【プチ鹿島のプチ時評】「ヤングマン運動」で憂鬱など吹き飛ばして

プチ鹿島
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 緊急事態宣言が7都府県に発令され、自宅で過ごす時間が多くなります。先週私がパーソナリティーを務めるラジオ番組で「あなたの気分転換の方法」についてメッセージを募集しました。この時期どうリラックスするか大事ですよね。

 リスナーの声でまず多かったのは「お風呂」。入浴剤に凝ったり、読書をしたりと家の中で特別な空間にする人が多かった。私が提案したいのは朝風呂です。午前中から何だか贅沢(ぜいたく)な気分になる。家で仕事がない日は朝風呂からのビールなんていかがでしょう。温泉宿気分です。これで野球中継があれば完璧だなぁとつい思ってしまいましたが、早く日常が戻るために今が踏ん張りどころ。

 あとリラックス法で多かったのは近所の「散歩」。私は2月くらいからシェアサイクルをよく利用しています。自転車移動なら電車なども使わずに済むので仕事でも重宝しました。運動不足解消にもなる。都内では借り方も簡単になっています。外出が必要なときの移動手段として、そして近所を1人で散歩する際のメニューとしてシェアサイクルはいかがでしょうか。

 最後に、これぞ最強の気分転換!を紹介します。それは西城秀樹さんの「ヤングマン」を聴くことです。「憂鬱(ゆううつ)など吹き飛ばして」という歌詞もあるほどですが、とにかくゴキゲンになる。ラジオでこの曲をかけたら大反響でした。1日1回聴いてみるといいかもしれません。これも提案なんですが、ラジオ局は「ヤングマン運動」をやってみてはいかがでしょう。体を動かす運動と人々の気持ちを明るくさせる運動という2つの意味で。私の番組では今後しばらくこの曲をかけることにしました。

 こういう時期はスターの発信が勇気を与えたりしますが、ヒデキは永遠に偉大です。(時事芸人)

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