天才!志村どうぶつ園 特別編 動物たちを愛し続けた志村園長の姿。志村園長から番組メンバーが教えてもらったこと。…


出典:『天才!志村どうぶつ園 特別編 動物たちを愛し続けた志村園長の姿』の番組情報(EPGから引用)


天才!志村どうぶつ園 特別編[字]


動物たちを愛し続けた志村園長の姿。

志村園長から番組メンバーが教えてもらったこと。

特別編でお届けします。


出演者

【園長】志村けん

【秘書】山瀬まみ

【飼育係】相葉雅紀(嵐)

【パネリスト】タカアンドトシ、DAIGO、ハリセンボン

【ファミリー】滝沢カレン

監督・演出

清水星人

制作

ザイオン、クリエイティブ30、創輝


『天才!志村どうぶつ園 特別編 動物たちを愛し続けた志村園長の姿』のテキストマイニング結果(ワードクラウド&キーワード出現数ベスト20)

天才!志村どうぶつ園 特別編 動物たちを愛し続けた志村園長の姿。
  1. パン
  2. 園長
  3. 志村園長
  4. 志村
  5. 本当
  6. 動物
  7. スタッフ
  8. 大丈夫
  9. 一緒
  10. プリン
  11. ポコ
  12. 散歩
  13. 大好
  14. アイーン
  15. ロケ
  16. 今度
  17. 写真
  18. 収録
  19. サッカー部
  20. ブドウ


『天才!志村どうぶつ園 特別編 動物たちを愛し続けた志村園長の姿』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)


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>>志村さんが亡くなられたこと

は、信じられませんし、

受け止めきることができません。

嫌です。

悲しすぎます。

志村さんの優しい笑顔が、頭から

離れません。

僕たちは、

志村さんに教えていただいたこと
がたくさんあります。

その一つ、

いつもみんなを笑顔に。
志村さんが安心して、お休みして

いただけるように、

きょうはみんなを笑顔にできるよ
うに頑張りたいと思います。

よろしくお願いします。

きょうはですね、2時間の特別編
です。

僕たちが志村園長からいろいろ教
わったことを、皆さんにお伝えし

ていきたいと思います。
ねっ!みんな!お伝えしていこう。

>>そうですね。

>>ねっ、きょうの衣装もね、

みんなでね。
>>そうなんですよ、きょうの衣

装もやっぱり、いつもどおり、

いつものスタイルのほうが、

やっぱり園長も安心するんじゃな
いかということで、みんなで、

いつもの衣装でやらせてもらいま
す。

>>山瀬さん、笑顔ですよ。

>>うん、頑張ろうね。

>>さあ、

早速ですけど、いっぱい写真があ
りますけど、僕、

この園長の好きな写真の一つなん
ですけど、動物とね、

対するときに、いつも志村さんは、

動物の目線の高さに合わせて動物
と接してたなっていう印象が、

すごいあります。
>>確かに。

>>番組がスタートした16年前、

志村園長、

初めてパンくんに会いました。
>>こんにちは。

パンくん。
こんにちは。

こんにちは、パンくん。
パンくん、こんにちは。

>>緊張気味のパンくん。

このとき、

園長、54歳。
>>これ、興味ないの?

興味ないの、これ、これだめ?

こちょこちょこちょこちょ。
こちょこちょこちょこちょ。

パンくん、寝ちゃうのかよ!

こっちおいで。

座ってごらん。

いいねぇ。

パンくん、パンくん、ここ座って、

はい、ここ座って。
はい、

ここ座って、はい。
違う、違う。

はいはいはい。こちょこちょこち
ょこちょ。

>>パンくんは、この僅か5分ほ

どで、志村園長が大好きに。
だから、

志村園長を見つけると、いつも。
>>パンくん。

よしよしよし。

すぐ分かっちゃったね!

パンくん。
これは必ず、

1回はやられるんだね、恒例のね。
>>日本全国を回った社会科見学。

パンくんを次はあそこに連れてい
きたいと、旅先を決めるのは、

いつも志村園長。

>>回るんじゃないよ。

回るんじゃないの。
>>パンくんが何をしたら喜ぶか、

何をしたら楽しく遊んでくれるの
か、すべて、志村園長のアイデア

で。
>>パンくん、これ、これ。

パンくん、お土産。これ、乗って
みよう、これ、乗ってみよう、

ここに、パンくん、三輪車。
違うよ。

向き違うよ。
そう、ここを持って。

踏んで、踏んで、

ペダル踏んで。
歩くんじゃなくて。

>>これも園長、

絶対に楽しんでくれるはずと、

わざわざパンくん用を買ってあげ
ました。

>>違う、ちゃんと見なきゃだめ

よ。
はい。

あー。

パンくん。
パンくん、

ちゃんと見て撮ってないじゃん、
これ。

すごいアングルだな、これ。

ほら、これ、よく撮れてるな、
正面で。

これOK。
>>パンくん、ちょっぴり怖いも

のは、人間の子どもと同じ。
だから志村園長、まるで父親のよ

うに。
>>何、怖いの?海、怖いの?

海、怖いの?
海怖いの?

パンくん。
何、

この足は。
何、この足は、パンくん。

ほら、行くよ。
大丈夫だよ、パンくん、あー!

パンくん、

波、怖いの?
来るぞ、来るぞ、波が。

おっ、来た来た来た来た。

やっぱり波、怖いのか。
よしよしよし。

>>かわいくてしかたがないから、

何か買ってあげたくなる。
それは人間の父親と同じ。

>>洋服買おうか!ねぇ、パンく

ん、洋服。なんか沖縄らしい洋服
見ようか。

パンくん、OK?

おー、気をつけ。いいね、これ、

なかなか似合ってるね。
気に入った?パンくん、これ、

パンくん、気をつけ、パンくん、
気をつけ。

どうでしょう?
結構、

いけてるよ。
ねぇ?

似合ってる?
気に入った?

次行ってみよう。
パンくん、OK?

おっ、パンくん、おいで。
パンくん、おいで、パンくん、

おいで。

>>そして志村園長、

どうしてもあれを着させてあげた
いと、スタッフに丁寧に作り方を

教えてくれました。
>>パンくん、OK?

やったねぇ、パンくん、パンくん、
おいで。

パンくん、おいで。

パンくん、これ、もったいないじ
ゃん。

パンくん、パンくん、パンくん、
気をつけ。

パンくん、気をつけ。
気をつけ、はいっ、はいっ。

これ持って。
絞っちゃだめ。

こうやって、

わーおってやるんだよ、わーお!
いっちょめ、いっちょめ、わーお。

わーお!おお、元気だ、元気だ、
元気だ、パンくん、元気だ。

パンくん、OK?
おー、またかっこいいね。

おいで。
パンくん、気をつけ、気をつけ。

パンくん、気をつけ。

そうきたら、俺もじゃあ、ちょっ
と考えるぞ。

よし。
パンくん、OK?

おそろいだ、パンくん。

パンくん、

これでおそろいだ。
ツーショットで、気をつけ。

そうです、私が変なおじさんです。
ん?

>>そろえたのは服だけでなく。

>>変なおじさん、だから変なお

じさんと。

変なおじさん、だから変なおじさ
んと。

はい、変なおじさん、回って回っ
て、

変なおじさんだから変なおじさん
と、いいねぇ。

はいはい、変なおじさんだから変
なおじさんと。

だっふんだ!
>>これも教えちゃいました。

>>パンくん、いくよ、アイーン、

アイーン!アイーン、手、アイー
ンって。

伸ばして、アイーン!いいかな?
アイーン!

もう1回やってみるか、パンくん、
はい、アイーン、アイーン、

手伸ばして、アイーン!いいです
か、こんなもんで、いいですか?

本人は納得いかないの?

納得いかないの?
じゃあ、もう一回。アイーン!パ

ンくんのアイーン初公開。

>>なんで、

あんなにすぐ動物に好かれちゃう
んでしょうね。

すごく不思議な力を持ってらした
なっていう。

>>確かにこのスタジオで、

赤ちゃんの動物、わんちゃんとか
来たときに、ゲストの方差し置い

て、園長の周りにだけ集まってき
たりとか。

>>扱い方もね、

すごい優しいじゃないですか。
わんちゃん、子犬が出てきたとき、

こう、片手に乗せて、こうゆらゆ
らして。

絶対やるでしょ、あれ。
>>確かに。

>>やるやる。
>>犬はとろーんとしちゃうもん

ね。
うれしそう、

子どものような目でワンちゃん見
るのが。

>>よくなんか、私以外に、

この子、

懐くの初めて見たんですけどって
会話が何回あっただろうって。

>>確かに。

>>あった。

>>あららら、好き好き。

初めてです、これ、

本当に。
くーちゃん、

いかないです、うん!

