挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
魔導具師ダリヤはうつむかない 作者:甘岸久弥
しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
268/268

267.魔導具部長と父の影

「魔力十でここまで仕上げるとは、ロセッティ嬢は努力家ですね」


 ダリヤ達が部屋を出た後、魔導具師の一人が一つの丸ガラスを持ち上げる。

 他は深みのある青だが、ダリヤの付与したそれだけ、少し色が薄い。

 魔力が少なく、一気に入れられないためだろう。それでも、表面は艶やかで皺もない。

 初めての付与にしては、なかなかのものだ。


「魔力を十二以上に上げてしまえば楽でしょうに」

「男爵のご息女ですから、限界まで上げての数値かもしれません。下手に魔力上げを勧めるのは失礼かと――」

「ああ、失念しておりました。あの面々に馴染んでいらっしゃったので、つい……」


 侯爵のジルドや伯爵家のヴォルフを横に、構えた様子も誇った表情もなかった。

 いつも共にいる仲間と来た、そんなふうにさえ見えた。


 魔力量について少々同情を込めたささやきを交わし、それぞれが丸ガラスを見つめる。

 王城の魔導具部にいる者達は皆、魔力値が高い。

 魔導具師の試験資格は十以上だが、そこから二か三は上げるのが当たり前だ。魔力測定器の十五を振りきる者もそれなりにいる。


「ロセッティ嬢は魔力の高い魔導師か魔導具師の助手をつけ、実作業を任せ、口頭で開発を仕切る方が向いているかもしれませんね」

「あるいはそういったパートナーを探すか――どうです、どなたか手を上げませんか?」

「隣にあの『黄金の貴公子』がいては無理だろう」


 額から汗を流し、懸命に付与をしていた魔導具師の横、黒髪の美青年は拳をきつく握り、唇をきつく結んで見守っていた。


 待たせる女の数は指の数で間に合わぬほど、前公爵夫人のツバメまでしている遊び人。

 そんな噂を聞いていたが、到底そうは見えなかった。

 噂が嘘か、それともそんな青年が変わったのかは別として、その黄金は、とても大事な者を見る目だった。


「魔力足らずが本当にもったいないです」

「あれほど美しい魔力ならば、あたいなどどうでもよいではないか……」


 ウロスは、己の声にどうしようもなく嘆きが混じったことに気づいた。


「でも、部長ももったいないと思うから、ロセッティ嬢に作業用手袋をお贈りになるのでしょう?」

「付与素材によっては、充分お手伝い願えますからね」


 部下達も、ダリヤまでも勘違いをしていた。

 作業用手袋は弟子に贈る物として有名になっているが、本来は違う。

 師匠が贈るのは、いずれ一人前になり、己の隣に立ってほしいという願いである。


 本来は、手を取り合って仕事をする、新しい『仲間』へ贈るものなのだ。

 時代の流れで意味が変わりつつあるのが、今はひどく残念に思えた。


「しかし、これだけ色が薄いのでは、良品には厳しいでしょうか」

「あんなに汗をかいて懸命に付与をしていたのに――魔力が足りないのが酷だな」

「仕方がないでしょう。熱意があっても、もって生まれた資質というのものもあります」


 付与魔法で目に付くほど汗をかくのは、集中して魔力を全力で動かしている、あるいは限界値に近いということだ。

 王城の若い魔導具師達は、それを人に見せることを良しとしないところがある。


 冷静な表情かおで時間をかけず、余裕ありげに魔導具を作る方が格好がいい――そんな愚かな思い込みが多かれ少なかれあるのだ。

 その思い込みを痛みのごとく感じ、ウロスは今度こそ隠さぬため息をついた。


「だからお前達は、『半人前』なのだ」


 机の上にランタンを運ばせると、次々と丸ガラスをセットする。

 そして、従者にカーテンを閉めさせ、すべてのランタンを最大の明るさにした。


 揺らめく青白い光は周囲にゆらゆらと波模様を描く。

 まるで海の底を思わせる部屋の中、ウロスは若き部下達に問うた。


「全員、目を開いてよく確認しろ。光がまったく漏れていないものはいくつある?」

「え……?」


 一見しただけではわからない。

 だが、角度を変えてよく見れば、どれもこれも髪の毛以下の穴があり、通る光が細く線を描いていた。

 大丈夫だと思えた物さえ、角度を変えると一つは抜けがみつかる。

 十二個並ぶうち、まったく抜けのない物を探す方が難しい。


「……二つ、です」


 最も濃い青のカルミネの物ともう一つ、色が薄いながらも、ただの一点の抜けもない丸ガラス。

 柔らかな青い光に、ゆらゆらと規則的に銀の光が瞬く。

 今、一際美しいとさえ思えるその灯りは――


「これはロセッティ嬢――いえ、ロセッティ殿の……」

「ですが、ロセッティ会長は一気に付与はできないではないですか。あの糸のような魔力でどうやって?」

「丸ガラスの上の付与状況を見ながら、抜けがないよう確認し、魔力を制御して造り上げたということだ。魔力が少ない? 色が薄い? 汗をかこうが、試行錯誤しようが、魔導具師は『使える魔導具』を作ることが万倍大事ではないか」


