前の三部作
読んでない人はこっちから読もう。
シュナムルさんまともな反論は一切してくれなくて。
実家で両親が健在なのに「弟家族の家に寄寓して姪の教育を担当してる」とか、妄想するにしても設定に無理あり過ぎだろ。こんなん笑う以外にどう反応しろと
反論が「実家で両親が健在なのに弟夫婦の家に居候してるわけがない」なのがもう語るに落ちてるってわからないんですか?「俺は妻子と住んでるのに」が正解ですよ。もし俺が「居候してる」ってあらぬ疑いをかけられたら、「俺は稼いで自立してるから居候する必要がない」って反論します。両親が健在なことは関係ない。つまりその前はずっと実家で両親に寄生してたな?
今日面白いツイートがあったので、リクエストのあったシュナムルさんの学歴を検証してみたいと思います。シュナムルさんは自称京大卒ですね。
恵まれた学歴経歴を手にした友人が、歳を取るほど自分の立ち位置からの視点でしか世の中を眺めなくなって、弱者を切り捨てる思考へ傾斜してゆくのを見ると辛い。他者の視点に立とうとすることは簡単じゃないけど、それでも常に意識して試みなきゃいけない
まずこれ。
そんな友達、縁切れば?シュナムルさん弱者だから辛いんでしょ?って思うんですけど、これ、多分縁を切れない相手なんですよね。
実家の夕食、株式投資の話に興じる妻や弟や親父たちの食卓を離れてソファで甥っ子とボール遊びしてる俺
弟と話してても、以前と比べてやっぱり右に少しずつ寄ってるんだよな。他国、とくに周辺国に対する見方を話す時にはっきりそれとわかる。でも本人は自覚してない。日本語世界の内部で完結した情報生活を送ってると、どうしてもそうなる。
実家で俺が哲学書を読んでる横で弟は経済誌を読んでて、何が悲しゅうて正月にまで金儲けの話なんかで目を汚さにゃならんのだと眉を顰めつつ、とりあえず弟とは末永く仲良くしようと心に誓った。
この、段々シュナムルさんの思いから外れて強者男性目線を持っていく弟が、冒頭のつぶやきとだぶって見えませんか?
俺は弟にアタマで勝てない、というコンプレックスはずっとあったけど、それはそれとして仲は良かったです。俺が親と喧嘩するときは、弟は常に俺の味方になってくれたし、弟が親に叱られるときは俺も必ず弟を弁護して親とたたかう、暗黙の同盟みたいなものがありました。
「年号が付いた大学は古いほど有名になるよなほら慶応大学、明治大学、大正大学」みたいな話してたら早稲田卒の弟がマックブック取り出してウイキペディアの年号のページをスクロールし始めたので「何やってんの…」「いや…早稲田って年号無いかと思って」
ねーよ
でももう、シュナムルさんが京大で弟が早稲田なら勝ってるんですよね。おかしくね?
うちは親父と叔父と従兄弟二人が京大で、なんかポリシー的にめっちゃ東大嫌いな一族なのかな、野球でいうアンチ巨人的なやつかなのなと思ったら、親父の従兄弟の息子が東大に入った時に親父が「名前載っとるで」ってサンデー毎日買って来て普通に喜んでて、なんだよ…ってなった
あれ????シュナムルさんは????どう考えても自分も京大なら自分も入れるよね?あと、本当にこんな一族なら、早稲田の弟はすげー肩身狭いと思うから、そこのエピソード絶対でると思うよ?でも一切ないんだよね。弟のほうが頭がいいというエピソードも将棋強いくらい。「そう思い知らされるくらい学歴とか目に見える形で負けてる」と思うんだけどね。
あとシュナムルさんは、年の近い弟と、年の離れた妹がいるっていうんですけど
六つ下の妹に対しては保護者に近い感覚だったので、今も娘と妹は俺の脳内で同じ引き出しに入ってるらしく、たまに娘を呼ぶつもりで妹の名前呼んだり、妹の話をしてるときに娘の名前で呼んじゃったりする。
ちなみに、兄弟姉妹が居る人はわかると思うんですが、「いくつ離れてるか」で覚えるから、たとえば「妹って何年生まれだっけ?」「えーと俺と○つ離れてるから○年だな」という思い出し方をするくらい、「いくつ離れてるか」は必ず覚えてるし、絶対に間違うことはありません。兄弟姉妹が居る人はわかるはず。
むかし俺のいない間に12個入りの生キャラメルを買って来た母が、居合わせた妹に「2人で6個ずつ食べよう」と提案したら、妹が「ダメ。お兄ちゃんの分も取っておくべき」とたしなめ、母に4個与えてから残りを部屋に持ち帰り、その8個を全て俺の帰宅前に平らげたあの事件を風化させてはならない。
わかりますか?「弟が消失」してることが。あと、もう一つ。妹から見たら、お兄ちゃんは二人いるので、「大きいお兄ちゃん」「小さいお兄ちゃん」って呼ぶはずで、「お兄ちゃん」だけ呼ぶのもおかしい。
大阪で大阪人の親から生まれた俺ですら、十代を千葉県で過ごした後に京大入って母語を使ったら「お前のエセ関西弁は気持ち悪い」と口々に言われたくらい、関西の言語純血主義は厳しい。気持ちは分かる。けどな…同僚の米国人たちは俺の英語発音がどんなに下手でも笑わず一生懸命聞いてくれるぜ…。
ちなみにこの通り、実家は千葉なので、弟が早稲田に通うために実家を出ていた(シュナムルさんが実家から通っていた)可能性はない。
というわけで、妹がイマジナリー、京大もイマジナリーかなって思いました。
おまけ
きのう何となく『もののけ姫』を借りてきたんですけど、久しぶりに見ると首とか腕とかめっちゃ飛びまくっててびびった。公開時に妹(当時9歳)と二人で観に行った記憶があるが、これ小学3年生に見せちゃマズかったんじゃねえかって20年ぶりに反省した
もののけ姫の公開当時、中3だった俺は小3歳の妹を連れて二人で見に行って、終わった後の妹の感想が「なんかすごく気持ち悪かった」だったのを憶えている。しかし今見ると普通にR15指定されそうな感じの描写けっこうあるねこれ。
このもののけ姫エピソードは、実感がこもっていて、本当にあったんだろうなと思います。でも妹じゃなくて、これは弟じゃないかなと。そういえば弟さんの歳がわかるようなネタはあんまり出てこないんですよね。シュナムルさんは妹の話はあんまりしないで弟の話ばっかりなのに。
つまり、弟が6歳差ですね。
つづき😉
いつもの人にまとめられてたよ😉