センテンスごとに学ぶ
giantには「巨人」という意味もありますが、経済ニュースで企業を形容する場合は、「業界大手」や「巨大企業」を指します。
smartphoneのsmartは「賢い」、phoneは「電話」であることから、smartphone「スマートフォン」をあえて日本語で説明するなら、「高機能電話」のように言えます。
5Gはfifth generation「第5世代」の移動通信システムという、最新で最速の携帯電話の通信規格を略した表記です。
connectivityは「接続性、つながっていること」で、5G network connectivityは「5G通信網につながる能力のことです。
from this springのfromは、startingとかbeginningといった意味合いで使われています。
OLEDは、organic light emitting diode「有機発光ダイオード」の頭文字を取ったものです。
high-definitionは「高解像度の、高精細の」という意味で、4K high-definition imagesは「4Kの高画質画像」です。液晶画面の4Kは画素数を示し、数字が大きいほどきめ細かい高画質になります。4Kディスプレーの画面は、水平解像度が約4,000画素であることから4Kと呼ばれています。この表記方法では1,000=K「キロ」です。
前置詞per「~あたり、~ごと」の使い方に注目してください。数値表現+per+単位の形で、「単位あたりいくら」を表すことができます。例えば、50 kilometers per hourなら「時速50キロ」です。ただし、perを使わずに数値表現+単位で表記することもできます。前述の時速の例においても、perを省略して50 kilometers an hourとすることがありますし、ほかにもthree meals a day「1日3度の食事」などがこれにあたります。
come cheapは「安価で手に入る」という意味で、not come cheapは「安くはない、高くつく」です。
likelyは「~とみられる」という副詞です。
ここでのpriceは「価格をつける」という動詞ですから、be priced at ...は「~の価格がつけられる」です。900ドルは10万円近い価格になります。
three major mobile carriersは、日本の携帯大手3社を指しています。carrierは、音声やデータを通信網で運ぶ「通信事業者」です。ちなみに、「航空会社」という意味で使われることもあります。
high-speedは「高速の」で、5G通信規格が高速であることを示したものです。
deviceは「機器、装置」で、ここではソニーの新しいスマートフォンを言い換えたものです。
face competitionは「競争に直面する」で、toughは「厳しい」ですから、face some tough competitionは「いくぶん厳しい競争に直面する」です。
the marketは「携帯電話市場」を指しています。
capableは「能力がある」という形容詞ですが、名詞とハイフンで結びついて「~対応の」という意味を持つことがあります。5G-capableは「5Gに対応した」です。
Samsungは韓国の電子機器メーカー「サムスン電子」、Huaweiは中国の電子機器大手「ファーウェイ」です。
take the leadは「先行する、主導権を握る」という表現です。5G機器の開発においては、ソニーは海外勢を後追いする形になっています。