9月入学「選択肢の一つ」文科相、休校期間「来月末まで延長」求める声も
JNN/TBS
4月28日(火)13時23分
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千葉県習志野市は、来月6日までとしていた公立の小中学校や幼稚園などの休校について、来月末まで延長すると発表しました。足りなくなった授業時間は、7月下旬以降の夏休み中に補う予定だということです。
「3食つくるのが大変です」(保護者)
「コロナウイルスにかからないのが第一だから、それはそれで良い判断じゃないか」(小学5年生)
埼玉県も27日、県立学校の来月末までの休校を発表していて、休校期間延長を決める自治体が相次いでいます。
一方、大阪府の吉村知事と宮城県の村井知事は27日、「9月入学」導入を求める考えを相次いで示しました。村井知事は、学校再開は全国的に9月で足並みをそろえるよう全国知事会を通じて政府に提案したいとしています。
「(Q.9月入学について)急にはできないですよね。準備がないと」(保護者)
「(Q.休校について)致し方ない。場合によっては、もっと延長してもしょうがない」(塾講師)
「地方自治体の皆さんも一緒になってやるから、この際、オールジャパンで子どもたちの学びを確保するためには、もうこれしかないんだと。本当に一緒に考えていただけるんだとすれば、一つの大きな選択肢にはなってくるかなと思います」(萩生田光一 文科相)
萩生田文部科学大臣は28日朝、現状の方針はあくまで「学校の一日も早い再開に向け学びの保証だ」としつつも、9月入学について「選択肢の一つとして文科省でシミュレーションをしている」と述べました。
9月入学をめぐっては、国民民主党などからも導入を求える声があがっています。(28日11:21) JNN/TBS