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【経済】

中国、マスク材料価格が40倍に 新規参入で不良品が続出

 【上海共同】新型コロナウイルス感染症の流行を受けて中国でマスクの材料の需要が急増し、価格が半年前の約40倍に高騰した。多くの業者が生産に新規参入して不良品が続出し、当局が取り締まりを強化。中国政府が医療物資を各国に送る「マスク外交」を展開する中、品質の確保も課題になっている。

 20日付の共産党機関紙、人民日報系の環球時報(英語版)によると、マスクの材料となるメルトブロー不織布の価格が1トン当たり約70万元(約1060万円)で、半年前に比べ約40倍という。

 メルトブロー不織布を作ればもうかるとみて異業種からの参入が続出した。

 中国遼寧省の工場でメルトブロー不織布を生産する作業員=20日(新華社=共同)

 中国遼寧省の工場でメルトブロー不織布を生産する作業員=20日(新華社=共同)
 

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