 ウロスは声が高くなりかけるのをなんとか止め、言葉を続けた。


「規定値をきっちり超えて一つも抜けがない淡い青のランプと、規定値を余裕で超えても、寝返りを打てば細い光の筋が目を刺すかもしれぬランプ――己の大事な者の枕元に置くならば、どちらを選ぶ?」

「それは……」

「でも、こちらも点を染料で塞げば問題は」

「この点を修理することは簡単だ。だがそれは、『王城魔導具師』の仕事か?」


 部下達にまっすぐ尋ねると、一人、二人――続けて全員が頭を下げた。


「申し訳ありませんでした……」

「反省致します……」


 それぞれに述べる部下達に、少しだけ安堵する。

 これでわかってもらえなければ、全力の再教育か、人員整理を考えねばならぬところだった。


「わかったならばよい。では各自、丸ガラス十個を手元に、薬液を中瓶いっぱい作って戻るように」

「はい?」

「これから曲面付与に関する補習講義を行う。私の教え方が悪かったのだと本当に反省しているのだ……なぁに、以前学んだことの復習だ。全員が完全にできるまでやったところで、そう時間はかかるまい」

「ウ、ウロス部長……」

「か、完全に、ですか……」


 自分の言葉に、周囲の者達が青ざめていく。

 ここは己の未熟な技術を一つ潰せると喜ぶところではないか。

 やはり教育不足らしい。


「なぜ葬儀を告げられたような顔になっているのだ? 昔はこの曲面付与を笑いながら行っていた高等学院生がいたぞ」

「笑いながらとは……やはり『付与の神』と呼ばれるカルミネ副部長ですか?」

「いいや、カルロ・ロセッティ男爵だ」


 その名に驚く者はほとんどいなかった。むしろ数人は納得したようにうなずく。


「ロセッティ会長の父君ですか……」

「なるほど。あの付与はお父上の教育の賜物たまもので……」


 ここにいる者達は、ほとんどが中位から高位貴族の子弟だ。

 魔力は豊富で、幼い頃から家庭教師をつけてもらった者の方が多い。

 学院で、家で、魔力視認と制御を厳しく教わらなかったはずがない。


 さきほどの者の名は、防水布や五本指靴下などで繰り返し聞いていた。

 発想に優れた、開発力のある魔導具師。商会も立て、わずかな期間での王城入り。

 父も男爵なのだから、自分達と同じくらいには魔力がある魔導具師で、やり手の商売人――そんなイメージを持っていたのだ。


 やってきたのは同世代、あるいは少しだけ上の、大人しそうな女性。

 月光蝶げっこうちょうの羽根に見入り、自分達の付与に緑の目を輝かせ、魔力足らずで難しいであろう付与に果敢に挑んだ。

 汗をかくことも一切いとわず、魔導具だけを見つめ、ただただ真剣に――

 自分達よりも魔力のずっと少ない魔導具師が、髪の毛一本の抜けもない付与をした。


 カルロ・ロセッティという魔導具師は、一体どうやってあれだけの魔力視認と制御を娘に教え込んだのだ?

