今回の主役は「鶏むね肉」です。
その鶏肉特有の臭みをとって、やわらかくしてくれるのが「塩」、そして、
勢いでひと瓶買ってしまったものの、飲み切れずちょろっと残っている「ウイスキー」。これがいい仕事をしてくれます。
日本酒で酒蒸しをするのと同じ効果で、ウイスキーで保水力が上がり鶏むね肉がパサパサになりにくいんです。香ばしい風味もかすかに残るので、口に入れた時の香ばしさは底上げ! レンジからふわりと漂ってくるウイスキーの香りがたまりません!
でも、食べるときはアルコール分は飛ぶので、嫁さんも娘も「ウイスキー使ってるの全く分からないわ、胸肉しっとりしてて香ばしくていいわね」と言うほど。お酒が飲めない人も大丈夫です。
それでは今回もサクッとつくていきますよー!
かめきちパパの「鶏むね肉のウイスキー蒸し」
【材料】2人前
- 鶏むね肉 1枚(200~300gくらい)
- 貝割れ大根 1/3パック
- レモンくし切り 1/8個
- あればトマト 適量
- 塩 2g
- ウイスキー 大さじ3
(A)
- マヨネーズ 大さじ2
- 醤油 小さじ1
- 練りわさび 小さじ1/3
作り方
1. 鶏むね肉は皮をとり、ウイスキーと塩がよくしみ込むよう、フォークで両面を6~7ヵ所ずつ刺します。
2. 塩を全体にすり込んで5分ほどおきます。
ちなみにこの塩、今回もそうなんですが「材料の重さの1%相当」を使うことが多いので、塩1gがどれくらいか把握しておくと量る手間が省けて便利。私の場合は手の平にこれくらいで2g、今日のレシピで使う量です。
3. 鶏むね肉を耐熱容器に入れ、ウイスキーを全体にかけ、
ラップをふんわりとかけます。
4. 600wのレンジで6分加熱し、そのまま粗熱が取れるまで置いて余熱で火を通します。
おいしい蒸し汁が出るので、これも使います。
5. 蒸した鶏むね肉を5mm幅くらいに切り、貝割れ大根、トマト、レモンなどと一緒に器に盛って、4の蒸し汁をかけて完成。(A)を混ぜたわさびマヨ醤油をつけていただきます。
ウイスキーはしっかり分量通りに!
冷めてもしっとり美味しい「鶏むね肉のウイスキー蒸し」。飲みながらつまむのにもぴったり!
コクのあるわさびマヨ醤油がよく合います。もも肉で作っても美味しいんですが、少し冷めたら脂分が出てきて固まるので、やっぱりむね肉がウマいと思います。
ウイスキーは、量が少ないと肉がかたくなりやすいです。しっかりと分量通り、気持ち多めでもいいのでしっかりふりかけてください。あと、レンジで加熱している途中でラップが破れたら蒸し焼きになれへんので、4分くらい経ったらチェックしてみるといいと思います。
そうそう、もちろん日本酒があまっているなら日本酒で蒸すのもあり。日本酒蒸しなら辛子マヨ醤油で食べるのが美味しい! 日本酒もウイスキーも常備している酒好きさんは、両方作って食べ比べするのもええと思いますよー。
作った人:かめきちパパ
調理師免許と食育アドバイザーをもつ主夫。うるさいお姫様2名と「お弁当・命!」の嫁さんとの4人暮らし。ご飯のおかずからお酒の肴まで和・洋・中なんでも作ります。「楽しく作って、楽しく食べる」そんな楽ウマ料理を楽しんでいます。
- ブログ:SAKE TO RYOURI
- レシピブログ:かめきちパパさんのmyレシピブック
企画協力:レシピブログ
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