>>くーちゃん?
>>あら!

くーちゃん!
>>本当に人間とパンくんも、

ほら、チンパンジーじゃないです
か。

超越してますよね。
関係性が。

SSSAになるというか。
>>ちょっと待って、SSSA?

>>相思相愛。

>>すっと言え、すっと。

>>本当に動物をリラックスさせ

る、本当に誰にも懐かなかったこ
いつが懐いたぐらい。

>>誰が動物だよ!誰が動物だ!

>>だからやっぱり、パンくんは
動物だとは思ってないんだと思う

な、そもそもが。
>>確かに。

>>本当になんか、

人んちの子育て見てるみたいじゃ
ないですか。

パンくんに会いに行くの、本当に
楽しみに、いっつもしてたし。

>>俺ね、

熊本に家買うんじゃないかと思っ
ちゃった。

>>熊本行ったとき、うわさにな

ってましたよ、あそこのマンショ
ンに志村さんが住んでるらしいぞ

って、それぐらい、それぐらいう
わさになってるんですよ。

>>でもさ、動物を超えて、

やっぱ、目線を合わせてくれるっ
てありませんか?

>>確かに。

>>僕、この番組やらせてもらっ

て、

初めて自分のコーナーを任されて、

ロケ行くっていう前日に志村さん
とお話しする機会があって、

麻布十番の駅前で待ち合わせして、
こんな僕が、

僕ごときが遅刻しちゃって。
>>まじで?

>>何してんの。

>>仕事で。
>>仕事でね?

>>仕事ね?

>>行ったら、志村さん、

ちょっと待ってて、志村さん、
すみません、本当ごめんなさい、

お待たせしました!って言ったら、
大丈夫、

今来たとこって言ってくれて。
>>優しい。

>>すごい優しくて、それで台本

見せて、こうこうこうなんですよ
って、あした、こういうロケなん

ですよって言ったら、相葉君、

君はこれで納得してんのかって言
われて、どういうことですか?っ

て聞いたら、

もっとこうしたほうがよくなるん
じゃないのかって、自分の中で思

ってるんだったらディレクターに
言いなさいと。

でも、言ったんなら、責任を持ち
なさい。

もう絶対、

ディレクターのせいにしちゃだめ
だよって、最初に言われたんです

よ。

そこまですべてを教えてくれて、
園長のロケって、なんか台本って

いう台本がないんですって。
>>でもそういうのがなくても、

絶対、何か起きますもんね。
>>しかもそれが本当に、

長回しじゃないからね、園長の場
合。

めちゃくちゃ短く回してるのにち
ゃんと落ちて終わるっていう。

>>だって、オンエアが15分で、

ロケ15分っていうのがあったも
ん。

>>完パケ。

>>志村園長、仕事が終わったあ
との食事の場で、いつもこんなこ

とを言っていました。

>>人間が相手なら、

あいつよりおもしろいこと言って
やろうって考えるけど、動物とは

勝負しない。
だって、かなわないから。

>>だから、

コント作りでは徹底的に台本を詰
めるという志村園長ですが、

動物たちとロケするときは、

こんなことしたら楽しんでくれる
かも、それだけ決めたら。

>>頭痛い?

>>あとはすべてアドリブで。

>>頭痛い?

まずはパンくんね、お茶だよ、
お茶。

ね?お茶飲んでみよう。
すみません。

はいはいはい。
飲めるか?パンくん。

>>パンくん、飲んでんじゃん。

パンくん、飲めるじゃん。
わーっ。

>>お口直しにフルーツジュース。

>>半分ぐらいにしときな、

半分ぐらいにね。
まだこれ、きょうあちこち歩くか

ら。

パンくん、瓶、

真っ逆さまにするんだね。
これ知ってる?これ。

ほら。

シャボン玉、シャボン玉。

パンくん。

>>でも、だんだん楽しくなって

きて。

>>あっ!潰しちゃだめだよ、

大きいの作るんだから。
手出しちゃだめよ、手出しちゃだ

めよ。
食べないの。

ほらほら、パンくん、あっ!大き
いの作るからね、ちょっと待って

てね、だめ、待って。

>>長崎県ハウステンボスでは。

ハンドベル。

最後のぶの音がパンくんの担当。

>>じゃあ、お願いします。

振って、振って、振って、振って。

まだまだ、今、今!振って、
振って。

音しない、音しない。
違う、違う、パンくん、パンくん!

>>滋賀県忍術村では。

忍者の修行。

>>すっげーな、パンくん、

足も使うのか。
そうきた?

よし、よし!パンくんのほうが忍
者っぽいよ。

すごいな、パンくん。
>>で、相棒忍者は。

>>痛い…。

痛い。

>>滋賀県。

琵琶湖のすぐ近く。
すると。

>>すごいな。

うわ!

>>パンくんのリアクションはい
つも予測不能。

5歳の誕生日をお祝いしたときも。
>>パンくん、

パンくん。来たよ。
>>パンくんのバースデーケーキ

には、もちろん、

パンくんが大好きなブドウがいっ
ぱい。

>>5歳だね、やっと。

まだよ、まだよ、パンくん、
パンくん。

パンくん!食べた、食べた。
パンくん、ふーして。

ふーして、ふー。
いいね、いいね。

いいね。

パンくん、これも。
違う違う、ふーして。

パンくん、ふーしてから、消して
から。

はい、ふー、パンくん、ふー。
食ってるから無理か。

ふー。
パンくん、パンくん、

食べる前に、パンくん、ふーして。
パンくん、

ブドウだけ拾って食っちゃだめ。
パンくん、ふー、熱いから、

これ、熱いから!ちょっと消しち
ゃうよ。

はい、おめでとう。

>>こんな年中行事も。

>>おー、いいね。はい、とんと

んして。
タイミングがあるから。

園長がとんってやったら、ぺんぺ

んだよ!手どけて。
つけて、とん。

そうそうそう、おー、はい。
食べない!パンくん、食べない。

お餅になってから。
今度はパンくん、ついてみる?パ

ンくん、ついてみる?ついてみる?
いいね。

いいね。

はえぇな。
もうちょっとゆっくりと、危なく

て。
手が入んねえよ。

こうこう、こう、とんとん、
で、とん、ちゃん、とん、ちゃん

だからね。
とん、ちゃん、とんとん、

いたたた!
>>これも、パンくん、どんなふ

うに楽しむだろう?と園長。
すんごく偉い先生を。

>>このほうが切りやすいので。

>>斜めに切るんですね。

>>そうですね。

斜めに切るほうが。
>>食っちゃってんのかよ!

パンくん、座って。

パンくん、

これ挿す、

ここに挿す、これ、ここに挿す、
そうそうそうそう。

これが基本ね。
パンくん、切っちゃったの?

挿して。
挿して。

あー、いい。
大体基本はこれでいいですか?

>>そうです。

>>あー!

>>志村園長、実は卓球が得意。
>>パンくん、やってみる?

パンくん、

球食ってるよ。
パンくん、やってみる?じゃあ。

やってみる?

ラケット持てる?
返して、返して。

パンくん、食べるんじゃないの、
パンくん。

食べるんじゃなくて、ラケットで
打って、パンくん、パンくん、

打って、打って、違う、違う。
パンくん、ラケットで打たないと。

パンくん、パンくん、パンくん、
違う、違う。

口で。

違う。
違う、

パンくん、違うゲームになってる
よ!パンくん。

>>そして、

まさかあんなミラクルが起きよう
とは。

>>はい、はい。

おっ。
当たることは当たるんだけどな。

パンくん、こっちに返すんだよ、
パンくん。

>>さらに。
>>パンくん、よっ、はい!おぉ

ぉ!いい球打つね。
はい。あっ。

スマッシュだな…。
あ、入った!

>>パンくん、

プロさながらのフォームで。

ラインぎりぎりにスマッシュを決
めました。

これには志村園長も。

これも志村園長、

パンくんがきっと喜ぶと用意した
ティーバッティング。

>>こうやって打つの、やってご

らん。

うめえな、パンくん。

>>このティーバッティングは大

好きになっちゃって。

好きなことは延々とやり続けるの

がパンくんの性格。

>>そこで、今度は。

>>いくよ。

はい!