 一体いくつの頃から、どれだけ厳しい練習をさせたのか――そう考えると、赤髪の魔導具師に同情すら覚える。


 それに比べれば、本日このまま部長の補習講義で徹夜になろうとも、自分達はまだまだ甘いに違いない。


 一同、一切の愚痴をこぼすことなく、薬剤の準備を始めた。




「ウロス部長、カルロ・ロセッティ様といえば『給湯器男爵』ですよね? 学院時代はどんな方だったのですか?」


 昨年、高等学院を卒業したばかりの青年が、ウロスに問いかけてきた。


「魔導具の好きな、気さくで自由な男だった」

「その頃から、魔導具師としての腕はかなりのもので?」

「ああ。魔力は多くはなかったが、とても繊細な魔力制御をする魔導具師だった。亡くなったのが本当に惜しまれる……」


 カルロは自分の後輩でありながら、先にあちらへ逝ってしまった。

 訃報を知ったとき、悲しいよりも惜しいという言葉が先に浮かび、己の薄情さに吐き気がした。


 だが、彼の魔導具師としての技術は、娘、いいや、弟子のダリヤにしっかり受け継がれていた。

 それがたまらなくうれしい。

 まだ磨かねばならぬ部分はあるが――


「残念です。ロセッティ様が王城魔導具師になっておられれば、ご一緒できたかもしれません」

「それは……難しいかもしれんがな」

「確かに、試験では魔力量も重視されますから」


 年若き魔導具師はそこで名を呼ばれ、慌てて準備に向かう。


 ウロスは薄青に輝く仮眠ランタンをそっとなぞり、唇を動かさずにつぶやいた。


「カルロは――王城魔導具師の誘いを、四度断った男だ」

ご感想、メッセージ、誤字報告をありがとうございます!

とてもうれしく拝見させて頂いております。

  • ブックマークに追加
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
ポイントを入れて作者を応援しましょう!
評価をするにはログインしてください。
おかげさまで2月25日に4巻発売となりました。応援とお読み頂いていることに感謝申し上げます。
※4巻電子版に関するお詫びとお知らせを活動報告(2020/02/26)にてアップしております。
MFブックス様にて1~4巻発売中です。公式ページはこちらからどうぞ。
コミカライズ:MAGCOMI様にてWEB連載中・BLADEコミックス様より1,2巻発売中
角川コミックス・エース様より1巻発売中
更新はTwitterでもお知らせしております。

感想を書く場合はログインしてください。
お薦めレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

誰かこの状況を説明してください

貧乏貴族のヴィオラに突然名門貴族のフィサリス公爵家から縁談が舞い込んだ。平凡令嬢と美形公爵。何もかもが釣り合わないと首をかしげていたのだが、そこには公爵様自身の//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全199部分)
  • 16964 user
  • 最終掲載日:2020/03/06 22:25
薬屋のひとりごと

薬草を取りに出かけたら、後宮の女官狩りに遭いました。 花街で薬師をやっていた猫猫は、そんなわけで雅なる場所で下女などやっている。現状に不満を抱きつつも、奉公が//

  • 推理〔文芸〕
  • 連載(全246部分)
  • 24046 user
  • 最終掲載日:2020/04/19 00:48
公爵令嬢の嗜み

公爵令嬢に転生したものの、記憶を取り戻した時には既にエンディングを迎えてしまっていた…。私は婚約を破棄され、設定通りであれば教会に幽閉コース。私の明るい未来はど//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全265部分)
  • 22834 user
  • 最終掲載日:2017/09/03 21:29
ドロップ!! ~香りの令嬢物語~

【本編完結済】 生死の境をさまよった3歳の時、コーデリアは自分が前世でプレイしたゲームに出てくる高飛車な令嬢に転生している事に気付いてしまう。王子に恋する令嬢に//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全123部分)
  • 15935 user
  • 最終掲載日:2020/05/03 00:00
悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

婚約破棄のショックで前世の記憶を思い出したアイリーン。 ここって前世の乙女ゲームの世界ですわよね? ならわたくしは、ヒロインと魔王の戦いに巻き込まれてナレ死予//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 完結済(全306部分)
  • 17424 user
  • 最終掲載日:2020/01/20 07:00
復讐を誓った白猫は竜王の膝の上で惰眠をむさぼる

大学へ向かう途中、突然地面が光り中学の同級生と共に異世界へ召喚されてしまった瑠璃。 国に繁栄をもたらす巫女姫を召喚したつもりが、巻き込まれたそうな。 幸い衣食住//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全114部分)
  • 17619 user
  • 最終掲載日:2019/12/04 12:36
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

2020.3.8 web版完結しました! ◆カドカワBOOKSより、書籍版19巻+EX巻、コミカライズ版9巻+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 【【//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全668部分)
  • 15974 user
  • 最終掲載日:2020/04/19 18:00
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

 本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いく//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全677部分)
  • 22290 user
  • 最終掲載日:2017/03/12 12:18
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

頭を石にぶつけた拍子に前世の記憶を取り戻した。私、カタリナ・クラエス公爵令嬢八歳。 高熱にうなされ、王子様の婚約者に決まり、ここが前世でやっていた乙女ゲームの世//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 完結済(全48部分)
  • 16913 user
  • 最終掲載日:2018/03/20 11:33
とんでもスキルで異世界放浪メシ

■2020年1月25日に書籍8巻発売決定! ドラマCD第2弾付き特装版も同時発売! 本編コミック5巻と外伝コミック3巻も同日発売。■ 《オーバーラップノベルス様//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全517部分)
  • 24563 user
  • 最終掲載日:2020/04/21 00:25
神達に拾われた男(改訂版)

アニメ、制作進行中です! 公式サイトが公開されました。 ●シリーズ累計100万部突破! ●書籍1~8巻、ホビージャパン様のHJノベルスより発売中です。 ●コミカ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全218部分)
  • 17912 user
  • 最終掲載日:2020/04/30 16:00
謙虚、堅実をモットーに生きております!

