国立大学法人 東京農工大学
農学部 共同獣医学科
白井 淳資 教授
愛玩動物、家畜を中心に、ウイルスについて長年研究を行う。
日本獣医師会 関東・東京合同地区学会 産業動物獣医学会会長。
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春は動物たちが活動する時期。ウイルスを持っている野鳥などの生物も活動的になるため、愛犬の散歩、とくに菌に免疫がない子犬は気をつけましょう。人はもちろん、愛犬も家にウイルスや菌をできるだけ持ち込まないよう、玄関では、ペット用のウェットティッシュなどで除菌を。また、玄関に除菌スプレーをかけることを習慣にしてください。
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春はカビ菌に要注意。カビ菌は、人や犬の体へもよくありません。吸い込むと呼吸の不調につながったり、皮膚などにトラブルが起きることも。目に見えるようになる6月より前、つまり春の時期にしっかり除菌ができれば、湿気の多い時期にカビに悩むこともなく、快適な梅雨を迎えられます。
- 毎日使うものは除菌習慣を
- 犬のベッドやおもちゃなど、毎日使うものでも洗いにくいものは、除菌ケアを。犬はよだれがでやすいので、天日干しもまめに行うとよいでしょう。
- 除菌状態をキープ!
- 除菌スプレーを使うと効果的!1度除菌スプレーをした後、拭き取って、乾いてからさらにスプレーするダブルケアがオススメ。