おー!やるじゃん!

>>外角高めの難しいボールを、

イチローのようなバットコントロ
ールで見事、ジャストミート。

そして打ったパンくんは、この表
情。

相手は動物だから、台本もなけれ
ば、

決まったオチもない。
>>違う違う、そんなこと言って

ない!
>>でも、不思議なことに、

志村園長がそこにいると、

必ず何か楽しいことが起こる。
>>園長、はみ出てきました。

あー!
>>が!園長自身に、

予想外のオチが待っていたことも。

体長4.5メートル、体重2トン。

ミナミゾウアザラシのみなぞうく
ん。

>>うわぁ。

>>園長。

>>これ、鼻息がすごいね。

>>鼻息はもう。

>>ぶーっ。

象みたいになってるんだ!
>>それでゾウアザラシ。

>>それでゾウアザラシ?

>>テレビでは伝わりづらいこと

も、いつも志村園長がアイデアを。

>>風が出てるっていうことだね。

>>回ってます、回ってます。

>>見てる人には分かるかと。

>>と、

飼育員さん。
>>園長、背中に乗ると、大きさ

がよく分かりますよ。

>>乗ったって平気なの?

>>大丈夫ですよ、おとなしいで

すから。
>>と、飼育員さんが言うので。

>>よーし、よしよし。

動いてるけど、大丈夫ですか?
>>大丈夫ですよ。

>>重たくないですかね?

>>はい。

>>62キロあるんですけど…。

>>大丈夫です。

>>と、そのとき!

>>うわっ!

びっくりした、ああ、びっくりし
た。

ああ、びっくりした。

>>ちょっとびっくりしただけで

す。
>>志村さんって、

動物を喜ばせたいというのはもち
ろんだったと思うんだけど、

僕らが喜んでるのが、

すごく好きだったみたいで。
毎回、

この収録を終わったあとにね、

反省会っていう名の飲み会がある
んですけど、毎回のように言うの

が、みんなでロケ行ったの、
楽しかったよな、また行こうなっ

て言って、みんな、

ファミリーが楽しんでるのを見る
のが好きだったっていう印象が、

すごくあるんですよ。
なんか一回、僕がプールにたたき

つけられたときありましたよね。
>>あったね、会った、あった。

>>あんときのVTRを流せ、
流せ、流せ、流せって、園長、

本当に笑ってくれて。
>>名作だもんね、あれね。

>>あれ、大好きって言ってくれ

てたのね、今、思い出しましたね。

山瀬さんも一緒にね、カドリーの
ね。

>>東村山も一緒に行ったりとか

あったし、そんときね、

ちびちゃんのお散歩、一緒にした
のかな。

びっくりしたのが、お散歩するリ
ードが、今どきって、

伸びたり縮んだりするやつ、
あれ、私、渡してもらったけど、

ものすごい難しくて。
速いですね、ちび。

>>速いだろ。

>>速い!速い!ちょっと!あー!

あー!あー!でもそれの、

なんていうの、ちびちゃんとの距
離を、ものすごいたやすくやるの、

園長が。
>>扱いがすごいんだ。

>>だから、お散歩、やっぱ慣れ

てるんだなと思って。
>>これって、大体できますよね?

>>そうなの?

>>僕もできます、山瀬さん、

僕もできます。
>>うそ、だってすごい伸ばして、

遠くまで行かせたり、戻らせたり
やるんだよ。

>>そういうもんなんですよ、

あれ。
そういうもんなんです。

>>DAIGO君も、

なんか園長とパンくんのシーンで、
好きなシーンがあるんでしょ?

>>もうめちゃくちゃ好きなやつ

あって、これはもう、世界でみん
な、

びっくりするような。

>>全米が泣く?

>>全米、もう、うん、

全米が泣く。
>>これも、パンくんと一緒にや

ってみたいと、志村園長に言われ
て、スタッフ、半信半疑で用意し

た。
>>どこ取るかな?

これか。
こうやって1個ずつ、パンくん、

1個ずつ取って。
そーっと、そーっと。

どこ取る?

どこ取る?
おっ、腕まくりしたね。

腕まくり。

途中、途中。
1個でいいよ、1個でいい。

おー!取った、取った、取った。
今度、園長いくからね。

園長いくからね、ちょっと待って
ね。

これいくか。
難しいな、これ。

これか。
おー!次、パンくん、パンくん。

そーっとやんだよ、

そーっとやんだよ。
どこ選ぶ?

どこ?
そこいっちゃう?

そこいっちゃう?

そこいっちゃう?

おっ、おっ。

すごいな!パンくん!

パンくん、こんなとこ取っちゃっ
たら。

園長、大変だよ。
難しい、これは難しい。

これか。

あれ?

上いっちゃっていいかな?

パンくん、はい。

なんでそんな簡単にやっちゃうの?

パンくん、なんでそんな簡単にや
っちゃうの?

パンくん、ちくしょう。
俺、ここ取ってみようかな。

だめだな、これ。

あー!難しい。

パンくん、余裕だもんな。
パンくん、余裕だもんな。

あ、これだめか、

いけるか?
だめだ、これ。

こっちだ。

はいっ!パンくん。

なんでそんなに簡単に取れるの?
俺、なんか汗かいてきちゃったよ!

>>ここまでできるとは、園長、
予想していなかった。

>>はい、次パンくんだよ、

次パンくん。
おっ、結構迷ったな。

難しいな。
これしかないか。

危ない、危ない。

だめかな、これ。
危ない。

ごめんなさい!

パンくん、ごめんなさーい。

パンくんの勝ち。
>>すごいよ、この映像。

>>衝撃的だよね。

>>衝撃映像。

>>普通に負けてましたね。

>>汗までかいて頑張ってんのに、

負けちゃった。
>>本当に、でも、パンくんって、

園長の言うことをさ、ことばはね。
>>なんかすぐ理解するんですよ

ね。
>>分かってんじゃねえかな?み

たいなね。
>>本当に。

>>ジェンガのルールも、なんで

分かるの?

>>なんで一回、待てるの?
>>本当だよね。

>>順番をね、待って。

>>どうぞ、やったもんね。

>>どうぞって言ってたように。

>>聞こえた?
>>聞こえた気がするくらい。

>>パンくんのロケのスタッフが

言うには、なんか、

スタッフさんがパンくんの前に現
れると、もう志村さん、

探し出すって言ってたよね。
そのスタッフさんで、

パンくんのスイッチ入るみたいな。
きょう、

園長来てるんだみたいな。
>>それで分かるんだね?もう。

>>みたい。

>>そう考えたら、園長、パネル

で隠れて、いつパンくん、気付く
かな?とかやってたけど、

もうすでにそれやる前から気付い
てたってことだね。

>>そうそうそう。

>>パンくん、プリンちゃんはね。

いるんでしょ?みたいな。
>>だって園長、

馬のかぶりもんかなんかしたのに、
顔隠れてるのに、似たような人が

いっぱいいるのに、分かったって
いうのがあった。

>>あった。

やっぱなんか出てんだね。
きっとね。

>>におい以上の何かがあるのか

なって。
テレパシーじゃないですけど、

本当、ビーム的なものが、きっと
あるから、

パンくんもプリンちゃんも分かる
のかなって思って。

>>気をつけ。

>>園長が言うことをすぐに理解

してしまうパンくんでしたが。

水につかるのだけは、ちょっぴり
怖い。

でも、

志村園長、パンくんと一緒にぬる
いお湯にちょっとでもいいから、

一緒につかるのが夢でした。
>>パンくん、ちょっと待ってて

ね。

湯加減見るからね。
まだよ、まだよ。

おっ。
おー。

気持ちいいなぁ。
パンくん、パンくん、おいで。

パンくん、おいで。
パンくん、おいで。

おー、来た来た。

よーし、よしよし。
これが温泉だよ、パンくん。

>>と思ったら。

>>パンくん、もうあがるの?

もうあがるの?
じゃあ、これ絞ってね、

頭の上、乗っけよう、温泉はこう
やって入るんだから。

ねっ、こうやって、こうやって。
>>というわけで、もう一度。

>>パンくん、おいで。

よしよしよし。

おーっ。

ああ、気持ちいいね、パンくん。
パンくん、気持ちいいね。

ねっ。
>>北海道では、懐かしい遊びも。

>>だるまさんが転んだ。

>>だるまさんが転んだ。

だるまさんが転んだ。

だるまさんが転んだ。

だるまさんが転んだ。

だるまさんが転んだ。

よーし、できた、できた、パンく

ん、偉い。
>>16年間、パンくんにたくさ

んのことを教えた志村園長。
>>よしよし!

