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ブログの構成案をつくる手順6つと注意点3つ【実例公開】

悩んでいる人

ブログは文章構成が重要ってよく聞くけど、実際どうやって作ればいいの?いつも500文字くらいが限界なので、構成づくりを覚えて読まれる文章を書きたい!ブログ初心者の僕でもわかるように解説してほしい!

こんなお悩みを解決します。

本記事の内容

・ブログ記事の構成案とは?
・ブログの構成案を作る手順6つ
・ブログの構成案ができたら文章執筆する
・ブログの構成案をつくる時の注意点3つ

本記事の信頼性

この記事を書いている僕は、現在ブログ歴1年3ヶ月ほどです。
当ブログは月間27万PV、ブログ収入は月300万円以上となっています。

今回は、ブログライティングで重要な、「記事構成案をつくる手順」についてお話していきます。

ブログ初心者にとっては、1本の記事を書くだけでも相当大変ですよね。しかし、記事構成を作れるようになれば、読者に読まれる文章を書けるようになります。

実際、僕は本記事でご紹介する手順で300本ほど記事を書いてきたおかげで、1ヶ月で27万回も読まれるブログをつくることができました。

ブログライティングがうまくいかず困っている方は、構成づくりの手順をご自身でも試してみてください。最初は慣れなくて大変かもですが、少しずつ慣れてくるはずです。

それでは、前置きはこの辺にして、早速ご紹介していきます!

もくじ [表示]

ブログ記事の構成案とは?

まずは、構成案とはそもそも何なのか、どうして作るべきなのかについて、簡単にご紹介していきます。

構成案とはライティングの設計書のこと

構成案とは、ライティング設計書のようなものです。

どんなことを構成案に書くかというと、

  • タイトル
  • ディスクリプション
  • 各見出し(H2, H3)
  • リード文

といったことを組み込みます。

実際、本記事も1時間くらいかけて作成した構成案に沿って、ライティングを進めています。

Tsuzuki

構成案を作る理由は「読者に読んでもらうため」

構成案を作る理由は、読者に記事を読んでもらうためです。

なぜなら、構成案を作ることで、

  1. SEOを意識することができる
  2. 読者にベネフィットを伝えられる

という2方向の効果があるからですね。

SEOに強いコンテンツが作れて、読者にとっても最後まで読みたくなる記事が作れるなら、構成案を作らない理由はないですよね。

ブログ初心者ほど、思いつきで記事を書くので、途中で「あれ?結局何が言いたいんだっけ?」となってしまうことがあります。

Tsuzuki

それを解消するのが、構成案です。

構成案を作るコツは「読者をリアルにイメージすること」

構成案を作るコツは、読者をリアルにイメージすることです。

なぜなら、宛先が決まっている文章は、具体性が増して、読み手に深く刺さるからですね。

例えば、「おすすめのマンガ」を紹介するとき、全国民に向けて書くのと、あなたの親友に向けて書くなら、親友の方が内容や伝え方をイメージできますよね?

読者をリアルにイメージすることで、何を求めているか想定できるので、結果として読み手に刺さる文章を作れます。

構成案を作るときも、読者をリアルにイメージしましょう。

ブログの構成案を作る手順6つ

続いて、ブログ構成案を作る手順6つについて、解説していきます。

ブログの構成案を作る手順6つ

手順①:キーワードを設定する
手順②:想定読者をイメージする
手順③:検索ニーズを深堀りする
手順④:検索ニーズから見出しをつくる
手順⑤:読まれるためのリード文をつくる
手順⑥:タイトル・ディスクリプションを決める

