(台北中央社)台湾が目指している、世界保健機関(WHO)総会へのオブザーバー参加について、安倍晋三首相は17日夕、官邸で行った記者会見で改めて支持を表明した。これを受け、外交部(外務省)の欧江安報道官が同日夜、歓迎と感謝の意を示した。
欧氏はまた、日本とは医療衛生・防疫面での全方位的なパートナー関係を深化し、共同で新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の抑制に尽力することを望んでいるとも述べた。
安倍首相は、今年1月30日の参議院予算委員会でも台湾のWHO参加の必要性を訴えていた。
台湾はは2017年以降、中国の圧力を背景にWHO総会へのオブザーバー参加ができていない。
(陳韻聿/編集:羅友辰)