>>でも、園長、時々スタッフに、
こんなことを言っていました。

>>俺のほうが教えられてんだよ

な。
>>それは、例えばこんなシーン。

それを見たパンくんは。

志村園長の伝説の早食いに。

パンくん、まさかの二度見。

この撮影を終えたあと、志村園長
は、真剣な顔でスタッフにこう言

いました。

>>あれが本当の二度見だよな。

あの間、勉強になるよなあ。

>>フクロウに水あげて。

>>好きなこと、楽しいことを一

緒にやって、そのありのままを見
せられればいい。

それも志村園長が教えてくれたこ
と。

>>すごいの用意したよ。

こちらです。
これ、なんだか知ってる?

>>パンくんは、麺が大好き。

>>まずは園長が見本見せるから

ね。
じゃあ、お願いします。

見てるんだよ、パンくん。
来た来た来た。

そうめんが来たー!

ぱっと取って、こうつけるの、
パンくん、こうやって食べる。

うん、パンくん、やってみる?

やってみる?よし。
じゃあ、お願いします。

来るよ、来るよ。ほら、来た。

今だ!

通過しちゃったね。
通過しちゃったね。

箸で止めないと。
パンくん、分かった?

はい、お願いします。
来るよ、パンくん。

ほら、来た。パンくん、パンくん。
来るぞ、来るぞ、来るぞ。

ほら来た!よーし。
うまい、うまい。

うまい、うまい。
パンくん、たぶんこれ、初めてだ

ろ、流しそうめん、食べられるの
は。

今度、特別のメニューね、パンく
ん。

あれ、お願いします。
>>すると。

>>パンくん、パンくん。

ブドウ、ブドウ。
ブドウ、ブドウ。

つゆにつけちゃう。
ブドウ、おいしい?

もう一度お願いします。
>>そこで今度は。

来た来た来た。

はいはいはい、はいはい。
はいはいはい。

>>大好きなのが次から次へと。

>>パンくん、ほら。

>>三輪車から教えた自転車は、

パンくん一番のお気に入りに。
志村園長、体の成長に合わせて、

買い換えていました。
>>うまくなったじゃん、パンく

ん、うまくなったじゃん、パンく
ん。

>>すると。

>>すごい、すごい。

あれ?外しちゃうの?
補助輪、いらないってか。

補助輪、いらないってか。
>>そして、

本当に1人で全部外しちゃいまし
た。

>>いらないの?

初め、押さえてるからな。
いくよ。

手放すよ、パンくん。
手、離すよ。

おー。
はい、こいで、

早くこいで、こいで。
こいで。

>>でも。
>>パンくん、ちょっと休憩。

>>その後も志村園長、

パンくんのもとへやって来ては、
つきっきりで練習してあげると。

>>はい!おー!

すげぇ、

すげぇ、

すげぇ。
すごいな。

>>そして。

>>パンくん、行こう、

サイクリング行こう。
おお、速い速い。

パンくんのほうが速いな。
いいね、いいね、

パンくん。
まっすぐまっすぐ。

よーしよしよし。
気持ちいい?パンくん。

気持ちいい?
>>気分は完全にお父さん。

志村園長、

ブレーキのかけ方も教えたくて。
ーまずえんちょう見せるからね、

見本をね。
あとから来るんだよ。

こうやって、ほら、ブレーキやん
なきゃ難しいからな。

はい、ブレーキ、ブレーキ。

分かった?

パンくん、おいで。

パンくん、おいで。

>>パンくん、おいで。

パンくん、おいで。

ブレーキかけながらくりゃいいの

に。
おー、おー!

パンくん、危なかったな。
パンくん、完全に走ってたな、

今。
>>パンくん、ブレーキをかける

どころか、

驚異的なバランスで直滑降。
そして、そのスピードのままダッ

シュ。
でも、どんなことがあっても、

必ずここに戻ってくる。
>>パンくん、完全に走ってたじ

ゃないか、今。

>>なんか、

園長が喜ぶ顔をパンくんが見たい
ような、そんな気が、

それで園長を喜ばせようってして、
なんか、

いろいろなことにチャレンジして
いるようにも見えましたね。

なんか、だって、

お風呂に入ったところなんて、

チンパンジーってそもそも水が。
>>そうそうそう。

>>嫌いでしょ?
だって、とある動物園なんか、

水がそのボーダーラインみたいに
して、

出てこないようにしてるぐらい、
水嫌いなのに、園長が呼ぶから入

っていく。

>>すごい両思いなんだよね。
>>本当だよね。

>>だからこんなにほほえましい
んだよね。

>>そうだよな。

>>その園長が動物と楽しんで、

動物も楽しいし、園長も楽しいし、

それを見てる私たちも楽しいって
いう、

みんなが楽しいっていうものを作
るのがやっぱり、園長なんだなぁ

って。
>>本当にチンパンジーと人間が

街を歩いてたら、みんな、

えっ?って見るじゃないですか。
なのに、いつも街を当たり前のよ

うに歩かれてる。

>>ロケだからね。

>>ふだん歩いてたら、

えってなるよ。
>>だけど志村さんがいると、

あっ、そうだよね、パンくんだよ
ね、プリンちゃんだよねって、

自然に私たちもうなずくことがで
きる。

>>納得できるもんね。
>>そうなんです。

>>2人の絵っていうのがね。

>>そうなんです。

>>なんか大人になったパンくん

にばきゅーんとかやったら、
ひっくり返るとか、ああいうのも

なんか、

絆というかね、ずっと、ああ、

パンくんも覚えてるんだなってい
う、すごくうれしかったです。

>>そうだよねぇ。

>>僕らももちろん、

園長とロケさせていただいたら、
いろいろ教えていただくことがあ

って、ちょっと成長できるんです
けど、パンくんも、なんかこう、

どんどんちっちゃいころ、2歳ぐ
らいの映像より、10歳ぐらいの

ころの顔のほうが、なんかちょっ
と芸人の顔になってるというか、

ジェンガのときなんかあれ、
芸人の顔ですよ、あれ。

はい、取りましたよ、どうぞみた
いな、

ちょっと笑かしに入ってるぐらい
の。

だから、園長とやるたびに、
どんどん覚えていって、

そういう空気感をパンくんすら吸
収してるんだなっていうか、

ちょっと見えて、なんか変化が分
かっておもしろかったですね、

なんか。
>>そういうところある。

>>お前も。

>>俺はびっくりしたのは、

二度見勉強になるなって言ってた
じゃないですか。

スタッフさんに漏らしてたってい
う。

パンくんが二度見したやつ。
でも二度見なんて、志村園長が作

ったものだと、俺は思ってて。

二度見、世界一うまいの志村さん
なのに、まだうまくなろうとして

んのかって。
パンくん見て、うまいな、

勉強になるなって、いやいや、
二度見は園長が作ったものですよ

っていう。
>>確かにね。

>>でも、あれがまだここからも

っともっとっていう、日々、
勉強だって思ってた園長の、

その、

なんて言うんでしょうね。
>>研究熱心な。

>>研究熱心な姿とか、本当、
感心。

だから、もういつもそういう好奇
心でパンくんとか動物と接してた

んだなって。
すごいなと思いましたね。

>>僕らもたくさん教えていただ

きましたけども、スタッフの皆さ
んも、

園長からいろんなことを教えても
らったみたいなんですよ。

それをVTRにまとめました。
ご覧ください、どうぞ。

>>番組開始から16年間、

スタッフもまた、

たくさんのことを志村園長から教
えてもらってきました。

>>なんなんだ、それ。

行くぞ!

>>例えば、このスタジオセット。

志村どうぶつ園が始まった当初は、
カメラと出演者は同じ高さのフロ

ア。

お客さんはカメラの後ろに。
スタッフにとっては、それがごく

普通のバラエティの収録のやり方
でした。

>>俺が今、

一番危ないところだよな。
>>園長は、

このセットでの収録を全力でやっ
てくれたあと、スタッフにこう教

えてくれました。

>>少しだけステージに高さを作
らないか?

>>その教えで、

美術スタッフが作ったのが。

およそ30センチ上げられたステ
ージ。

志村園長が、この30センチに込
めたアドバイスは。

>>ちょっと高い分だけ、カメラ

アングルが下がって、臨場感が出
るし、

動物の表情もよく見えるから。
>>アルパカ?あっ、落ち着いた。

こうやったら落ち着いた。

>>かわいい絵じゃない?これ。
>>かわいい!

