札幌市は4月24日、新たに新型コロナウイルスに感染した14人の詳細を発表しました。

 院内感染が発生している北海道がんセンターで新たに2人の職員、札幌呼吸器科病院で1人の職員の感染が確認されたほか、給食調理員、消防職員の感染も明らかになりました。

■北海道がんセンター

・40代、60代女性委託職員(いずれも軽症)

 これで北海道がんセンター関連は57人となります。

■札幌呼吸器科病院

・50代女性病院職員

 これで札幌呼吸器科病院関連の感染は47人となります。

 その他の詳細は以下の通り。

・20代男性 消防職員(札幌市手稲消防署の出張所勤務)

22日に発熱や頭痛の症状がでて24日に陽性判明

発症2日前の勤務から勤務先にいて、一般市民との接触はないということです。

職員1人が自宅待機をしているということです。

・40代女性 学校給食調理員(札幌市立新琴似緑小学校での感染は3人目)

12日に味覚障害や咳の症状が出て、一度味覚障害は回復したものの咳が継続し、22日に陽性と判明。

学校は4月13日から臨時休業中で、消毒済みです。

・年齢性別職業ともに非公表

・50代女性アルバイト(すでに感染判明の40代男性会社員との濃厚接触者)

・30代女性

・40代男性会社員(すでに感染判明の20代男性会社員との濃厚接触者)

・10代男性会社員

・20代女性看護師

・40代女性介護士

・30代女性(職業非公表)

・40代男性会社員

 感染が確認された14人のうち、感染経路が不明は7人です。

 4月24日は北海道内で22人の感染が確認されていて、北海道内での感染は562例となります。