前回のその後の展開を報告する。
我々はセブンイレブンの梅田エリアを担当する本社の責任者と交渉に入った。私の論点は以下の通りだ。
1.狭い出入口に多数の喫煙者が群がり、店を出入りする客だけでなく一般の通行人にまで、迷惑が及んでいる。
2.煙草を吸わない人への健康被害について、セブンイレブンはどう考えているか?
3.灰皿のある出入口だけでなく、その周辺にまで喫煙者が群がり、煙被害、通行妨害、煙草の吸い殻ポイ捨ての横行をどう考えているか?
昨日、私が携帯で撮った。矢印に灰皿が設置されている。
4.上記の状況は同じビルの入居者として言えば、著しく景観や環境を阻害してビルの値打ちを低下させているが、どう考えているのか?
5.セブンイレブン来客者が、出入口付近で煙草を吸っていた者の火が服に接触してトラブルになったと聞くが、セブンイレブン本社は把握しているか?
セブンイレブンの対面にも喫煙者が群がる。
これらを追求したところ、セブンイレブン側は「煙草を販売しており、煙草を買ってくれるお客様へのサービスと配慮のため。」の一点張りだった。
「では、セブンイレブンはラーメンや惣菜を販売してるのだから、店先でラーメンや惣菜を立って食べてもお客さんに文句は言えないのですか?」
と質問してみた。すると、セブンイレブンの本社スタッフはさすがに答えに窮し、持ち帰り検討すると言って帰った。
そして、先週金曜に返事があり
近々、灰皿を撤去します。
みなさんのメールに、「私もそう思います。店頭が煙たくて仕方が無い。頑張ってください。」という激励の中にも「セブンイレブンがそんな前例を作るわけが無い。全国のセブンイレブンに波及しかねない。」や「まさかセブンイレブンが一介の探偵の言うことを聞くはずがない。」という声が確かにあった。
しかし、意外にも最高の答えを導き出すことが出来た。
あとは本当に灰皿が撤去されるか否か。その結果は次号でご報告する。
明らかに間違っていることに対して、あきらめずに声を発し続けよう。
BOZZ(渡邉文男)