>>俺たちもステージに上がるっ
て意識が出て、お客さんをもっと

楽しませようって、緊張感が湧く
からね。

>>はい、どうぞ。

>>収録を見に来てくれたお客さ

んへの思いやりはほかにも。
>>赤ちゃんでしたー。

スタッフの皆さん、お願いします。

>>番組のコーナー変わり。

普通なら、

収録をしばし止める時間ですが。
>>収録を見に来てくれたお客さ

んを飽きさせちゃだめだよ。

一つのショーとして楽しませてあ
げないと。

>>だから。

ADさんたち全員、オレンジのつ
なぎ。

出演してくれた動物たちには、
優しく、

かつ進行はスピーディーに。
それも志村園長の教え。

そして、ADさんがセットチェン
ジする間、

カメラスタッフはお客さんを飽き
させないように。

>>いいなぁ。

得だよな。
>>そして。

>>さようなら。

>>これも、放送されることのな

い映像。
収録が終わると、必ず。

>>収録が無事終わりました。

ここで志村けんのストラップが1
個ありますけども、

相葉君とじゃんけんして勝った方
に、1名の方に差し上げます。

>>最初はグー、じゃんけんぽい。

パーの人。
はいはい、おめでとうございます。

>>ありがとうございます。

>>幕が引かれる最後の最後まで

楽しんでもらわないとな。

>>思いやりはもちろん、出演者

にも。

>>いやぁ、俺は心配だなぁ。

>>絶対無理だもんな。

>>志村園長はいつも、タカアン

ドトシのことを。
>>あいつら偉いよな。

ちゃんとねたをやり続けてて。

欧米か!って大切にしなきゃな。
>>だから、2人が初登場のロケ

は。
>>きょうはですね、ここ、

テキサスに来ております。
>>欧米か!ってだから、テキサ

スじゃねぇよ。
欧米か!欧米か。

>>そして放送では、

結構カットしてしまうことも多か
ったのですが。

>>あれ?

>>これね。

>>ピコピコハンマーの使いみち。

一番多いのは、これ。
>>春奈ちゃん、どうでした?

>>いや、ほんと。

>>お前じゃないって言ってんだ

ろ!
>>何回目?

>>なんかしゃべれよ、お前も。

>>いや、あの。

>>いつも必ず一緒に笑ってくれ

て。
>>まさにGMですね。

>>GM?

>>GM?

>>牛肉のミンチ。

>>必ず一緒に泣いてくれて。

>>あなたたちのことが好きなの。

>>天国に逝ってしまう前に、

違うよって、

それを分かって、それがすごいよ
かった。

>>そうだねぇ。

>>そして。

>>動物のことを知らなすぎるん

じゃないかなと思ってね。
>>それはまるで、

みるみる大人になる息子を見るよ
うな気持ちだったのでしょうか。

>>いい勝負、いい勝負!

>>俺が相葉君に命令されて、

振り回されるのをやってみたいん
だよな。

>>だから、ちびとの散歩は、

こんなシーンから。
>>志村さんにどこ行ってもらお

うかね。

あの町、そこに今回は決定です。
行ってきてちょーだい!

>>相葉君、相葉君!ここはない

だろ、お前、見てこれ。
日本最南端の駅だよ。

どういうこと?

>>一緒にお酒を飲むと、よくス

タッフにこんなことも言っていま
した。

>>まみちゃんがいるから、

俺は自由にできるんだよな。

>>志村どうぶつ園の台本は、

トークの流れはもちろん、出演者
の呼び込みから、

スタッフがセットを撤収する合図
まで、すべてまみちゃんが。

>>さあ、

今夜は日本全国の動物マニアが続
々登場する、

動物が好きすぎる人スペシャルで
す。

>>なんと犬を飼い始めたんです

よ。
>>えっ?

>>飼い始めたっていっても。

>>いつ?いつよ。

>>3年前ですよ、3年前。
>>3年前?

>>一応、写真あるけど。
>>一応ってなんですか!

>>それが、志村園長のお守りで
した。

志村園長は年齢や芸能界のキャリ
アにかかわらず、どんな人にも敬

語。
>>よろしくお願いします。

>>どうも。

>>はじめまして。
>>どうも、はじめまして。

初めてですよね?
>>初めてです。

>>でも、わんちゃんとか飼って

ますか?
>>はい、うち、1匹飼ってます。

>>そうですか。

>>空気が変わりますね。

>>変わりますね。

>>ひんやりして。
>>敬語を使うのは、

相手が西島秀俊さんだから、
ではありません。

志村園長が20年前、

デビューを後押しした氷川きよし
さん。

園長は生みの親の1人なのに。
>>氷川君、実際会ってみます?

>>いいんですか?

>>ツリーハウスいって。

>>会いたい。

>>帰り、

うどん食って帰りますか。
>>いいですね。

>>九州のうどん、おいしいです

よ。

>>そして日本テレビの新人アナ
ウンサーにさえも。

>>何か特技ありますか?

>>ゴスペルを少し…。

>>じゃあ、ゴスペル聴きましょ

うか。
じゃあ、お願いします。

おっ、乗ってる、乗ってる。

>>動物も大好きだけど、子ども

も大好き。
>>だっこしてごらん。

毛がふさふさでしょ?

これ、つるつるでしょ?

>>現場にスタッフの家族が遊び
に来ると、誰よりも喜んでくれま

した。
志村園長にとっては、出演者も。

>>そうです、

私が白鳥おじさんです。
>>やったー!

>>スタッフも。
>>お前、

バーチーっていうの?
>>動物たちも。

>>園長が走るの貴重だから。

>>みんな、家族。

>>飼い主さんが見つかるといい

ね。
>>そうですね。

>>だから、初めて出演するゲス

トさんは、みんな、これにちょっ
ぴり驚きます。

収録が始まる前に必ずみんなで集
まって、おしゃべり。

もちろん、志村園長の提案です。
そして必ず。

>>春菜、食べろよ!

>>と、

大きな大福を無理やり勧めるのが、
お約束。

いつもみんなで大笑いしてから、

このスタジオに向かうのです。
>>始まるよ!

>>いろいろ思い出しちゃいます

ね、山瀬さんね。
>>スタジオの裏でこけたときに

ね、

立ち上がろうと思っても、

自力じゃ立てなかったの。
園長が立つ?って言って、立つっ

て言ったら、すっごい力で立ち上
がらせてくれて。

大丈夫?

いける?

骨1本ぐらい折れてんじゃないの?
って言うから、いや、1本や2本

ぐらいだったらいけますって言っ
て。

>>本当に行かれましたもんね。

>>でも、

そして本当に1本や2本折れてた。
でもなんか、すごい、

本当に行けるか?って確認してく
れたときの、

なんかプロの優しさをすごい見た
感じがしました。

>>なるほど。

春菜は?
>>園長のおかげでこんなに大き

くなりましたよ、本当に。
>>そっか、大福のおかげで。

大福のおかげ。
>>必ず。

>>園長のせいじゃねぇだろ。
>>園長が必ず大福をね、

前室でくださるし。
あの…。

前室の時間って、めちゃくちゃ大

事じゃないですか。
なんか、

初めてくるゲストの方とかも、

やっぱり志村園長に会うってこと
だけで、やっぱり緊張しちゃうな

って思うところを、

園長のほうから元気ですか?とか、

わんちゃん飼ってるの?とか、
話しかけることで、すごく和んで、

その場にいる人たちをいかに優し
く包むかみたいなところを、

毎回感じてて。

なんか人としてすごくなんか、

学ばせてもらうことが多かったな
と思いますね。

>>この番組で。

とにかく、

とにかく褒めてくださって。

お前ら、

おもしろいよなとか、

ずっと褒めていただいて。

まだまだ褒めていただきたかった

んですけど。

でも、

これから、

天国から褒めていただけるように、

園長に教わったことやっていきた
いなと思います。

>>本当に園長とこうやって出会

えたから、今、自信を持って、

2人でこうやってこれたなと思う
し、

本当にこうやって園長と一緒に番
組やらせてもらえたことが、

本当にもう、財産ですね。
すみません…。

なんか突っ込めよ、お前。

>>ぼけてねぇじゃねえかよ!