手順①:キーワードを設定する

まずは、キーワード選定をしていきましょう。

キーワードを決めることで、

  1. SEO流入を狙うことができる
  2. 読者の課題をイメージできる

という、構成案の基礎部分を作ることができます。

例として、本記事のターゲットキーワードである、「ブログ 構成案 作り方」で考えてみます。

キーワードを設定する
キーワード設定

キーワードを決めたら、手順②へと進んでください。

キーワード選定の方法について具体的に知りたい方は、下記の記事をどうぞ。

>> SEOキーワード選定の方法を4つの手順で解説【選び方のコツ】

手順②:想定読者をイメージする

次は、想定読者をイメージしていきます。

ターゲットキーワード

「ブログ 構成案 作り方」

想定読者

・1年前の自分(ブログ3ヶ月目)
・文章の構成案の作り方のコツを知りたい人
・ブログの文章を上手に書けるようになりたい人

こんな感じで、自分が実際にイメージできる想定読者を決めればOKです。

想定読者
想定読者

本記事では、上記のように設定してみました。

想定読者としては、

  • 過去の自分
  • 友だち・同僚・家族
  • ドラマの登場人物
  • アニメのキャラクター

など自分がリアルにイメージできる人を選びましょう。

想定読者を決めたら、次の手順へと進みます。

手順③:検索ニーズを深堀りする

次は、想定読者が抱えている検索ニーズを深堀していきます。

検索ニーズには2種類あり、それぞれのニーズを設定してあげることが重要です。

①:顕在ニーズ

読者が自分で気づいており、顕在化しているニーズ

②:潜在ニーズ

読者が自分で気づいていない、潜在的なニーズ

本記事では、下記のように検索ニーズを設定しました。

検索ニーズ
検索ニーズ

本記事の顕在ニーズ

・ブログの構成案の作り方
・実際の構成案の例について
・構成案の重要性について

本記事の潜在ニーズ

・構成案を作る上での注意点
・検索ニーズの調べ方
・キーワード選定の方法

こんな感じですね。

僕は、検索ニーズを考えるのに、15分ほどかけています。

潜在ニーズを考えるコツとしては、

  • 顕在ニーズが満たされたら何を求めるか?
  • 構成案を作る上でセットで知るべきことは何か?
  • 競合記事ではどんなことが語られているか?

といった視点で考えてみると出てくると思います。

僕は検索ニーズ出しに慣れたので、上記のようにシンプルになっています。初心者の方は、箇条書きで10個くらい検索ニーズを出してから、絞っていくとやりやすいと思いますよ。

Tsuzuki

検索ニーズが設定できたら、見出しを作っていきましょう。

検索ニーズの重要性については、下記の記事でご紹介しています。

>> SEOで検索意図が重要な理由とは?【調べ方・記事に活かす方法も解説】

手順④:検索ニーズから見出しをつくる

次は、検索ニーズを元に見出しを作ります。

見出し化する優先度としては、

  1. 前提として知っておくべきこと
  2. 顕在的な検索ニーズ
  3. 潜在的な検索ニーズ
  4. まとめ

といった順番で、読者が知りたいことから書いていきましょう。

本記事の、H2, H3それぞれの見出しについては、下記のような感じで作成しています。(あわせて、関連記事も設定しておけると、内部リンクの抜け漏れが減ります。)

見出し設定
見出し設定

顕在ニーズと、潜在ニーズを見出しの中に組み込むことが重要です。

見出しをつくる時は、

  • 5W1Hで抜け漏れをチェック
  • H2にキーワード入っているかチェック
  • 見出しだけで記事内容がわかるかチェック

といった観点でチェックしてみましょう。

僕は、見出し作成で30分ほどかけています。

見出しができたら、リード文を作成していきましょう。

手順⑤:読まれるためのリード文をつくる

次は、リード文(冒頭文)を作ります。

リード文は、「読者が記事を読むか判断する足切りポイント」なので、読むべき理由を訴求していくのがコツです。

リード文の要素4つ

①:読者の悩みを提示
②:悩みの解消を提案
③:解消できる理由を解説
④:読み進めるために背中を押す

例えば、本記事でいえば下記のように、リード文の中に4つの要素を入れています。

リード文
リード文

ブログ初心者の方は、「③:解消できる理由を解説」で、「自分なんて説得力ないかも、、、」と思うかもしれません。

その場合の対処法としては、他者の権威性を借りてみるのがおすすめです。

どういうことかといえば、「◯◯という書籍でも語られています」といった感じで、説得力を訴求する感じですね。(ウソは絶対にNGですよ。)

