葉の細い首に首輪を巻きつけていった。
…カチリ。
人間だった緑川一葉が最後に聞いた音は、首輪の金具がしっかり掛かる音だった。
次の瞬間、チクリ、チクリッ…と首の数箇所に痛みが走った。
魔獣族の種子を埋め込まれたのだ。
(・・・これで、終わりなんだ。)
一葉は、ぼおっと考えた。
「…おお~!ジャスパーエンジェルの戦闘スーツより、一葉には奴隷首輪のほうが
良く似合うよぉ~~嬉しいでしょぉ?」
首輪を付けられた一葉は、僅かに悲しげな表情を浮かべた。
もう自分は正義の少女戦士ではないのだ。魔獣族の仔を繁殖するための牝奴隷なのだ。
哀しい諦めと、絶対の主に服従するくすぐったい悦びが同時に一葉の心を覆っていった。
それから、新しい主となったペルギスを見上げ、一葉は口を開いた。
「嬉しいです・・ペルギス様・・・」
もうこの魔獣しか自分が頼る者はいない。
一葉は、ペルギスの豚のように肥満した身体に、自分から抱きついていった。
その目にみるみる涙が溜まり、あっという間に頬へと流れ落ちた。
ペルギスは、その涙を指で掬って、笑いながら言う。
「ちょっと哀しいかなぁ~?まあ、人間じゃなくなっちゃったんだもんねぇ。大丈夫、
すぐに人間だったことなんて忘れて、ボクの仔を何十人でも産みたくなるよ。うふふぅ、

心配いらないからねぇ~。ボクの奴隷妻・一葉」
「・・・はい」
一葉は、従順に答えた。
…この人の子供をたくさん産みたくなることなんてあるのかしらん?
ううん、きっと、あるんだ。幸せなのかな。きっと幸せなんだろうな。
パールエンジェルは、死んだ。
生まれ変わった牝奴隷妻・一葉を伴い、魔獣族ペルギスは満足気に石牢部屋を後にした。

(おわり)