>>すごく僕の気持ちとかも、

すごい察してくれて、いろいろ声
かけてくれたりもしたんですよ。

グループの中で、

僕だけあんまりお芝居のお仕事を
もらえなかったときに、志村さん

が、僕に、

焦るんじゃないよ、

相葉君には志村どうぶつ園がある
でしょ、ドラマはね、3か月で終

わるけど、

志村どうぶつ園はずっと続くから
ね、

俺が続かせるからねって。

すごく救われたことがありました。

本当に、

動物に対する愛情もそうだけど、

人への気遣いとか、

そういう方だったなというのを、

本当にそんなの代表作がちびちゃ
んとの散歩だなって思うし。

>>捨て犬だったちびとのお散歩。

街の人からすれば、いきなり志村
けんが現れるわけで。

>>商店街だ。

こんにちは。
>>本当に志村けんさんですか?

>>今、

ちょっと散歩に、犬の散歩に。
>>本当に?

志村けんさん?
>>これ、

ちびっていうんですよ。
>>し、志村けんさん?

ほんとかなぁ?

>>なんで、

どこ見りゃ分かるの?
>>なんかイメージが全然違うは

んでさ。
>>商店街か?

市場か?
>>おおー!

>>あらっ、なんと!
>>寒いところ、

ご苦労様。
餅食うか?

餅、豆餅。
>>豆餅?

>>寒いから、あったまってぇ。

>>あっちい!あっちい!お母さ

ん、箸持ってるけど、あっちいよ。
>>わりぃ!よちよちよちよち。

>>いい匂いすると思ったら、

ラーメン屋さんか。
>>と。

>>あーらーらーらーらー。

いや、あー、

あーれー。

どーしたのー?
浦安に来るというのは大変だよ。

>>今ちょっと散歩に。

>>あー、散歩に来たの?

>>わんちゃんと散歩に来ました。

>>浦安、あれー?

いやー、いつもテレビ見てんだけ
ど、あー、

ここで会えっと思わなかったねぇ。
>>私も思わなかったです、

会えるとは。
>>志村けーん!

変なおじさん!

志村けん。

>>こんにちは。

ちびちゃんです。
>>こんにちは。

>>ちびちゃんです。
>>ちびちゃん?志村けんだ、

いっつもこの人見てるじゃん。
>>え?何?

>>この子見てる。

志村けんのさ、なんかさ、志村け
んのわんちゃんさ、あのさ、

うんとさ…。
黒いわんちゃんもいるよ。

>>なんだよ、そりゃ。

きょう、お母さんは?

>>お母さんはねー。

お母さんは、いるよ。
>>いる?

どうも。
>>志村けん!変なおじさん!変

>>あーら、あらあら。

誰?あら!しむ…、志村けんさん
じゃねぇか、いい男だよな、

おい。
まぁ、ほんとよ、背も俺と同じく

れぇだね。
>>そうですね。

>>いつもテレビで見てるんでよ。

いい男だよ。
あの中で一番いい男だよなぁ。

だからスターになったんでねえの?
>>誰の中で一番いい男なの?

>>あぁぁ、ドリフターズだ、

ばかたれー!
>>誰かと思ったよ。

お茶屋さんだよね?
>>お茶屋さんだよ。

>>それ、

飲ませてくれるの?
>>おお、飲ましてやるよ、

まぁよ、これだったらよ。

なんだ大勢来やがって、このガン
マイク、おっかねえな、これ。

なんだか隕石おっこってくんだよ。
ダイナマイトみたいに、よせよ、

あんまり向かってくるのよ。
おっかねえな、これよぉ。

>>おっかなくない。

音とってるだけだから大丈夫、
大丈夫!なんだよ、おめぇよ、

ちょっと話してくれよ、おめえよ
ぉ。

ばかやろー。
おっかねぇよ。

>>お茶早くいれて!

>>やべえよ、おめえらよ、

お茶一杯、飲んでけよ。
やべぇよ。

>>お父さん、いくつなの?今。

>>俺、72になっちゃった。

>>72になっちゃったの?

あーあーあーあー。

>>やべぇよ。

>>やべえよ、それ。

>>もっと若いときにしてくれれ

ばいいのにな。
>>さすが熱海っ子だね。

>>もう頭ヘルメットになっちゃ

って、

交通安全のおじさんみたいになっ
ちゃってよ、ぴっぴで右左でよぉ、

あはあはあは。
>>早く仕事しよ。

>>やべぇな、おい!おめぇ、

変なのカットしてくれよな?
>>編集のことは口出さない。

編集はこっちでやるからいい。
>>やべぇよ、

あんま来るとよぉ、俺も縮みあが
っちゃったよ。

>>にぎやかなお父さんだなあ。

>>逮捕だよ。

>>ちびは志村園長が知らない人

と楽しそうに話す様子を何度も何
度も見ているうちに。

人間が大好きに。
>>かわいい。

慣れたねぇ。
>>何?何?

>>ちびちゃん、ああ、お利口だ
ね、ちびちゃん。

>>だから、

あの街へ。
>>これさあ、若くない?

若い。

東村山ー、東村山四丁目。
一丁目、一丁目、わお!

>>なるほど。
>>そう、

志村園長の生まれた町へ。
>>相葉君、相葉君が行けってい

うから来たけどね、東村山、
言っとくけど、何もないよ!本当

に。
どこ行こうかな。

散歩するとこあるかなぁ?
>>と。

>>ここじゃねえかな?

八国山っていう店だよな、確か。
八国山。

>>志村園長、小学校時代の同級
生がやっているスナック。

>>あ、営業中!スナックはちこ

くやま。

>>あれ?

>>どうもどうも。

>>ちょっと…。
これ、ちょっと、まいっちゃった

な。
どうも。

>>お久しぶりで。
>>あら、うひゃら。

>>やってる?店。

>>やってる。

まいったね、どうも。
>>わんちゃん、大丈夫?

>>驚いたな、これ。

>>わんちゃん、大丈夫?

>>大丈夫です、どうぞ。

まさかと思ってたから。
>>こんにちは。

>>ちょっと脅かし過ぎだな、

こりゃ。
脅かし過ぎだよ。

>>昼間はカラオケやってんの?

>>カラオケやってる。

いつ、

志村が来て歌ってもいいように、
それで始めたの。

>>俺は歌わないよ、あんまり、

カラオケは。
>>園長、こちらの方は?

>>同級生!

>>そうなんですよ。
>>小学校のときだね。

>>4年、5年、6年の。

>>そうそう。

4年のときに初めて2人でなんか
やったんだよね。

>>あれはね、よく思い出したら

6年。

>>6年だった?あれ。

コントやったんだよな。
>>そうですね。

>>恵面光夫さんは、園長と初め

てコントをやった人。
>>写真あるの。

>>写真ある?

>>写真あるの、

そのときのコントの。
>>本当?

あんとき、カメラなんか持ってた?
>>いやいや、

担任の後藤先生が撮ってくれて。
これ、私の今、宝ですから。

これ、

どっちがどっちだっけな?
>>白いほうが俺か。

>>右がそうね。

>>古い写真だな、これ。

はあー、よくあったね、こんなの。
>>そう、

園長のコントデビューは小学校の
教室。

それでもちゃんと衣装を着て、

黒板には手書きで背景が。

>>このころすごいもう、ほんと

ね、志村がね、

一挙手一同で、みんな笑うんだよ。
しゃべんなくても、みんな笑って

たんだから。
もう存在してるだけでね、周りが

笑ってて。
>>でも今、俺のこと志村ってい

うのは、同級生くらいだよな!
>>すみませんね。

>>いや、いやいや、いいんだけ

ど。
>>そういうのすっかり忘れてた。

>>久しぶりにそういう、

志村って言うのが。
同級生だからしょうがないよね。

>>すみません。

>>どうもどうも。
どうもお邪魔しました。

>>どうも、どうも。

>>どっか、この辺ぶらぶらして
きますわ!

>>いってらっしゃい。
>>カラオケやんないんですか?

>>ちょっと緊張してしまって…。

>>ちび、この辺にね、

園長が通ってた高校があるはずな
んだよな。

昔はもっとなんか、

山だったような気がするんだけど、
全部うちになっちゃったよ、

これ。
変わっちまったな!

>>すると。
>>あ!

>>こんにちは。
>>こんにちは。

久留米高校の方ですか?
>>はい。

>>そうです。
>>今、制服その色?

>>はい。

>>そうです。

>>紺になっちゃったんだ。
俺たちのときグレーだったんだよ

な、あそこだ!東久留米総合高校。
合併したんだよ、確かね。

>>はい。

>>俺、先輩だからね!ねっ?