小学校お受験を控えたある日の事。私はここが前世に愛読していた少女マンガ『君は僕のdolce』の世界で、私はその中の登場人物になっている事に気が付いた。 私に割り//

  • 現実世界〔恋愛〕
  • 連載(全299部分)
  • 16778 user
  • 最終掲載日:2017/10/20 18:39
転生先で捨てられたので、もふもふ達とお料理します   ~お飾り王妃はマイペースに最強です~

【書籍版1巻重版!! ありがとうございます!! 双葉社Mノベルスにて凪かすみ様のイラストで発売中】 【双葉社のサイト・がうがうモンスターにて、コミカライズも連載//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全99部分)
  • 16940 user
  • 最終掲載日:2020/05/01 23:59
生き残り錬金術師は街で静かに暮らしたい

エンダルジア王国は、「魔の森」のスタンピードによって滅びた。 錬金術師のマリエラは、『仮死の魔法陣』のおかげで難を逃れるが、ちょっとしたうっかりから、目覚めたの//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全221部分)
  • 20335 user
  • 最終掲載日:2018/12/29 20:00
聖女の魔力は万能です

二十代のOL、小鳥遊 聖は【聖女召喚の儀】により異世界に召喚された。 だがしかし、彼女は【聖女】とは認識されなかった。 召喚された部屋に現れた第一王子は、聖と一//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全111部分)
  • 29021 user
  • 最終掲載日:2020/04/23 22:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全205部分)
  • 18034 user
  • 最終掲載日:2017/03/25 10:00
地味で目立たない私は、今日で終わりにします。

 エレイン・ラナ・ノリス公爵令嬢は、防衛大臣を務める父を持ち、隣国アルフォードの姫を母に持つ、この国の貴族令嬢の中でも頂点に立つ令嬢である。  しかし、そんな両//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全186部分)
  • 15947 user
  • 最終掲載日:2020/03/19 18:15
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全468部分)
  • 21331 user
  • 最終掲載日:2020/04/21 00:00
転生賢者の異世界ライフ ~第二の職業を得て、世界最強になりました~

 ブラック企業に酷使された男が転生したのは、ステータスやスキルのある世界。  その世界で彼は、冒険者になることさえ難しい不遇職『テイマー』になってしまう。 //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全175部分)
  • 15497 user
  • 最終掲載日:2020/02/24 19:00
転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す

【R2/5/15(金)アース・スターノベルよりノベル3巻発売予定。R2/4/11アース・スターコミックスよりコミック1巻発売。ありがとうございます&どうぞよろし//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全109部分)
  • 17823 user
  • 最終掲載日:2020/05/02 22:00
転生王女は今日も旗を叩き折る。

 前世の記憶を持ったまま生まれ変わった先は、乙女ゲームの世界の王女様。 え、ヒロインのライバル役?冗談じゃない。あんな残念過ぎる人達に恋するつもりは、毛頭無い!//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全197部分)
  • 17735 user
  • 最終掲載日:2020/04/27 00:00
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全555部分)
  • 17773 user
  • 最終掲載日:2018/11/25 01:03
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  【書籍七巻 2020/04/08 発売中!】 ●コミックウォーカー様、ドラゴンエイジ様でコミカラ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全625部分)
  • 16945 user
  • 最終掲載日:2020/04/20 07:42
今度は絶対に邪魔しませんっ!

異母妹への嫉妬に狂い罪を犯した令嬢ヴィオレットは、牢の中でその罪を心から悔いていた。しかし気が付くと、自らが狂った日──妹と出会ったその日へと時が巻き戻っていた//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全100部分)
  • 19002 user
  • 最終掲載日:2020/04/21 12:00
アラフォー賢者の異世界生活日記

 VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。  そんな彼が目覚めた//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全189部分)
  • 15552 user
  • 最終掲載日:2020/01/03 12:00
転生先が少女漫画の白豚令嬢だった

◇◆◇ビーズログ文庫から1〜4巻好評発売中です。 ◇◆◇詳細は下のリンクから飛べます。  私の前世の記憶が蘇ったのは、祖父経由で婚約破棄を言い渡された瞬間だっ//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全229部分)
  • 17216 user
  • 最終掲載日:2020/04/24 07:00
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全381部分)
  • 16875 user
  • 最終掲載日:2020/05/02 18:00
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全303部分)
  • 22784 user
  • 最終掲載日:2016/01/01 00:00