春マムシ

昨日は、夕方いつもの散歩コースを犬と歩いた。
スニーカーでゆっくりのんびりと、周囲の樹木の芽吹きやら花芽を楽しみながら。
犬は、首輪もリードも解かれているから、うれしくて自在に走り回っている。
そんな犬の動きも同時に追っていると、なんと足下に「マムシ」。

かなり大きなマムシだった。
すんでのところで踏むところだった。
まだ、こんなところにはマムシなんていないと油断をしていた自分を恥じた。
まあ、こちらが先に見つけたからいいものの、知らずに踏んでしまったらまちがいなく咬まれたであろう。

昔、ゴム長靴でマムシを踏んでしまったことがある。
マムシは、ゴム長の上から牙を立てていたが、ゴムなので貫通することはなかった。
以来、ゴム長はフィールドでは万能な履き物であることを悟り、もう40年もゴム長オンリー。
春になってマムシのシーズンがきたのだから、横着せずにこれからはゴム長生活をしなければならない。

もっとも、春のマムシは冬眠から覚めたばかりなのでそれほど攻撃的ではない。
踏んだり、触ったりしない限り噛みついてくることもない。
このため、車までカメラを取りに戻っても大丈夫と思い実行した。
そして、この写真を撮った。
それでも、用心だけは必要だから、50cmまでが接近限度。
マムシは、どんなに撮影されても攻撃態勢のとぐろを巻くことはなかった。

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春マムシ への8件のコメント

  1. C-NA より:

    こんばんは、マムシではないけど今年も早々と蛇に2度もご対面です。
    嫌いな人ほどよく出会うとか・・・余裕があればレンズも向けますが鉢合わせは困りますね。
    マムシは絶対に踏んではいけません。
    草むらで踏んで命を落とした母が身を以て教えてくれました。

    • gaku より:

      マムシとのニアミスはこれまでたくさんありますが、いつ出会っても「ドキッ」っとします。
      そして、思うことは油断してはならない、ということです。
      身近にマムシで亡くなった方がいるということは、ほんとうに心痛みます。
      お互いに、フィールドでは用心しましょう。

  2. oikawa より:

    以前、田舎の普通の道(舗装道路)で、娘と虫を見ていて、その真下にマムシが2匹もいたのには、本当に焦りました。自然の危険はどこに潜んでいるか見当もつきません。

    • gaku より:

      自然界の危険は、やはり「未然に察知」することにつきると思います。
      そのためには、いつも細心の注意力です、ね!

  3. 野人 より:

    立派なマムシですね、お見事な太さです。
    笑われますが、昨年(5月初め)明らかに通常の蛇とは姿形が違う、今まで見たことのない蛇を見ました。
    その時、こういう蛇の姿を見てツ○○コと言うんだと確信しました、驚きというより、納得しました。
    勝手な想像ですが、それは新種の蛇ではなく、奇形、突然変異の蛇ではないかと・・・
    宮崎さんはこの手の話し、好きですか(笑)

    • gaku より:

      ツチノコ伝説は数あれど。
      しかし、マムシが実際にネズミを呑んでいればほんとうに絵に描かれているようなツチノコそっくりです。
      そんな胴の太いマムシをこれまで何回か見ましたし、実際にマムシを捕獲して消化してしまうまで観察したこともあります。
      その結果は、呑んだネズミの体毛が糞になって出てきて、通常マムシになりました。
      なので、ツチノコ伝説はそこからきているのではないか、とボクは思っています。

      • 自由飲酒党総裁 より:

        蛇を消化中にどこかの役場(ツチノコ情報にカネを出すと言っていたところがありましたね)に知らせれば、話題になったのでは? 惜しいことをしましたね。

        • gaku より:

          あはは、
          役場に連絡して話題になるころには消化が進み「普通マムシ」になっちゃっている、ことになりますたぶん。。