一応、第1期生だから。
>>そうなん。

>>どうもどうも。

変わっちゃったんだ。
>>と。

>>おっ、クラブ活動か?

>>し、志村けんじゃない?

>>え?あ!

>>きゃー!
>>やー、ちびちゃん!ちびちゃ

ん!

>>かわいい子!

>>ちびちゃーん!
>>久留米高校?

>>そうです。

>>え?

>>えー!

>>ちびちゃん!
>>ちびちゃんだ、ちびちゃん!

>>部活やってるの?何部?
>>バスケ部です。

>>バスケ部?

知ってる?園長。
>>知ってます。

ちびちゃん、ちびちゃん!ちびち
ゃん!

>>やー、かわいい!

>>やばい。

>>あの、園長はあそこの第1期

生だよ。
>>えっ?

>>久留米高校の、知ってる?知

ってる?
>>え、有名じゃん。知らない?

>>先輩、先輩、先輩。

もう64だけど、一応、先輩。
じゃあ、学校、走ってこう。

ここがそうだよ。
>>すると。

>>みんな、生徒いるわ。

>>触ってもいいですか?

>>大丈夫よ。

>>ちびちゃん。

>>ちび、呼んでるよ!

>>かわいい!

>>ちびね、女の子が好きなんだ
よ。

>>ああ、

女の子。
>>と。

>>かわいい。

>>やばい、かわいいー。

>>ちびちゃん。

>>やー、かわいい。

>>でも、さすがに人数が多すぎ

たのか。
>>一応、

先輩だからね、俺ね。
分かってるね?

ちょっとじゃあ、校庭見てみよう、
校庭。

なんの拍手だか分かんない。
>>おかえりなさい。

>>若いってのはいいなぁ!

この学校通ってる16ぐらいのと
きにつきあったんだよな、初めて

ガールフレンドが出来て。
この道を歩いたもんだよ。

グラウンドが見えてきたぞ。
俺たち、第1期生だからね、

このグラウンドを、体育の時間、
草むしりだよ。

ほんと、

信じらんないよな!今、こんなき
れいになってるのは、第1期生の

俺たちの草むしりのおかげだよ!
本当に。

サッカー部か。
サッカー部か。

サッカー部は結構、

久留米高校、有名なんだよ、
強いんだよな。

一応、サッカー部に在籍したんだ
けどね。

でも、練習はしなかった。

今、

サッカー部の部員、何人いるの?
部員、何人いるの?サッカー部は。

>>200人ぐらいです。

>>100人もいるの!

>>2、200人。
>>200人?

本当?
>>えっ!しゃべってんの?

>>そりゃしゃべるよ!200人。

すごいな。

>>サッカー部の先輩だからね。

>>知ってます。

>>さらに1期生だからね。

>>ちわーっす。

>>頑張れよ!

>>サッカー部の校庭の練習の隣

がテニス部だったんだよ。
そのテニス部の子が好きになっち

ゃったんだな。
今、何してるんだろうな。

おっ、うどん屋だ!

手打ちうどん屋だ。
この辺はね、もう何かというとね、

うどん食べるんだよ、人が集まる
と。

ここのうどん、大好きなんだよな。

商い中。
こんにちは。

>>はい、いらっしゃいませ。

>>どうも。

>>え…。

志村さん?
>>はい。

>>あら!

>>昔、よく、おふくろとか兄貴
なんか、ここ、

買いに来てたでしょ。
>>そうです、よく来てください

ます。
>>ねぇ、ここのうどん、おいし

いんだよね。
>>あーら、あららら。

>>ここのうどん。

>>いらっしゃいませ、えっ?

>>食べようか、でもわんちゃん

は店入れないからな。
>>あーらららら。

>>表で食べてもいいですか?

どっかその辺で。
>>どうぞ、どうぞ。

>>いいですか?
>>どうぞ、どうぞ。

>>とりあえず僕は1人前で、

普通のざるうどんで。
>>肉汁?

>>肉汁の。

>>うちのお勧め、肉汁。

>>あとちびちゃんね、味付けな

いで、うどんだけもらっていいで
すか?

>>はい、分かりました。

>>5、6本。
昔みたいに足で踏んでますか?

コシがあっておいしいんだよね。
>>よくお兄さんには来ていただ

いてます。
>>そうですか。

>>ありがとうございます。

>>兄来たら、ぼってください!

>>すぐ用意します。
お待たせしました。

>>はい、すみません。

>>昔ながらの味ですので、

どうぞ食べてみてください。
>>これこれこれ。

>>ありがとうございます。

>>こちらが、

志村園長懐かしの肉汁うどん。
東村山では、かけではなく、

この肉汁につけて食べるのが一般
的。

>>これ色がね、白くないのよ、

茶色なの。
この色なの、

これがね。
>>はい、わんちゃんもどうぞ。

>>ちび、こっちおいで。

ちび、こっちおいで、こっちおい
で、食べるか?

>>あ、食べる食べる。

>>食べた。

昔、でも、うちのほうは冠婚葬祭

とか、

必ず締めはうどんでしたもんね。
>>そうですね、今でもそうです。

>>今でもそうですか。

>>お盆とかなんかも、結構出ま

すね。

>>人が集まると必ずうどんです

もんね。

>>そうですね。

>>食べたの?ちび。

食べたの?ちび、食べな。
ちびのこっちでしょ。

うーん。
>>懐かしい味がしますか?

>>うまい。

>>ありがとうございます。

>>ちびのそっちにあるでしょ!

これ、おつゆ、

味ついてるからだめなのよ、
ちびは。

>>これもちびの特徴。

園長と同じものが食べたい!

>>ほら。

同じだよ、同じ。
ちび。

園長が食ってるの食べたがるんだ

よな。
>>いいもの食べてると思ってる

のかもしれない。
>>同じものだっつうの。

隣の所沢って所だけどね、ちびち
ゃん、園長、この辺で昔ね、

バイトしたんだよな。
バイトした店あるかな?

園長のバイト先、確かこの辺なん
だよな。

ジュリエットっていうね、

スナックでやってたんだよ。

この通りだと思うんだよな。
>>とはいえ、それは40年以上

前のこと。
街はすっかり変わっています。

>>あれ?

ロミオ!ロミオとジュリエットっ
て、

そう、ロミオっていう洋服屋があ
ったんだよ。

その隣がジュリエットだったんだ
よな。

あれ?
じゃあ、ロミオはあるんだ、

まだ。
ちょっと入ろう。

こんにちは。

>>こんにちはー。

うわぁ。

>>何、何?
>>これ、ロミオっていうお店?

>>ロミオです…。

>>昔、ジュリエットってあった

の知らないですか?
>>あっ。

>>店員さん、ジュリエットのこ

とを知っている様子。
さらに。

>>ジュリエット、

なくなっちゃったんだってよ。

ちび。
>>志村けんさんがいらっしゃっ

てます。
>>すると。

>>いやぁ、久しぶりぃ。

あれえ。
>>どうも。

>>どうもどうも。

>>どうもどうも!

>>おおお、きょうは何か?
>>このお店のオーナー、小林さ

んは、

園長がバイトしていたスナックの
元マスター。

>>もう何十年前ですかね?あれ。

>>40年以上だね。

>>僕が20歳のころですもんね。

>>うん。

>>確かね、昼間の10時から6

時まで喫茶店で、

6時から2時までがスナックだっ
たよね!

>>よく覚えてるねぇ。

そうだ、旅行に行ったの覚えてる?
>>行きましたっけ?

>>行ったんだよね、ジュリエッ

トのチップを集めてね、旅行行っ
たんだよ、3人で。

>>チップ集めて?

>>集めて。

>>あっ、そうですか。

>>写真が残っていました。

>>あります?

>>あるの。

>>どこ行きましたっけ?

>>それがね、行き当たりばった

りで行こうって言ってね。

予定立てないで行ったんだよね。
>>さすがだな、そのときらしい

な。
>>これ、私ですよ。

>>何をやってんだかな、これ。

>>何をやってんだ。

>>普通、

とっとかないんだけどね、

よくとってたと思って。
いい写真が一つあるんだよ。

>>なんですか?
>>これ。

どっちが先にはげるってやってん
の。

>>さらさらの毛で。

>>これがいいなと思ってね。

>>どっちが先にはげるかってや

ってたんだ。
20歳のころに。

>>20歳のころにね、もう。

>>少し思い出してきた。

>>思い出した?