リード文ができたら、タイトル・ディスクリプションを決めていきましょう。

手順⑥:タイトル・ディスクリプションを決める

次は、タイトル・ディスクリプションを決めます。

タイトルを決めるコツ

・30字前後におさめる
・キーワードを含める
・記事内容を要約する
・数字などで読者の気を引く

ディスクリプションを決めるコツ

・100字前後におさめる
・キーワードを含める
・タイトルに書ききれない要素を含める

コツとしては、上記のような感じですね。

本記事では、以下のように設定しています。(Googleドキュメントに書いており、このまま下に本文を書いていく感じです。)

ブログの構成案ができたら文章執筆する

構成案が完成したら、ブログを書き始めましょう。

すでに、下記については決まっているので、あとは各見出しごとに本文を書いていけば完成します。

  1. タイトル
  2. ディスクリプション 
  3. リード文
  4. 各見出し

また、検索ニーズや想定読者も決まっているので、その人に向けて文章を書けばOKです。

途中で文章が止まりそうになったら、「自分がこう言ったら、相手はどんな反応や質問をしてくるかな?」という感じで、架空の会話をイメージすると書きやすいですよ。

Tsuzuki

各見出しに対して、「この見出しは300文字くらい」みたいに文字数を割り当てると、全体の文字数も調整できるので余裕がある人は試してみてください。

具体的なライティングのテクニックについては、下記の記事で詳しく解説しています。

>> 売上UPするブログアフィリエイト記事の書き方を解説

ブログの構成案をつくる時の注意点3つ

最後に、構成案をつくる上での注意点をご紹介します。

構成案をつくる時の注意点3つ

その①:リアルな読者をイメージすること
その②:検索ニーズへの回答以外は省くこと
その③:本文が長くなりそうなら見出しを増やすこと

その①:リアルな読者をイメージすること

1つ目は、読者をリアルにイメージすることです。

何回もお話してきましたが、リアルに想像できると、相手が何を求めているのか理解できるので、記事構成が作りやすくなります。

よく「ペルソナ」を設定しましょうなどと言われますが、顔が浮かぶ人を設定すればOKですよ。

リアリティのないペルソナよりも、リアルにイメージできる実在の人物です。

Tsuzuki

その②:検索ニーズへの回答以外は省くこと

2つ目は、検索ニーズへの回答以外は省くことです。

なぜなら、読者が求めていることより、自分が伝えたいことが優先すると、読者としては読み進めようと思わないからですね。

例えば、本記事で「構成案の作り方」を知りたいのに、「ブログ執筆の苦労」ばかり伝えられたら、読むのがイヤになりますよね。。。

検索ニーズ以外は、省きましょう。

その③:本文が長くなりそうなら見出しを増やすこと

3つ目は、本文が長くなりそうなら見出しを増やすことです。

スマホが普及してから、ブログアクセスの大半はモバイルからになっています。

本文が長文化しそうであれば、見出し化して文章に強弱をつけましょう。

読者は本文がダラダラ続くと、スクロールしているうちに文章に飽きてしまいます。

Tsuzuki

まとめ:構成案づくりを工夫して読まれるブログを書こう!

今回は、ブログの構成案をつくる手順6つと注意点3つを、ご紹介してきました。

ブログ初心者でも、本記事でご紹介した手順に沿って構成をつくることで、読者から読まれる文章を書けるようになります。

毎回、記事構成に時間がかかると思いますが、何本も書いて定着させていきましょう。

ブログライティングに慣れてきた方は、収益化にもチャレンジしてみるといいですよ。月5万円を目指す方法について、下記の記事で解説しています。

>> アフィリエイトで稼ぐ手順を解説する【月5万円コース】

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