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・まだ聴いてない人は聴いてみてください。この記事の主幹にあたる楽曲です。
この記事を書くに至った経緯
最近神社アレンジをあまり作っていなくて、かつオリジナル曲のアイデアも浮かばず、ふと久しぶりに神社アレンジを作ろうと思い立って三つほど投稿しました。
一番最後に出したのがこのダブステップ神社でしたが、曲開始からドロップまでの間、「軽い」というコメントが多くありました。
・私は主にエレクトロミュージックを作っているのですが、これらはまた「ベースミュージック」と呼ばれるように、ベース(Bass)と言われる低い音に重点が置かれた音楽です。要はこの音楽にとって一番重要な要素はこのベースなのです。
・その作ったベースミュージックが「軽い」と言われたら、それはつまり一番重要な要素が欠けているということになります。最初そのコメントがあったときは顔を真っ赤にさせつつツイッターで「俺の曲、軽くないよね?」と必死に自己暗示をかけて何とか心を落ち着かせようとしました。「ま、多少(の煽り)はね?(震え声)」
・しかし動画が伸びるにつれ、「軽い」のコメントも増えていきます。「むしろ重いってなんだよ(哲学)」「俺耳悪いのかな」と思わざるを得ない。
・しかし、ここまで軽いと言われるには理由があるに違いない!「軽い」と言われる理由を探ろう。これが今回の経緯です。
泣きそうでした
・では、早速その理由を探ってみましょう。
検証『音を見る』
・曲の「音」を詳しく知るためにはまず「耳」を使って調べる方法があります。しかし僕の場合耳でいくら自分の曲を聴いても「軽い」と言われる理由がわかりませんでした。そこで使用するのがこれ。
Serato DJ Intro・PCDJなどを使用する際、このようなDJソフトが必須です。DJソフトは曲を繋ぎやすくするため、波形を表示してくれます。この波形を見ることによってどのような音になっているのかを判断します。
・まずは波形の見方から説明します。
・では早速、ダブステップ神社.ZomboAu5の波形を見ていきましょう。
・縦軸が音量の大小
・横軸が時間の流れ
・色は
赤いほど音程が低く、重い感じ
青いほど音程が高い、軽い感じ
というのがだいたいの見方です。
この画像で言うと赤くて音量が大きく、一定の間隔で刻まれているのがキックまたはスネアだということがわかりますね。
・赤は「キック・スネア・ベース」などの低い音
・青は「ハイハット・ホワイトノイズ」などの高い音
・緑や黄色は「リード・シンセサイザー・プラック」などの中音域の音
と理解すると良いと思います
・ダブステップ神社.ZomboAu5・全体的に赤めですね。赤いということは音程が低い。つまり………な~~~~~にが軽いだ軽いどころか重いじゃないか!(憤怒)
最初のドロップの後の波形です。
赤くなってんぜ?
音量も最大音量が出ているし、音圧としても問題ないんじゃない?(適当)この話題は終わりっ!閉廷っ!平和が一番ですよ~~~~~!
???「ちょっと待って?」
・ん?
「プロのが入ってないやん」
「プロの曲の波形が見たかったからこの記事見たの!」
・おっ……そうだな………
・では次にプロの曲の波形を見てみましょう。
・Rage Valley - Knife Party・え、なにこれは…赤いどころか、青に近いじゃないか!というか白?紫にも見えるし、これもうわかんねえな。
は?
・次(のプロの曲も)行こうぜ
・Right In - Skrillex・やっぱり青いじゃないか(呆れ)
オォン!アォイ!
三つの波形の比較・この結果からわかることは、「ダブステップ神社よりも、プロの作った曲の方が高音の主張がはっきりしている」逆を言うと、「ダブステップ神社は高音の主張が少なく、こもったような音になる」ということです。プロの曲に「太い感じ」や「パリっと感」がある秘密は「高音」にあったんですね…。プロの曲を聴いた後にダブステップ神社を聴くと、なんだか「もっさり」したような音になりますね…。はっきりわかんだね。
考察
一言
Links
・Rage Valley - Knife Party
・Right In - Skrillex
・ダブステップ神社.ZomboAu5の元ネタになった楽曲です。
・Metronic - Au5
・Terror Squad - Zomboy
・DTMerが使っているDAWを調査しています。よかったら投票してください。[終了しました]
・DAW調査結果
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