最初から読むならこちら
姪画伯の真作として発表されたこちら
そういえばギャラリーフェイクの34巻が10年ぶりくらいに出たんですぜ。このコマはそこからの引用ですぜ。
字も絵も違和感あるんだよねこの画像。俺にはパッと見でわかる。シュナ画伯の作だと直感する。そうしたら、あとは見当をつけて調べるだけ。
この場合は、過去の姪んとシュナんで真贋が確定してる作品と見比べれば答えが出た。
放課後は美術室に行って美術部仲間と駄弁りながら油絵を描いたり、部活のない日は図書室に篭ってハイデガー全集読んだりしてた。帰り道は池袋のリブロによく寄ってお小遣いの全額を本に換えてた。
ヒントはこれ。シュナムル画伯は油絵をやっていた。姪はやってない。ここに絵の違いが生まれる。
シュナムル画伯の作品
姪画伯の作品
わかりますかね?
シュナムル画伯は、「油絵の上から何度も筆を置いていく描き方」の癖で「一筆書きではなくて線を途中で切る癖」があるんですよ。姪画伯は基本一筆書きで顔の輪郭を描くし、右の絵は線が途切れているが、それははみ出て途切れている。シュナムル画伯の、「手前で切れている線」とは違います。
娘が段ボールで何かやってるから何作ってんのかと思ったら「洗濯物畳みマシーン」作ったとか言うんですよ。「おとうさんこの穴に洗濯物を入れたら畳まれて出てくるよ」って。凄くないですか。作動原理は極秘。ただ作動中はなぜか娘がいなくなるんで、多分その辺に秘密があると思うんですが
サインからシュナムル画伯の真作であるとわかるこの作品においても
このように、随所で線が途切れていることがわかります。
ではもう一度最初の絵を見てみましょう
シュナ絵!!!シュナん!!!シュナーーーーーーん!!!
間違いなくシュナムル画伯の真作です。
シュナムルさんが自分宛の手紙を書いてるということは、ひょっとしてシュナムルさんの娘はシュナムルさんの脳内に本当にいるのでは・・・?
おまけ
そういえばネがおかしいのわかりました?
これをあのシュナムルさんがわざわざ間違えて書いたと思うと味わい深くありませんか。シュナムルさん、ウッキウキでこのネタ仕込んだと思うんだけど、娘の設定年齢からいっておかしいと思わんかったんかな?
すげえそもそも論なんだけど、この紙飛行機、ここにチーズ貼り付けてあったら折れないんだけどね