>>すみません、どうも、お邪魔

しました。
どうもどうも。

>>頑張って。

>>どうも。

>>ちび、これが多摩湖だよ。

これが多摩湖、貯水池だよ、
これ。

ねぇ!

これが東京の水なんだよ、これ。

>>志村園長と。

>>ちび、虹だよ、虹。

ほら。
>>たくさんお散歩したちびは。

>>今度はどこに行くのかな?

>>今。

大相撲朝日山部屋の皆さんのもと
で、

愛情たっぷりに受けて暮らしてい
ます。

>>でも本当に志村さんのうれし

そうな顔とか、

いっぱい見てきましたけど、

もっともっとでれでれした顔のと
きあるよね。

>>あるわ。

>>あるよね。

>>お孫さんですね?
>>そうなんですよ。

>>人間とか動物とか関係ない。

パンくんに愛情いっぱいなんでも
教えた志村園長。

でも、スタッフ、まさか、こんな
ことまで本気で教えると思いませ

んでした。
>>いいね、いいね。

>>パンくんに恋のアドバイス。

初恋のお相手は。
>>あれ、

ポコちゃん?
ねぇ、あれ、ポコちゃん?

>>同い年の幼なじみ、ポコちゃ

ん。
>>パンくん、あの子が好きなの?

ねえ?好きなの?
>>では、恋の大作戦、

経験豊富な志村園長がキューピッ
ドで、スタート!

>>パンくん、パンくん、一応、
裸のつきあいだから、洋服脱ごう、

洋服脱ごう、これ、脱いで、
脱いで。

これ、脱いで。
それ、

取れるの?
パンツはいてんの?

これ取ってあげる、これは園長が
取ってあげる。

はい、取った。
脱いで。

ここにかけて。
パンツ姿、似合うな、パンくん。

ブリーフがいいね。
いい、

よくできた。
シャツ脱いで、シャツ。

シャツ脱いで。

そうそうそう。

はい、今度これ。
はい、これもかけて。

よし、行ってこい。

パン、座れ、パン、

座ってきな。
>>すると。

>>座った、座った。

座った、座った。

パンくん、

なんか緊張してるな。
>>パンくん、

どうしていいのか分からない。

すると、園長が。

>>手、握れ。

手、握れ。パンくん、手!自分の
手じゃない!違うよ、拍手じゃな

いよ、手を握るの、パンくん、
手を握るの。

>>すると。

>>そうそう。

>>思わず手拍子でごまかすパン

くん。
そのとき。

>>何あれは?

ポコちゃんに今、触られたの?

>>ポコちゃんは機嫌がいいよう

なので、次の作戦。
>>今度な、

パンくんの一番好きなブドウをあ
げよう。

パンくん、好きだけどもこれをポ
コちゃんにあげるの、

はいするの、はい。
はい、持って。

>>すると。

>>何やってるの?パンくん、

ポコちゃんにあげるんだっていう
の。

全部食っちゃったじゃん。
だめだよ。

>>パンくん、パンくん、食べち

ゃだめなの。
パンくん、食べちゃだめなの。

これ、ポコちゃんにあげるの。
分かってるの?

パンくんのためじゃないの、
ポコちゃんにあげるの。

手、持って。
>>今度はちゃんとあげられるの

か?

>>そうそう、持って。

あげて、仲直り。
ちゃんとポコちゃん、食ってるわ。

よしよしよしよし。
>>すると、うれしいのか、

パンくんは。

>>それは何なんだ、あのアピー

ルは。
踊り見せてんだ。

踊りで見せてんだな。

>>プレゼントで2人の距離も縮
まったところでもう一度。

>>パンくん、手握れ、手握れ!

パンくん、いけ。
おー。

よしよし。

>>パンくんが差し出した手に、

ちゃんとポコちゃん、応えてくれ
ました。

>>握った、握った。

チューは早いよ!パンくん、

チューはまだ早いよ。
でもかなりうまくいってそうだな。

まだ早いよ。
パンくん、まだ早いよ、積極的だ

な。
>>そして、

志村園長。
この瞬間をずっと待っていました。

>>出てきた、出てきた。

>>鳴いた!

>>よかった!生きてる!

>>感動だな。

>>本当に。

>>パンの子だよ。

>>プリンちゃん誕生。

志村園長もすぐに駆けつけて。

>>吸ってるね。

吸ってるね。
うん?

初めてだ。
大事な命だからな。

よし。よしよし。

>>プリンちゃん、

初めてのつかまり立ちも、志村園
長の腕で。

>>おー、立った、立った、

立った。
>>あらら?

あらー、立ってる。
>>プリンちゃん、立ったね。

俺が立てば立つのかな?
よしよしよし。

>>おー!園長、立ってますね、

完全に立ってます、今!足が伸び
てる、ほら。

足が伸びてます。
>>すごい、すごい。

よしよし。
>>しがみつきたいんだ。

>>よーしよしよし。

>>うわー!すごい、すごい、

プリンちゃん。
>>すごいな。

立ったね。
>>それからは熊本通い。

>>つかまってごらん、つかまっ

てごらん、ほら。
>>と。

>>おっ、おっ。

よしよし、よしよし。
つかまった。

おっ、おー!立ったね、今。
うっ、うっ、今、

立ったね、プリン。
>>つかまり立ちしたな。

>>立ったね。

はい、もう一回、立ってごらん。
>>すると、園長の目をじっと見

つめながら。
>>よし、おっ、おっ。

歩きそうだね。

すごい、すごいすごい。
おー、すごいすごいすごい。

すごいね。
>>このジャングルジムも、

志村園長からのプレゼント。
>>もう完全に普通に立ってるも

んな。
笑ってる、笑ってる。

笑ってる、笑ってる。

登った、登った。

すごいな。

>>けん垂した!あれ、今、
手だけでぶら下がりませんでした?

>>手だけでした?今。

>>今ね、これ、初めて見た!こ

れ、初めて見ましたね。

けん垂みたいでしたよね、今。
やっぱ園長見えるとね、なんかね、

初めてなことします。
>>すごい、

すごい。
すごい、すごい。

>>まるで、ねぇ、園長、

見て見てと言っているかのように。
>>今、

けん垂しましたね、完全に。
>>その姿にこの人は。

>>志村園長はですね、

とにかく動物と会っている時間は、

全身全霊で全部のエネルギーを使
って動物を愛してくださるんです

ね。
ですから、

一瞬で動物の心をとろかしてしま
うというのか、動物が心を開いて

しまう、これ、私が一番、園長に
教わったことです。

忘れられないのがですね、

ロケが終わったときに、パンくん
もプリンちゃんも、ああ、もう、

これでおしまいだっていうのが分
かるんですね。

ですからね、もう園長にしがみつ
いて、

ひーって声上げながら離れなくな
っちゃうんですよ。

私の手を振りほどいて園長の所に
走っていきましてね、そうすると、

園長がまたねぇ、振り返ってね、

もう帰れないよって言いながら、

パンくんやプリンちゃんを抱きし
めてくれるんですね。

>>パンくん、パンくん。

>>志村園長のことが大好きで、

一緒にいる時間が楽しい分、
パンくん、

お別れがさみしくて。

>>パンくん、もう一日終わっち

ゃったよ、パンくん。
はい、パンくん。

>>見習わないとな。

>>じゃあね、パンくんね、

バイバイ。
バイバイ。

またね。
>>お世話になりました。

パンくん、パンくん、どこ行くの?
>>何々?

なんだよ。
なんだよ、それしたいの?

分かった、分かった、はい、
パンくん、またね。

いいよ、いいよ、また会えるから。
バイバイ。

だから、分かった、分かった。
また遊ぼ、また遊ぼ、パンくん、

分かった、分かった。
パンくん。

バイバイ、はい。

バイバイ。
そのままだよ。バイバイ。バイバ

イ、そのまま。
そのまま。

バイバイ。

何?何?よしよしよし。
パンくん、はい、パンくん。

>>きょうスタジオに来たら、

本当に園長いないんだと思って。
きょう、私、

VTR見るの耐えられるかなと思
ってたんだけど、

見てたら、

なんか心が救われてった感じがあ
りました。

会いたくなったら、また見ようっ
て、思いました。

せっかくこんないい状態を残して

くれたんだから、

改めてみんなでこれからも守って
いきたいって思いました。

頑張ろうね。

>>頑張ります。

本当に園長の周りには、

たくさんの愛があって、

本当はもっと、

その愛情に包まれていたかったで
すけど、でも、目を閉じれば、

園長がいるので、だから、僕は前
を向きます。


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