【北京共同】日本語を学んだ北京の病院職員らが新型コロナウイルス感染症に関する中国の知見を日本に伝えようと、中国政府が公表した資料などを手弁当で翻訳している。日本の病院にマスクも送り、医学分野で交流を深める。日本からの謝意に「中国人と日本人が協力し、難局を乗り越えたい」と力を込めた。
発案した孟華川さん(35)は、日本の無償資金協力で建設された北京市の総合病院「中日友好病院」で国際交流を担当する職員。
最新の専門用語もあり当初は翻訳に頭を悩ませた。孟さんは中国で医師の資格を持つ日本人に協力を要請。両国の約20人で精度を高めて仕上げた。
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